~暮らしの安全・にぎわい創出のために~
株式会社一条工務店(代表取締役社長:岩田 直樹、以下「一条工務店」)、学校法人興福寺学園 花園こども園(理事長:大塚 文俊、以下「花園こども園」)、イオンリテール株式会社(代表取締役社長:井出 武美、以下「イオンリテール」)は、「一条タウン西伊場」(静岡県浜松市)に設置する太陽光パネルを活用し、エネルギー環境価値の地産地消と脱炭素化を推進することで、地球環境への負荷を低減し、持続可能な未来を築いてまいります。
イメージ
■「一条タウン西伊場」について
・「一条タウン西伊場」は、「浜松版スマートタウン開発」の第1号認証プロジェクトとして JT(日本たばこ産業)浜松工場の跡地を複合開発し、マンションと戸建て住宅の住居エリア、保育施設のある文教エリア、スーパーやクリニック、カフェ等が並ぶ商業エリアの3つのエリアで構成されます。
一条工務店は、住居エリア・文教エリアの施設開発、イオンリテールは、「イオンスタイル浜松西伊場」を核テナントとするSC「そよら浜松西伊場」をはじめとする商業エリアの施設開発を連携して手掛けます。
一条タウン西伊場 完成予想CG
■「一条タウン西伊場」におけるエネルギー環境価値の地産地消と脱炭素化の推進について
・本スマートタウンプロジェクトでは、太陽光パネルを活用し、地域の持続可能性と未来のエネルギー需要の対応に取り組みます。環境負荷低減と経済発展を両立させることで、より良い社会の実現に貢献していきます。
各エリアにおける取り組みの詳細
1.住居エリアにおける取り組み
住宅エリア空撮
・住居エリアでは、使用する電力を大きく上回る太陽光・ガス発電を見込み、住居エリアで生まれたエネルギーの環境価値を、隣接する商業施設やタウン周辺の地域で有効活用することを検討してまいります。
■戸建住宅(181区画)
・大容量の太陽光パネルと蓄電池を採用すると同時に、高性能なサッシや断熱材を使用することで断熱性・気密性を高め、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)基準のエネルギー効率を目指します。
また、V2H(Vehicle to Home)の設置を促し、電力の自給自足を推進していきます。
■新築分譲マンション(92戸)
・ガスコージェネレーションシステムの「エネファーム」を全戸に採用し、より効率的な発電を行える体制を整えます。
・「エネファーム」により削減したCO2の環境価値は、J-クレジット制度を利用し地元企業に買い取られ、入居者にポイント等で還元される予定です。
・共用部へ供給する電源は、PVとCO2フリー電源を併用することで、実質CO2フリー100%を達成します。また、敷地内駐車場(電気自動車区画)のEV充電器へも給電することで、モビリティーの脱炭素化へも対応します。
2.文教エリアにおける取り組み
・花園こども園を中心に合計約200kWの太陽光発電設備を設置し、発電した電力を自らの施設で消費することで、電力自給率を高めます。
また住居エリア同様に、文教エリアで生まれたエネルギー環境価値についても商業エリア等での有効活用を検討していきます。
3.商業エリアにおける取り組み
・「そよら浜松西伊場」をはじめとした大型店舗の屋根に太陽光発電設備を設置し、発電した電気を商業エリアの全ての店舗でシェアします。これにより自家消費率を高め、電気使用量の約28%を太陽光発電で賄う計画です。
なお、季節や時間帯によっては、太陽光発電量が電力需要を上回ることが想定されるため、余剰電力を近隣の施設へ供給することで、地域の脱炭素化にも貢献する計画としています。
また、商業エリアの各店舗がCO2フリー電気(非化石証書)を使用することで、太陽光発電と合わせ、商業エリアで使用する電気は全てCO2フリー電気になります。
商業エリア&文教エリア 空撮
<太陽光パネルの設置予定容量>
住居エリア/戸建て住宅:2,000kW(見込値)マンション:30kW
文教エリア/200kW
商業エリア/890kW
合計/3,120kW
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■会社概要
【株式会社一条工務店】
所在地:東京都江東区木場5‐10‐10
代表者:代表取締役社長 岩田 直樹
【学校法人興福寺学園 幼保連携型認定こども園 花園こども園】
所在地:静岡県浜松市中区西伊場町77番1号
代表者:理事長 大塚 文俊
URL:https://www.hana.ed.jp/publics/index/79/
【イオンリテール株式会社】
所在地:千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1
代表者:代表取締役社長 井出 武美