火曜日, 11月 5, 2024
ホームイベント住宅業界唯一の34年連続受賞 2023年度グッドデザイン賞を受賞 

住宅業界唯一の34年連続受賞 2023年度グッドデザイン賞を受賞 

○ 共同受賞を含む5点の受賞により、累計受賞数は住宅業界最多の172点
○ 戸建住宅、集合住宅、保育施設など、多岐にわたる建築のデザインが評価
○ 楽しみや家族とのつながり、地域との調和や交流など、豊かな暮らしに向けたさまざまなデザインが評価

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 ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 作尾徹也)は、2023年度グッドデザイン賞(主催 公益財団法人日本デザイン振興会)において、戸建住宅や集合住宅、保育施設など計5点の建物が受賞しました。1990年の初受賞以降、住宅業界ナンバーワンの実績となる34年連続受賞を果たし、住宅商品57点をはじめ、住宅関連部品や個人邸など通算受賞点数が172点と、住宅業界では最多の実績となります。

 戸建住宅では、断熱性や省エネルギー性などの住宅性能とあわせて居心地や愛着といった永く住むためのデザインを提案した「CENTURY -NEUTRAL MODEL-」や、高低差のある立地を生かして設計した「坂道に建つ家-Ⅱ」、西沢立衛建築設計事務所との協働による「佐藤邸」の3点が受賞。あわせて4棟26戸で構成する集合住宅「森田屋石亭」、子どもの五感を刺激して創造力や自発性を育む認定こども園「コビープリスクールつつみの」が受賞しました。

 これまでミサワホームは、住まいの快適さや楽しさ、安全性、子どもの成長、人と人のつながりなど、暮らしを豊かにするための住まいをデザインしてきました。今回受賞した建物においても、将来の暮らしの変化を見据えた間取りの可変性や周辺環境との調和を可能としたデザインなどが評価され、住宅業界唯一の実績であるグッドデザイン賞の34年連続受賞につながったと考えています。

 ミサワホームは、これからもソフト・ハード両面のアプローチにより、ご家族のニーズに応えるだけでなく、暮らしの変化を予測した持続可能な住まいづくりを行うとともに、保育や介護などまちづくりの視点で社会課題の解決に寄与する暮らしのデザインに取り組んでいきます。

※1:有限会社一級建築士西沢立衛建築設計事務所との共同受賞

※2:社会福祉法人コビーソシオとの共同受賞

◆グッドデザイン賞受賞内容

  • 住宅「CENTURY -NEUTRAL MODEL-」(オークラランド住宅展示場)

受賞カテゴリ:建築(戸建て住宅〜小規模集合・共同住宅)

 高い環境性能を持たせつつ、居心地や愛着といった、住まいの本質である「永く住まう」ことを大切に設計した住宅です。3方向のパラペットの屋根形態など意匠性と環境性能を両立する提案により、LCCMの基準を満たしつつ洗練された外観意匠を実現しています。またご家族のプライバシーを確保しながらも、カフェや教室など地域とつながることが出来る、可変性のあるゾーニングや間仕切り建具を採用し、永く住まうための多様な暮らしを可能にしています。

 人とのつながりや自然の恩恵を感じながら、デザインや暮らしの付加価値を高め、愛着をもって建物と向き合える丁寧な暮らしを提案しています。

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  • 住宅「坂道に建つ家-Ⅱ」

受賞カテゴリ:建築(戸建て住宅〜小規模集合・共同住宅)

 敷地との高低差が2~5mある坂道の特性を生かしつつ、隣地の採光や視覚などにも配慮した住宅です。建設地は風致地区内にあり、近隣に緑豊かな植物園もある良好な住宅地。上階をミサワホーム独自の木質パネル接着工法、地階をRC造とする混構造を採用しています。上階と地階の間には水平ラインを強調する庇を設け、建物の高さを低く見せることにより周辺環境と調和するように設計。水盤のあるテラスとキャンチレバー階段のあるホールが印象的な佇まいとなっています。

 また、北側隣地の住宅への影響を考慮し、隣地から2.3mを緑地空間として配置。さらに西側前面道路から最高で5mセットバックすることで隣地の採光を確保しながら、周辺環境や街並みとの調和にも繋げています。

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  • 住宅「佐藤邸」

受賞カテゴリ:建築(戸建て住宅〜小規模集合・共同住宅)

有限会社一級建築士西沢立衛建築設計事務所との共同受賞

 ミサワホームが建築家とともに大胆な意匠で細部までこだわり抜いた住まいを建てる「ミサワホームAプロジェクト」の一環で、西沢立衛建築設計事務所との協働で設計した住まいです。構造は当社独自の耐震木造住宅「MJ Wood」を採用。厳しい斜線制限に対応した設計事務所ならではの外観設計と、ミサワホームの耐久技術を用いて長期保証に対応しています。

 LDKに加え、3つの子供部屋やテレワークの部屋、読書室、和室、納戸など、子どもたちが遊べる中庭とあわせて施主が望む多くの個室を建物に配置。各部屋をずらしてつなげ、すべての部屋に複数の開口を設けることにより、明るく風が通り抜けるよう構成された住まいです。また動線に回遊性を持たせ、子どもたちが駆け回ったり交流したりできるよう設計したほか、子どもが巣立った後は、複数の個室群をリビングとして使うなど、将来的な暮らしの変化も想定した住まいです。

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※「ミサワホームAプロジェクト」特設サイト: http://www.a-proj.jp/

  • 集合住宅「森田屋石亭」

受賞カテゴリ:建築(中〜大規模集合・共同住宅)

 細い道に商店や住宅が密集した下町情緒を感じる地域に計画した4棟26戸の集合住宅です。配置計画では、中央の既存道路から街路へ路地を通すことで住民同士の交流を育み、元々ある近隣地域との交流を受け継ぐ場を設計。複数棟の外観のデザインを統一するため、一階の外壁は板張り調、二階は吹付とし、窓にはシャッターを設けず障子を設置するほか、プライバシーに配慮しながら室内の明かりを漏らすなど、敷地に応じてプランニングしつつも各棟共通のデザインコードを定めました。

 路地や道には、石や緑、ベンチを設けて地域の交流の場をつくり、加えて既存の庭石等を各所に利用し、旧家の面影を残しながら街の景観に寄与するようにしています。

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  • 認定こども園「コビープリスクールつつみの」

受賞カテゴリ:建築(公共施設)・土木・景観
社会福祉法人コビーソシオとの共同受賞

 清閑な住宅地と大型店舗に囲まれた立地に建設した認定こども園です。五感を最大限刺激する要素として、森の恵みを享受できるデザインを建物や植栽を通して各所に表現。また、人々が往来する街の動線を同園に引込むようにくつろぎや憩いの場を配置し、地域で子どもを育てるきっかけの場となるよう設計しています。

 森を想起する大屋根の下には、「ぬくもりの森」として、樹状のトラスが子どもたちに安心感を与える保育室を配置。また外構計画では、緩やかにカーブしたアプローチと大きな傘のような広々とした大屋根の軒下空間を「くつろぎの広場」とすることで、園の利用者だけでなく周辺地域の人々が集い、彩りや賑わいを提供できるよう、地域と共に発展していくこども園を目指しています。

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■ミサワホームのグッドデザイン賞受賞歴

https://www.misawa.co.jp/design/award/good-design/

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