ーセイタロウデザイン山崎晴太郎が手がけ、渋谷で都会の喧騒を忘れさせる幻想的な作品が評価ー
デザイン・ブランディング事業を手がける株式会社セイタロウデザイン(代表取締役:山﨑晴太郎、本社:東京都目黒区)の代表・アートディレクターであり、アーティストとしても活動を広げる山﨑晴太郎が企画・制作・設計施工を手がけ、三菱地所レジデンス株式会社の高品質賃貸マンション「ザ・パークハビオ 渋谷クロス」内に設置した、コンセプトルーム「The Womb of the City / 都市の胎内」が、国際的なデザインアワード「MUSE Design Awards」のインテリアデザインカテゴリーのインスタレーション部門で銀賞を受賞しました。
【「MUSE Design Awards」について】
米国ニューヨークを拠点とするIAAが主催し、クリエイティブとデザインのプロフェッショナルを顕彰するために世界中から約40名の審査員による審査が行われる、2015年に設立された世界でも知名度、認知度の高いアワードです。2022年は世界中から6,000件を超える応募があり、厳選なる審査によってプラチナ賞・金賞・銀賞が決定しました。
IAAは、各業界の新たなベンチマークとなるような優れた才能を持つ企業や個人を探し出すことを審査員の唯一の使命として、業界のプロフェショナルで構成される審査委員会を設置することで、公平性を保ち、業界標準に基づいた評価基準を設けています。
【受賞内容について】
■賞名:MUSE Design Awards 2023 SILVER WINNER
Interior Design – Installation
■会社名:Seitaro design, Inc.(株式会社セイタロウデザイン)
■クライアント名:菱地所レジデンス株式会社
■アーティスト、デザイナー:山﨑 晴太郎
■デザイナー:宮川 智志(株式会社セイタロウデザイン金沢)
■プロジェクトマネージャー:佐藤 恵(株式会社S pro)
■作品名:The Womb of the City
■URL:https://design.museaward.com/winner-info.php?id=16815
【コンセプトルーム「The Womb of the City / 都市の胎内」について】
「ザ・パークハビオ 渋谷クロス」の一室(27平米)の中に、そこに有機的な植物の影を落とした障子と床から少し浮き上がった金属風の天板。微量な光で天板を照らす二つのダウンライト。そして、天板の上には座布団が一つ置かれています。来場者は天板の上に上がり、実際に座ることができます。空間全体はスモークで靄がかった空間で、正面の障子の色や輝度は日付や時間によって移り変わっていきます。壁面には長い時を感じさせる古木。薄く流れるアンビエント音楽も相まって、都会の喧騒を忘れる空間作品となっています。
【動画はこちら】https://youtu.be/xM933-3ppAc
【アートディレクター・アーティスト:山﨑晴太郎のコメント】
この作品は、都市空間において違和感をつくる来場者参加型のインスタレーションです。マンションのコンセプトルームでこのような実験的な取り組みを実施したことが評価をされ、とても嬉しく思います。渋谷・神泉町の交差点、レクサスのショールームの真上という都会の喧騒の中にありながら、作品自体は、かなり土着的な日本の精神性を体現した空間になっていますが、それにもかかわらず、海外のデザイン賞で評価いただいたことはとても励みになりました。これからもいい作品を作っていきたいと思います。
【山﨑晴太郎プロフィール】
立教大学卒。京都芸術大学大学院芸術修士。2008 年にセイタロウデザインを設立。企業のデザインブランディングを中心に、グラフィック・WEB・空間・プロダクトと多様なチャネルのアートディレクション・デザインを手がける。各種団体主催のデザイン賞審査委員や省庁の有識者会議検討委員を歴任。デザイン・水墨画・いけばななどの経験を生かし、2018年よりコンセプチュアルアーティストとしての活動を開始。中近世の日本で発達した極度に抑制的で簡略化された具象表現を追求し、現代の産業文明が切り刻んだ世界と世界の境界にある儚い美を掬い上げている。国外を中心に作品を発表、2023年5月27日よりBlue Line Arts (California)にて個展「Time spilled over」を開催。
【会社概要】
■セイタロウデザイン
社名:株式会社セイタロウデザイン
設立:2008 年 10 月 1 日
代表取締役:山﨑晴太郎
所在地:東京都目黒区青葉台2-3-1 小杉ビル青葉台2F
事業内容:ブランディング、デザイン事業
URL:https://seitaro-design.com
TEL:03-6417-4875