一条工務店×サーラエナジー 環境配慮型分譲マンションにおいて全国初となる取り組みを実施　

～カーボンニュートラルな暮らしの実現に向けて～

株式会社一条工務店（代表取締役社長：岩田 直樹、以下「一条工務店」）と、サーラエナジー株式会社（代表取締役社長：鈴木 敬太郎、以下「サーラエナジー」）は、浜松市中区西伊場で進む「浜松版スマートタウン認定第１号地」（一条タウン西伊場）に建設中のスマートマンション（2024年3月竣工予定、以下「本マンション」）において、全国初となる環境配慮型分譲マンションの取り組みを共同で実施することをお知らせします。
　事業主である一条工務店とエネルギー供給を担うサーラエナジーは共同で、本マンションにおける脱炭素化に向けた設備導入に加え、再生可能エネルギーやCO2フリーエネルギーの高度利用に取り組み、国が推し進める「2050年カーボンニュートラルの実現」に貢献して参ります。

　　　スマートマンション「一条レジデンス西伊場」北面完成予想CG

　　スマートマンション「一条レジデンス西伊場」南面完成予想CG　　

■「全国初」の取り組みについて　

　本分譲マンション（全92戸）は、浜松市初の認定となる「浜松市スマートマンション等集合住宅整備促進事業」の分譲マンションです。脱炭素化に向けた設備導入や制度運用に関する以下の4項目を単一マンションで取り組むことは「全国初」となります。※　2023年10月19日　サーラエナジー調べ

1. マンション共用部は実質CO2フリー100％を実現

・共用部に供給する電力※は、マンション屋上の敷設可能な面積全てに太陽光パネルを設置（システム容量33kW相当）すると共に蓄電池を搭載（システム容量28kWh相当）し、再生可能エネルギーによる電力供給を効率的に活用する計画とします。また、不足分を補う系統電力は、「サーラeエナジー株式会社」より実質CO2フリー電力を受給することで100%、実質CO2フリー電力で賄う計画としています。

※マンション共用部の電力利用：照明、空調、エレベーター、EV充電設備（14台分）等

2. 分散型電源を全92戸へ設置

・カーボンニュートラル実現への課題であるCO2排出削減と発電時のエネルギーロスを軽減する取り組みとして、本マンションでは各戸で24時間発電※可能な分散型発電設備（エネファームtype S ）を全戸に設置すると共に、共用部電源を賄う太陽光発電システムを複合的に採用することで、平常時の省エネ効果と非常時におけるレジリエンス性の両立をマンション全体で目指します。

※ガスマイコンメータの保安機能を正常に動作させるため、26日間連続して発電した場合は27日目に24時間以上発電を停止します。

3. エネファームtype S の余剰電力はサーラエナジーが買取

・エネファームが発電した電力は、家庭用電力として使用する他、余剰電力をサーラエナジーが買取り、電力を地域に還流させることで発電時のエネルギーロスの軽減に貢献します。余剰電力を提供いただいたご家庭には、対価としてサーラカードポイント※を還元します。

（参考：https://www.salaenergy.co.jp/e-share/enefarm/）

※サーラグループの提携クレジットカードであるサーラカードのポイント。5,000 ポイントたまるごとに5,000 円分のギフトカードが⾃動交換・送付されます。

4. マンション全体で創出した「環境価値」を活用した地域貢献

・全戸に設置されたエネファームが発電した電力のうち、各家庭の消費量をクラウド上で計測・可視化することにより環境価値（J-クレジット※ ）を創出し、サーラエナジーへ譲渡していただきます。サーラエナジーは譲渡いただいたご家庭への対価としてサーラカードポイントを還元します。サーラエナジーは、創出された環境価値（J‐クレジット）を浜松市内の企業等へ販売することで、地域の環境負荷軽減に貢献します。

※J-クレジット制度とは温室効果ガスの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する制度です。

上記の設備導入・取り組みを実施することで「2050年カーボンニュートラルの実現」

に向けて本マンションとして貢献して参ります。

　　　　　　　取り組み内容概念図

■一条レジデンス西伊場　物件概要

【株式会社一条工務店】

　所在地：東京都江東区木場5‐10‐10

　代表者：代表取締役社長　岩田 直樹

　URL：https://www.ichijo.co.jp/

【サーラエナジー株式会社】

　所在地：愛知県豊橋市駅前大通一丁目55番地　サーラタワー

　代表者：代表取締役社長　鈴木 敬太郎

　URL：https://www.salaenergy.co.jp/