月曜日, 12月 23, 2024
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高齢者や外国籍の方など住宅確保要配慮者に対するお部屋探し支援の取り組み事例をご紹介「百人百通りの住まい探し 100mo!」イベントを初開催

高齢者や外国籍の方など住宅確保要配慮者に対するお部屋探し支援の取り組み事例をご紹介「百人百通りの住まい探し 100mo!」イベントを初開催 | 株式会社リクルートのプレスリリースhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002309.000011414.html“/>https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/11414/2309/11414-2309-0ad6596d04db4e36e9c8bdde8112bc9c-1200×630.jpg?format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&width=480&height=360“/>

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高齢者や外国籍の方など住宅確保要配慮者に対するお部屋探し支援の取り組み事例をご紹介「百人百通りの住まい探し 100mo!」イベントを初開催

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:北村 吉弘、以下当社)が運営する「SUUMO」では、2021年より住宅確保要配慮者※の方々や、住まい探しに困難を感じている方へも豊かな住まい探しを提供できるよう、「100mo!」プロジェクトを立ち上げ、活動しています。

国土交通省の調査によると、居住支援法人に寄せられる住まいに関する相談件数は近年増加傾向にあります。入居相談の理由は、病院や施設からの退院退所や家賃負担の増大、近隣トラブル、失業や収入減などさまざまで、住まい探しに困難を感じている方が増えてきていることがうかがえます。

当社でもこうした方々に対してこれまで十分な情報提供ができていなかった課題感から、賃貸事業で掲げる「百人百通りの住まいとの出会いを、もっと豊かに。速く。日本中に。」というミッションの下、本プロジェクトを開始するに至り、2023年11月30日に、住宅確保要配慮者の方々が置かれている状況の理解促進や不動産業界での取り組み活性化を目的とした「百人百通りの住まい探し 100mo!」イベントを初めて開催しました。イベントでは住宅確保要配慮者の住まい探しに意欲的に取り組まれていたり、知見をお持ちの不動産会社さまをお招きして、各社の取り組みのご紹介とその表彰や、「住宅確保要配慮者への取り組み実態・ポイント、今後の賃貸業界に向けて」をテーマにしたパネルディスカッションなどを実施しました。

各社の取り組み内容は以下の通りです。

※住宅確保要配慮者:法令(「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律」と国土交通省令で「住宅確保要配慮者」として定められている考え方を指し、本プロジェクトにおいては「シングルペアレント」「外国籍の方」「高齢者」「LGBTQ」「障がい者」「生活保護受給者」の6属性を対象としています。

イベントの様子

1. 表彰企業と取り組み内容

株式会社ニッショー(名古屋市北区)

断られ続ける高齢者賃貸入居に対して管理・仲介が一枚岩となった入居者向けサービスを提供

2013年、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)が話題となり、建築ラッシュでもあったころ、賃貸住宅を求めて来店した高齢者には紹介できる物件が極めて少なく、たらい回しになってしまう状況だった。来店されるのは介護を必要としていない元気な高齢者。自社で管理から仲介まで一貫して行っているニッショーだからこそ、管理・仲介が一枚岩となった入居者向けのサービスが提供できるはず。「誰かが始めないと…」という思いで、社内で起案しプロジェクトチームを発足し、「シニアライフサポート」のサービス設計を開始。毎日の電話での安否確認サービス、24時間365日無料の駆けつけサービス、防犯や防災に加えライフ監視センサー・救急ボタン等を設置し、高齢者とその家族が安心して暮らせるサービスを提供している。

株式会社長栄(京都市下京区)

