一般社団法人リノベーション協議会（東京都渋谷区・理事長：山本卓也）が定める優良なリノベーションの品質基準に適合する適合リノベーション住宅「R住宅（読み：アールジュウタク）」が、株式会社りそな銀行（大阪府大阪市・代表取締役社長：岩永省一）および株式会社埼玉りそな銀行（埼玉県さいたま市・代表取締役社長：福岡聡）と、株式会社仙台銀行（宮城県仙台市・代表取締役頭取：鈴木隆）が提供する住宅ローンの金利優遇条件となりましたので、お知らせいたします。りそな銀行及び仙台銀行は、リノベーション協議会の賛助会員であり、R住宅適合による住宅ローンの金利優遇は、全国でも初めての取り組みとなります。
リノベーション・オブ・ザ・イヤー2022受賞作品より住宅事例イメージ （左：株式会社ルーヴィス事例、右：株式会社sumarch事例）
リノベーション協議会は、建設事業者、不動産事業者に加え、住宅設備メーカー、メディア、金融機関、検査機関等中古住宅の流通とリノベーションに関わる業種・業界を超えた会員企業と共にリノベーションに関する技術や手法等の標準化、普及活動、事業環境整備を推進してまいりました。
当協会が普及を目指す「R住宅」は、きちんと検査をしたうえで必要な改修工事を施し、その記録を住宅履歴情報として保管、万が一の不具合に対してもアフターサービス保証が受けられ、ユーザーが安心して選べるリノベーション住宅です。「R住宅」が金利優遇条件となることは、ユーザーの経済メリット創出につながり、「R住宅」の更なる普及を後押しすることにつながります。
当協議会は、今後も会員企業と連携しながら、既存ストックの性能や価値の再生および向上によって、誰もが自分の価値観に合わせて、自由に、安心して住まい選びができる市場づくりを推進していきます。そして、その先に結実するストック型社会の到来により、地球環境にやさしく、「真に豊かな」住生活の実現に寄与してまいります。
りそな銀行・埼玉りそな銀行「SX住宅ローン」
りそなグループは、カーボンニュートラルの実現に向けた地域社会のSX（※）に貢献するため、環境等配慮型住宅の普及強化に取り組んでいます。その取り組みの一環として、環境等配慮型住宅を購入されるお客さまに向けてつくられた、さまざまな特典が付いた専用商品「りそなSX住宅ローン」の該当条件の一つに「R住宅」が指定されました。
※：りそなグループではSXを「持続可能な社会に向けた世の中の変化を先取りし、企業のビジネスモデルや個人のライフスタイルを自ら変化させていくこと」と整理し、金融サービスを通じてお客さまのSXの実現を応援します。
株式会社りそな銀行 https://www.resonabank.co.jp/
株式会社埼玉りそな銀行 https://www.saitamaresona.co.jp/
仙台銀行「住宅ローン」
宮城県仙台市を中心に住宅ローン商品を提供する仙台銀行において、提供する住宅ローンの金利引き下げ条件の一つとして「R住宅」が指定されました。
株式会社仙台銀行 https://www.sendaibank.co.jp/
一般社団法人リノベーション協議会について
消費者が安心して既存住宅を選べる市場をつくり、既存住宅の流通を活性化させることを目的に、2009年7月に発足したリノベーション業界団体です。現在、業界・業種の枠を超えた815社（正会員606社、賛助会員192社、特別会員4名・9法人・4自治体）が参画し、優良なリノベーションの統一規格「適合リノベーション住宅」を定め、建物タイプ別に品質基準を設定、普及浸透を推進しています。区分所有マンション専有部に関する品質基準を満たす「Ｒ１住宅（アールワンジュウタク）」、区分所有マンション共用部も含む品質基準「Ｒ３住宅（アールスリージュウタク）」、戸建住宅の品質基準「Ｒ５住宅（アールファイブジュウタク）」が運用されており、適合リノベーション住宅発行件数は、累計68,532件（2023年３月31日現在）。2022年6月からは、R1住宅エコ基準も運用開始し、地球環境にもやさしいリノベーションの普及を目指します。
また、本年より中古住宅流通とリノベーションの提供に必要な知識を総合的に学ぶことができる新たな資格制度「リノベーションコーディネーター資格制度」を創設。リノベーション業界に関わる人材の知識や技術の底上げや、他業界からの転職、新卒採用等、採用機会の拡大や人材定着につなげ、中古住宅の流通とリノベーションの活性化に寄与してまいります。
名称 ：一般社団法人リノベーション協議会
理事長：山本 卓也
設立 ：平成21 年5月20日
住所 ：東京都渋谷区渋谷2-2-2青山ルカビル4F
