ポラスグループ ポラス株式会社
ポラスグループ ポラス株式会社(本社:埼玉県越谷市 代表取締役:中内晃次郎)は2021年11月30日より、大学院や大学、高等専門学校、高等学校等に通う学生を対象に 「第9回POLUS -ポラス- 学生・建築デザインコンペティション」を開催いたします。本コンペティション(以下:コンペ)は2014年に、ポラスグループ創業45周年の記念事業の一つとして第1回を開催し、昨年の第8回は、応募作品数557件という過去最多のご応募をいただき、将来の建築業界を背負う学生の、素晴らしいアイデアに触れることができました。
今回の第9回は、「終わらない家」をテーマに、木の家による魅力的なアイデアを募集いたします。本コンペの実施を通じて、建築の道を志す学生の自由で新鮮な発想(アイデア)を表現・公表する機会を設け、将来活躍が期待される学生の方々を応援するとともに、建築業界の発展に貢献できればと考えております。
発表は、2022年6月中旬に開催予定の公開審査会会場で行うと共に、公式WEBに掲示します。また、応募作品の中から実物件への具現化の可能性も図ります。 (公式HP https://kenchiku.co.jp/polus)
【テーマ】:「終わらない家」
終わらない、は考えたくない言葉である。 建築においても、竣工という「時間の終わり」や、敷地境界線や所有区分という「空間の終わり」は絶対的な条件であって、これを大前提、あるいは適応条件として、デザインは考えられてきた。 しかし、よく考えると、私たちの生活には時間的にも空間的にも「終わり」はあるのだろうか。部屋という終わりを出て、家や敷地という終わりを出て、時には街や国境という終わりを出ても経験は続いていくし、竣工という建設行為の終わりも超えて人の生活という行為は続いていくものである。つまり「終わる=時間的・空間的な境界」は社会を成立させる便宜的なお約束であって、本質的なデザイン背景ではないのでないだろうか。 今回考えてもらいたいのは、時間的、空間的な「終わる」を踏み越えた住宅・住宅群・そして都市について、である。それは例えば、サステナビリティやエコロジーの問題として考えることもできるだろうし、コミュニティや生業の問題として捉えることもできるだろう。更には時間的、空間的な限定を前提とした従来の建築「作品」の定義をも更新することになるのかもしれない。 もちろん提示された敷地を超えて建築物というモノを作ることは、現実のプロジェクトと同様に基本的にはできないが、それ以外のコトやシステムなどは越境することは可能である。終わらない、をデザインの前提に据えた時に見えてくる、これからの「家」や「街」の可能性や豊かさを提示してもらいたい。 |
「第9回 POLUS -ポラス- 学生・建築デザインコンペティション」概要
■主催 ポラス株式会社(https://www.polus.co.jp/)
■テーマ 「終わらない家」
■審査委員
審査委員長 西沢 立衛 (横浜国立大学大学院Y-GSA教授)
審査委員 今井 公太郎 (東京大学生産技術研究所教授)
原田 真宏 (芝浦工業大学教授)
中川 エリカ (中川エリカ建築設計事務所)
ポラス株式会社 社内審査委員1 名 以上5名
■賞
賞金総額 100万円
最優秀賞 1 点 50万円
優 秀 賞 1 点 20万円
入 選 3 点 各10万円
佳 作 数点 (賞状のみ)
■作品締切日 2022年5月9日(月)消印有効
■応募資格
2022年4月1日時点で、大学院、大学、短期大学、高等専門学校、専修学校(各種学校)、高等学校、等の学生である こと。
■作品条件
内容:「終わらない家」のテーマに沿った作品
敷地:別図参照
規模:敷地内に7世帯程度の住宅
構造:木造
■登録方法
公式HP より応募登録をしてください。(2021年11月30日(火)~2022年5月9日(月))
公式HP〈 https://kenchiku.co.jp/polus〉
■発表
2022年6月中旬予定の公開審査会会場で発表するとともに、公式HPにて入賞結果を発表します。
【応募に関するお問い合わせ先】
POLUS -ポラス- 学生・建築デザインコンペティション事務局 ㈱建報社内
公式HP〈https://kenchiku.co.jp/polus〉TEL:03-5224-9335
別図
敷地:図のような環境にある区画です。