ドキュメント制作発表会
高齢者住宅を造るサプライアー団体である高齢者支援事業者協議会(略称;高支協 事務局:東京都千代田区/会長 菊地通晴)は、高齢者住宅の現状と課題の分析を行い、どのような住宅であったら「自立」した状態から「終末期」まで安心して住み続けられるのか、私たち高齢者住宅支援事業者が考える高齢者住宅とは何かを、とりまとめたドキュメント「私たちのエルダーリビング~明日の高齢者住宅~」を刊行致しました。
介護保険が2000年に施行されて以来、特別養護老人ホームや有料老人ホーム、グループホーム等、様々なカテゴリーの高齢者向け住宅・施設の整備が進展しました。高齢者住宅・施設の選択肢は増えたように見えますが、これらの「 施設 」が、入居者にとって本当に心地よい場所であり、将来ずっと住み続けられる場所であるかどうか疑問が残ります。最も大切なことは、高齢者が最期まで住み慣れた環境で生活し続けることができる「 住宅 」であるかどうかです。私たちはこの課題に焦点を当て、「こんな高齢者住宅に住みたい」をテーマにこのドキュメントを制作致しました。
このドキュメントは、現在供給されている有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の課題分析を実施し、団塊の世代が求めている高品質な生活空間とは何か、高支協が考える高齢者住宅とは何か、についてまとめた内容になっています。「私たちのエルダーリビング」は、高支協メンバーによるそれぞれ専門分野からの知見をまとめたもので、居住スペース、省エネ・創エネ、照明と内装、衛生設備、庭、食事、睡眠、リハビリ、福祉用具、コミュニケーション、認知症ケア、ターミナルケアなど、多岐に渡る分野についてまとめています。
高支協は、「私たちのエルダーリビング」が高齢者住宅に興味をお持ちの方々をはじめ、すべての高齢者住宅に関係がある方々に対して、高齢者の質の高い生活を支える一助となることを願っています。
つきましては、下記の通り「私たちのエルダーリビング~明日の高齢者住宅~」の発表会見を開催いたします。ご多忙とは存じますが、発表会に是非ご出席いただきますようお願い申し上げます。
記
日時;2023年10月30日(月曜日)13:00から15:00
場所;ちよだプラットホームスクウェア 5階 504号室
住所:東京都千代田区神田錦町3-21
説明者;高支協 未来の高齢者住宅委員会メンバー
当日資料として作成したドキュメントを配布いたします。
以上
※高齢者住宅支援事業者協議会(略称:高支協)とは
「将来における高齢者の暮らしのあるべき姿の実現に向けて、社会への啓発・普及活動と、より良いサービスの開発を喚起する」高齢者住宅について、優れた技術をもった専門企業の集まりです。