– 第1回 Japan Housing Quality Award 2023 -
「Japan Housing Quality Award 2023」を主催する株式会社NEXT STAGE(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:小村直克、以下ネクストステージ)が、各エントリー物件に提供する「建物分析レポート」を公開いたしました。
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建物分析レポートの「価値」
木造住宅の製造プロセスにおいて施工品質評価を行い、そのデータを分析し可視化した情報は、住宅事業者にとって非常に価値のあるものです。問題点の特定を具体化することにより、以下の点を活用できます。
– 品質向上
問題点の特定は、品質向上の第一歩です。不具合の発見から要因を特定し、次回以降繰り返さないように対策を行うことで、完成物件の品質を向上させ、顧客満足度を高めます。
– 顧客信頼の形成
不備が出ても、必ず改善し前に進めていける施工管理体制を内製化できている事が、顧客への本質的な安心を醸成します。これからの住宅事業者のユーザー訴求に活用し 、企業信頼を高めることで新規顧客の獲得に役立てることができます。
– 生産性の向上
生産性に起因する「ムリ・ムダ・ムラ」で、特に改善ハードルが高いとされる「ムラの改善」に対して適切な対策が講じられることで、手戻りや手直しを低減させ、品質管理業務の質の改善から生産性を向上させます。
– 競争優位性の確立
住宅事業者での受注競争が激化している中、希少価値でもある圧倒的な「つくる力」を保有することで、これからの新たな企業の強みを醸成します。
– 法令や基準の遵守
ユーザーの求める品質レベルも年々上昇し、併せてトラブルも急増する中、法令違反はさることながら、目指すべき基準に適合させて行く習慣を浸透していきます。
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建物分析レポート
レポートの一部となります。
製造プロセスを10回の工程に分け、工程全般の情報を収集します。事前に各企業が定めた監査項目(施工の基準)に基づいて、現場評価員が実地で監査をします。上記の図表は、監査項目に適合しなかった項目を抽出し、その適合しない理由や不備の範囲、抵触する基準、および不備を改善したかどうかなどをまとめたものです。この情報は分析のためのデータとなります。
データを分析した図表
建物分析レポートは、エントリーした建物の施工に関与したチーム単位の分析となります。3棟以上のエントリーがあれば、組織全体に対する安定力などの会社傾向も併せて分析が可能になります。
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Japan Housing Quality Award 2023
– 主旨
全国の木造住宅のつくり手が建物を市場に供給していく共通過程の中で、仕様・スペックによる「設計品質」だけではなく、それを実現させる製造時の本質的な「製造品質」の重要性を業界全体に認知させる事を主旨とし、同時に施工に関わる技術者や技能者のやり甲斐の醸成や、ユーザーが安心して購入できる良質な建物、そして優良な事業者環境の拡大を支援することを目指しています。
– 概要
建物の「製造力」を定量的に評価し、上位スコアの「建物」及び「住宅事業者」を表彰いたします。
詳細はこちら
https://nextstage-group.com/lp/award/
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株式会社 NEXT STAGE
住宅建築業界における品質向上のData&Analyticsカンパニーとして『アナリティクステクノロジーで「ヒト・モノ」の可視化を価値に変える』をビジョンに掲げ、全国約900社の住宅会社の製造プロセスのヒンシツ評価を通じて、「ヒト・モノ」を定量的に解析し、その結果をファクトコントロールしながら住宅会社が抱える製造プロセスの課題を最短最速で解決し、また製造に携わる技術者の「人財化支援」を目的に専門的かつ効果的な学習環境を提供している企業です。
代表者 |
小村 直克 |
所在地 |
〒545-6033 |
設 立 |
2006年8月 |
ホームページ |
●アワードに関するお問い合わせ
窓口 |
株式会社 NEXT STAGE アワード事務局 |
TEL |
06-6622-0333 |
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