日曜日, 12月 22, 2024
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フィリピン大手デベロッパーとの合弁会社「Federal Land NRE Global Inc.(FNG)」メトロマニラ及びマニラ郊外にて、2案件の販売活動を開始

 野村不動産株式会社(東京都 新宿区/代表取締役社長: 松尾大作、以下 野村不動産)は、2022年3月にフィリピンの大手デベロッパーFederal Land, Inc.(メトロマニラ マカティ市/Chairman : Alfred V. Ty、以下FLI)と設立した合弁会社Federal Land NRE Global Inc. (以下 FNG)が、フィリピン メトロマニラ マンダルヨン市において推進している住宅案件、フィリピン カビテ州において推進している宅地分譲案件を、2023年11月19日より販売開始したことをお知らせいたします。

 FNGは2022年3月に、長期に亘りフィリピンにおいて不動産開発事業へ取組むことを目的に、野村不動産とFLIによる合弁会社として設立し、初期案件として、フィリピン国内において4エリアの開発用地(総面積約250ha)を組入れました。この度は、マンダルヨン市・カビテ州の2エリアにおいて、それぞれ「SORA Tower at the Observatory(以下SORAタワー)」(住宅)及び「YUME at Riverpark」(宅地分譲)の販売を開始いたしました。

 野村不動産はFNGを通じて、FLI及びNRE両社のシナジーに基づく、 “JAPAN CONCEPT”を活かした商品計画、そしてお客様第一の精神に基づいた他社との差別化を図るとともに、フィリピンの人々へよりよい生活や時間を提供してまいります。

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■本リリースのポイント

1.フィリピンにおける長期のゴーイングコンサーン合弁事業において、初期に組入れた物件の販売活動を開始

2.メトロマニラにおける大型複合開発事業および、マニラ郊外における約230haの長期大型タウンシップ事業

3.”JAPAN CONCEPT”を活かした商品計画を通じ、フィリピンの人々へよりよい生活や時間の提供を目指す

1. SORA Tower at the Observatory

The Observatory (旧称:マンダルヨンプロジェクト)について

 FNGは初期物件として、メトロマニラにおける2つのエリアを開発用地として組入れております。この度、マンダルヨンエリアにおいて進めている、複合開発事業「マンダルヨンプロジェクト」を「The Observatory」とし、同事業における1棟目となる分譲住宅棟「SORAタワー」の販売開始をすることとなりました。

 「The Observatory」は、約4.5haの広大な土地に、最高48階・合計8棟の住宅、1棟のオフィス、低層階の商業施設を有した住宅を中心とした大型複合開発です。同敷地の前面にはパシグ川が流れており、眺望が開けているため、同敷地からはBGCの街並みを一望することが可能です。

SORA Tower at the Observatoryについて

 分譲住宅棟「SORAタワー」は、今後開発を予定している7棟の住宅と比べ、敷地入り口から最も近い場所に位置しており、下記記載の商品計画を予定しております。

・BGCの眺望を享受できる南向き住戸を多く備えた住戸計画

・職住近接を求める若い世代の居住者に向け、コワーキングスペースやカラオケスペース等を計画

・スタジオタイプ(28㎡)~3ベッドルーム(148㎡)までとし、スタジオタイプと1ベッドルームで約85%の割合

・住戸には「日本のライフスタイル」をコンセプトとした収納計画等を採用

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<物件概要>

プロジェクト名

SORA Tower at the Observatory

用途

住宅

延床面積

約4.5万㎡

総戸数

650 戸

面積帯

28㎡(スタジオ)~148㎡(3ベッドルーム)

竣工・引き渡し

2030年予定

(参考) The Observatory 事業エリア(マンダルヨンエリア)について

 マンダルヨンは、フィリピンの首都圏であるメトロマニラのうち、主要都市エリア(BGC、マカティ、オルティガス)に囲まれた利便性の高い地域です。主要幹線道路であるEDSA通りから至近の立地であることに加え、新たに開通したBGCオルティガスリンクブリッジによりBGCへのアクセスが向上した交通利便性に優れたエリアです。なお、エリア内において新たに地下鉄等のインフラ計画も予定されています。周辺は職住近接を嗜好する若い世代の評価が高い地域でもあります。

<広域図>

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2.YUME at Riverpark

カビテプロジェクトについて

 FNGは、カビテ州イムス市及びジェネラル・トリアス市に合計約230haの土地を取得し、30年超にわたる大型タウンシップ開発を進めております。この度、エリア内におけるタウンシップの1つの名称を「North Riverpark(ノースリバーパーク)」とし、同開発区域内において初となる宅地分譲事業「Yume at Riverpark」の販売を開始することとなりました。

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Yume at Riverparkについて

 「Yume at Riverpark」は、約18haの敷地をFNGが宅地用途に造成し、お客様に販売をする宅地分譲事業であり、下記記載の商品計画を予定しています。

・敷地内に約1.3haのセントラルパークを計画するほか、大庇を備えた日本デザインのクラブハウスや、共用部を計画

・本事業が位置するノースリバーパークには、新高速道路(CALAX)の出入り口が開通する予定

・またノースリバーパーク内には、2025年よりSMシティ ジェネラル・トリアス(商業施設)の開発着手を予定しており、今後の生活利便性の向上が期待される

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<物件概要>

プロジェクト名

YUME (ゆめ) at Riverpark

用途

宅地分譲

敷地面積

約18ha

総区画数

約300戸

面積帯

300~527㎡

竣工

2026年より順次引渡し予定

(参考) カビテプロジェクト 事業エリア(カビテ州)について

 カビテ州は、フィリピンの中心機能が集積するメトロマニラに隣接し、フィリピン最大の人口(約430万人[i])を有する州です。メトロマニラと接続する既存高速道路(CAVITEX)に加え、新たに延伸高速道路(CALAX)が開通する見込みであるなど、更なる交通利便性の向上が期待されます。

 FNGは、“ノースリバーパーク”、“サウスリバーパーク”、“ダウンタウン”と呼ばれる3エリアにおいて事業推進中であり、この度販売開始したカビテ宅地分譲プロジェクト(YUME at Riverpark)は、ノースリバーパークにおける事業となります。

[1] Philippine Statistics Authority; Census 2020

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3.今後の展開について

  野村不動産グループでは中長期経営計画の中で海外事業を成長分野の一つと位置付け、2031年3月期までに海外事業への約5,500 億円の投資と、同期間までに海外事業による利益比率を全体の15%以上を目指す方針を掲げています。

 当社グループでは、FNGをフィリピンにおける拠点と位置づけており、FNGが組み入れているセブPJ、メトロパークPJ(ベイエリア)の両案件については来年以降の販売開始を予定しているほか、The Observatory、カビテ(ノースリバーパーク、サウスリバーパーク、ダウンタウン)においても継続的に開発を進めてまいります。今後もフィリピンを重点対象国の一つとして捉え、各エリアにおいて事業を推進し、お客様や地域社会に対して付加価値を提供してまいります。

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