土地の売却経験者に聞いた「もっとこうすればよかった…」。後悔なく土地を売るために本当に必要なサポートは?
身近な家族や親戚の中でも、空き家問題に直面しているという方も多いのではないでしょうか?
自分は関係ないと思っている方でも、ライフスタイルの変化などにより、いつ自分に降りかかるかわからない問題でもあります。
実際に空き家の多くは、高齢者が住んでいたり、親から相続したりすることで残った実家なのです。
今回は、土地売却経験者に売却理由や不動産会社を選ぶポイントについて伺っていきたいと思います。
<調査概要>
調査概要:土地売却に関しての調査
調査期間:2023年11日7日(火)
調査機関:WEBアンケート(設問選択・記述式)
調査対象:土地を売却した経験がある方
調査人数:100人
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土地売却の理由。多くは住み替えのタイミングで手放したと回答
はじめに、土地を売却することになった理由を伺ったところ、「住宅の住み替えのため(46.0%)」「相続関連の都合のため(42.0%)」「市場として売り時だったため(32.0%)」という声が上位に集まりました。
ライフスタイルの変化や、市場の動きを加味して土地を売却した方が多いようです。
相続した土地を保有している方も多いであろうことから、何らかの理由でその土地を離れることになった方の多くは、その土地を手放しているのかもしれません。
いつ自分自身に降りかかるかわからないため、相続した土地を持っている方は特に日頃から情報収集を怠らないことが重要だと言えるでしょう。
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不動産会社の選定に関する調査。地域の知っている不動産を利用した方が最多
土地を売却する際には、不動産会社を選定後、査定をしてもらう必要がありますが、どのように探したのでしょうか?
不動産会社はどういった方法で探したのか伺ったところ、「地域の知っていた不動産屋(55.0%)」と回答した方が最も多い結果となりました。
古い実家の土地を相続する方も多いことが予測できることから、地域の不動産にお願いすることが安心するのかもしれません。
また、次に多かった回答が「インターネット検索(53.0%)」でした。
土地売却に強い不動産を求めてインターネット検索で探した方も多いようです。
不動産会社を探した方法について明らかになりましたが、具体的に何社ほど査定依頼をしたのかも伺ったところ、上位3つは「1社のみ(32.0%)」「2社(31.0%)」「3社(21.0%)」となりました。
1社〜2社の回答だけで半分以上を占める結果から、もともとお願いする不動産をある程度決めていた方が多かったのかもしれません。
続いて、不動産会社の選定は何をポイントに行ったかを伺ったところ、「地域に根差した会社かどうか(56.0%)」と回答した方が最も多い結果となりました。
やはり、昔から知っている地元の不動産などにお願いする方は多く、信頼や土地勘に期待している方もいるのかもしれません。
では、最終的な決め手は何だったのでしょうか?
売却を依頼した不動産会社の決め手について伺ったところ、「安心・信頼できるスタッフ(56.0%)」「地域に根差した知見があるか(42.0%)」が上位に挙げられました。
選ぶポイントに入っていた地域性ではなく、最終的には安心できるスタッフがいるかが選定の基準になっているようです。
自分だけではわからないことが多く、知識が必要な土地売却において、信頼できるスタッフがいることは非常に心強いことでしょう。
しかし、実際に店舗を訪れたりお話をしない限りスタッフの人となりはわかりません。
失敗しないためにも、自身が求める条件を軸に、複数の不動産会社から比較検討することが大切なのではないでしょうか?
今後、土地売却を予定している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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実際の売却額はどうだった?4割は査定額通りに売却できたと回答
では、実際に売却した際の金額は、査定価格に対してどうだったのか伺ってみましょう。
最も多い回答が、「査定価格通りで売却できた(40.0%)」でした。
4割の方は査定価格通りに売却ができたようですが、裏を返せば6割の方は減額になっていることもわかります。
ここまで、土地売却に関する調査を行いましたが、満足度はどうなのでしょうか?
土地売却全体の満足度について伺ったところ、「どちらかといえば満足(54.0%)」「満足だった(23.0%)」という結果となり、8割近くの方は満足だったことがわかりました。
前問で6割の方が減額になっているにも関わらず、満足と回答した方が一定数存在するようです。
一方で、不満足と回答した方が約2割いましたが、どのような理由でそう思ったのでしょうか?
土地売却において不満だと感じた理由について伺ったところ、「想定よりも売却の金額が低かった(65.0%)」と金銭的に不満を感じている方が多いことが明らかになりました。
また、「勝手がわからずかなり手間がかかった(48.0%)」という回答も次に多かったことから、経験がない土地売却に慣れておらず苦戦した様子もうかがえます。
最後に、「次にまた土地を売る機会があったらこうするのに…」と思うことを聞いてみました。
実際の声
・より知識を身につける
・面倒だが査定する社数を増やして少しでも高く買ってくれる会社を探す
・より良い時期に売却する
・市場相場を確認して高くなる時期に売る
・納得するまで相見積もりをとる
・一括査定サイトと地元に根ざした不動産を併用して任せきりにしない
・事前の調べを密に行うこと
検討する社数は多めにピックアップし比較検討することが重要なようです。
また、地域の不動産にお願いした方も多いようでしたが、任せきりにせず自発的にインターネットで調べるなどして対応したほうが良い、と経験者は考えていることもわかりました。
不満足な理由に挙げられていた金額を下げずに売却するためにも、事前に自身の所有する不動産のエリア相場を調べたり、経験者の声を参考にしてみてくださいね。
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まとめ:土地売却は事前のリサーチと信頼できるサポートが重要!
土地売却経験者への調査を通して、土地売却には不動産会社からのサポートだけでなく、自身でもリサーチを行い、納得したうえで売却を進める必要があることがわかりました。
実際に、約6割の方は査定額よりも減額する形で売却が成立しており、査定依頼社数も1社が最多という結果でした。
最終的に満足した方は多かったものの、比較対象がないからこその結果かもしれません。
一生に一度の機会に失敗をしたくはありませんよね。
大きな金額が動くからこそ、早めのリサーチと信頼できる会社に査定を依頼することが土地売却を成功させるうえで非常に重要になるのではないでしょうか?
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土地売却にはサポート充実の「住まいの窓口 ハウスボカン」
今回土地売却に関する調査を行った株式会社sumarchは、不動産流通事業として「住まいの窓口 ハウスボカン」を愛知県内で10店舗展開しており、毎月100組以上の土地売買のご成約を支援しています。
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当社「ハウスボカン」には毎月多くの購入希望の問い合わせをいただきます。
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ハウスボカンの「購入リクエスト(https://www.housebokan.co.jp/buy_order)」は、エリアごとの購入希望者の条件やリアルタイムの件数がわかるため、安心して土地売却を任せることができます。
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まずはお気軽にご利用・ご相談ください。
■会社概要
社名:株式会社sumarch
代表取締役:鳥居 儀彰
ハウスボカン:https://www.housebokan.co.jp/buy_order
TEL: 052-526-1395
FAX:052-526-1396