高齢者や外国籍の方など入居希望者を断らないスタンスで各種サポートサービスを提供

国内外から多くの観光客を呼び込む京都市。エリアの特性上、供給数の限られる賃貸物件においては、孤独死などのリスクが不安視される高齢者や、保証人のいない海外からの留学生・外国人の入居を断るケースが多々起きていた。創業以来、「入居者ファースト」を掲げてきた長栄は、「オーナーの収益の最大化」も目指しながら、厳格な入居審査を維持しつつ、知恵と工夫で高齢者や、外国人などのお部屋探しが困難な層の入居希望者を積極的にあっせんしていくスタンスで各種サポートサービスを提供。高齢者に対するコールセンター・セキュリティー会社等と連携した見守りサービスの提供や、自社管理物件の入居者であった留学生を従業員として採用し、外国人への各種手続き・トラブル防止説明会の開催、母国語でのサポート実施など、入居者一人ひとりに向けた居住支援の輪を広げている。

株式会社三好不動産(福岡市中央区)

すべての人に快適な住環境を提供するため、NPO法人を立ち上げた住宅転貸、外国籍やLGBTQの方向けなど多様な取り組みを実施

外国人や高齢者、LGBTQ、DV被害者、被災者など、抱える問題や事情に違いはあれど、「すべての人に快適な住環境の提供をしたい」という基本姿勢の下、さまざまなニーズにいち早く応えてきた。「身寄りがない」「高齢だから」などの理由で通常の契約が困難なケースに対応するため、NPO法人を自社で設立し、オーナーと高齢者の間に入って住宅を転貸。また、留学生の急増に伴い、外国人従業員を採用し、外国人入居者を積極的に受け入れ、定期巡回による見守りや生活のサポートを実施している。さらに、LGBTQの方向けには、LGBTQの人たちが抱える悩み事や問題点を把握するため、社内研修会や勉強会を企画・開催。社外向けの発信機会も増え、行政や異業種ともタッグを組みながら活動を広げている。

メイクホーム株式会社(東京都足立区)

障がいのある人の部屋探しに伴走。「完全管理システム」でオーナーの不安・リスクを排除

高齢者や低所得者、精神障がいのある人や車椅子の人など、住まい探しが困難な人たちへのサービスに特化したメイクホーム。社長自身や従業員・家族に障がいのある人も多く、住まい探しから保証人対応、物件の改修、病院付き添いまでさまざまなサービスを提供中。特徴的なスキームは『完全管理システム』。築古などで空室になっているアパートを、投資家から預かった資金でリフォームして住まいを必要としている人に提供。トラブルなどは全てノウハウのある同社が対応することで、オーナーの不安やリスクを排除し、安定的・長期的な家賃収入を還元。「いつでも・どこでも・どんな理由でも、何か連絡があったら、断らずに必ず駆けつける」。目指すのは「救急総合病院」のような存在。不動産業ではなく、福祉や生活支援、介護・看護や見守り等も含めたトータルサポートを全国へと広げていく。

2. 「100mo!」プロジェクト責任者のコメント

一人でも多くの方が安心して住まいと出会えるように

私たちリクルートが存在する意義は、社会への貢献の他にありません。これまで当社が取り組んできたのは、「不」の発見とその解消です。世の中のどこに不足があり、何の不満や不便があるのか。その数々の「不」を察知し、それを解消することに取り組んでまいりました。

昨今、住宅確保要配慮者と呼ばれる方々の数は増えており、これまで賃貸業界においても、そうした方々のためにできることを模索し続けてきましたが、残念ながら満足度が高いお部屋探しの機会を提供できているとは言えないのが現状です。これは私たち「SUUMO」はもちろん、賃貸業界全体で共に向き合い、解決していくべき社会課題であると考えています。

リクルートの賃貸事業では「百人百通りの住まいとの出会いを、もっと豊かに。速く。日本中に。」をミッションとして掲げ、事業を行っています。われわれも社会の一員として、一人でも多くの方が安心して住まいと出会えるようにお手伝いをさせていただきたい。そんな思いで「100mo!」プロジェクトを立ち上げ、賃貸業界全体で住宅確保要配慮者の方々に対する取り組みを進めてまいります。

株式会社リクルート 賃貸Division ディビジョン長 中村 明

▼リクルートについて

https://www.recruit.co.jp/

▼本件に関するお問い合わせ先

https://www.recruit.co.jp/support/form/

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