日本トレンドリサーチ・避難場所に関する調査
日本トレンドリサーチ(運営会社:株式会社NEXER)は、テレネット株式会社と共同で「避難場所」に関するアンケートを実施し、結果をサイト内にて公開したので紹介します。
■最寄りの避難場所、把握している?
自然災害はいつ起こるか分からないもの。
いざという時に備えて、最寄りの避難場所を把握しているとスムーズな行動をとりやすいでしょう。
そこで今回は、テレネット株式会社と共同で、全国の男女1131名を対象に「避難場所」についてアンケートを実施しました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「日本トレンドリサーチとテレネット株式会社による調査」である旨の記載
・「日本トレンドリサーチ」の該当記事(https://trend-research.jp/19809/)へのリンク設置
・テレネット株式会社(https://telenet.co.jp/)へのリンク設置
「避難場所に関するアンケート」調査概要
調査期間:2023年9月14日 ~2023年9月19日
調査機関:日本トレンドリサーチ(自社調査)
調査対象:全国の男女
有効回答数:1000サンプル
調査方法:インターネット調査
質問内容:
質問1:災害時、自分が避難する場所は把握していますか?
質問2:その避難場所はどうやって把握しましたか?
質問3:「その他」はどのような方法で把握したのか、教えてください。
質問4:実際に災害が起きた場合、その避難所に避難しようと思いますか?
質問5:その理由を教えてください。
質問6:把握していない理由を教えてください。
質問7:「その他」はどのような理由で把握していないのか、教えてください。
質問8:そのうち把握しておこうと思っていますか?
質問9:そう思う理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■34.4%が、災害時に自分が避難する場所を「把握していない」
まずは、災害時に自分が避難する場所を把握しているか聞いてみました。
34.4%の方が、災害時に自分が避難する場所を「把握していない」と回答しています。
「避難場所を把握している」と回答した残りの65.6%の方に、その避難場所はどうやって把握したか聞いてみました。
37.9%の方が「役所などで防災情報マップを確認した」、30.2%の方が「回覧板などで防災情報マップを確認した」といった結果になりました。
「その他」と回答した方は「自分で近隣を歩いて見つけた」や「近所の看板」などを挙げていました。
引き続き「避難場所を把握している」と回答した方に、実際に災害が起きた場合その避難所に避難しようと思うか聞いてみました。
29%の方が実際に災害が起きた場合、その避難所に避難しようと「思わない」と回答しています。
その理由もあわせて聞いてみたので紹介します。
実際に災害が起きた場合、その避難所に避難しようと「思う」その理由は?
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自宅よりはしっかりした場所だと思うから(20代・女性)
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避難したほうが安全だと思うから。(50代・男性)
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家が安全なら家にいると思いますが、家が危険なら避難場所に行きます。(40代・女性)
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災害の情報を共有できるから(50代・男性)
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避難所になっているのでいろんな人と会って安否確認できるため(40代・女性)
「安全な場所だから」や「情報を共有できるから」といった理由で、知っている避難所に避難しようと「思う」と回答している方が多い印象でした。
一方で「思わない」と回答した方の理由はどうなのでしょうか。
実際に災害が起きた場合、その避難所に避難しようと「思わない」その理由は?
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家にいて安全だと思うため(50代・男性)
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ペットがいるため(30代・男性)
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体育館など、区切られてないので、プライバシーがない。(40代・女性)
「ペットがいる」「プライベートが守られずストレスが溜まるなら家で過ごしたい」などの意見が多く挙がっていました。
■46.8%が「避難場所の把握を、つい後回しにしてしまっている」
続いて避難場所を把握していない方に、その理由を聞いてみました。
46.8%の方が「つい後回しにしてしまっている」と回答しています。
「その他」と回答した方は「ペットがいるからそもそも避難場所を利用するつもりがない」などを挙げていました。
また、そのうち把握しておこうと思っているかどうかも聞いてみました。
74.3%の方が「そのうち把握しておこうと思っている」と回答しています。
それぞれ、その理由を聞いてみたので一部を紹介します。
「そのうち把握しておこうと思っている」その理由は?
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有事が起きた際に避難場所がないと困るから(40代・男性)
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災害が起きた時のニュースを見ると、備えることの大切さを感じるため(30代・女性)
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何かしらの災害がないとは限らないし、家族と集合場所を決めておきたいから(40代・男性)
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家にいられない時、どこに行けば良いかわかっていると良さそうだから(40代・女性)
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仕事中に災害があった場合、家族と合流できなくなる可能性があるため。(50代・男性)
「心配だから」や「必要だと思うから」といった理由を挙げている方が多くいました。
一方で「把握しておこうと思っていない」と回答した方の理由はどのようなものなのでしょうか。
「把握しておこうと思っていない」その理由は?
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面倒(40代・男性)
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その時は、その時だと思っている(50代・女性)
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家の2階にいれば安全だと思っている為(40代・男性)
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今住んでいる地域で災害に見舞われたことがないので、これからも災害がないと思った。(30代・男性)
「詳しく確認しておかなくても何とかなると思うから」といった理由が多く挙がっていました。
■まとめ
今回は、避難場所についての調査を行い、その結果について紹介しました。
34.4%の方が災害時に自分が避難する場所を「把握していない」と回答していますが、その中の74.3%の方が「そのうち把握しておこうと思っている」と答えています。
避難場所は、いざという時に自分の身を守る選択肢のひとつになります。
実際に避難するかどうかは別として、有事の際はいつでも駆け込めるよう、時間のある時に場所や行き方を確認しておくと安心でしょう。
本プレスリリースの内容は、弊社運営サイト「日本トレンドリサーチ」にて公開しております。
https://trend-research.jp/19809/
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【日本トレンドリサーチについて】
『日本トレンドリサーチ』では、弊社運営のアンケートサイト「ボイスノート」などの調査サービスを使用し、各種サービス・商品などの満足度や、最近の出来事に関する意識調査の結果を公開しています。
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【テレネット株式会社について】
本社:長野県飯田市駄科1956-5
代表取締役社長:青山 貴子
Tel:0265-26-1855
URL:https://telenet.co.jp/
事業内容:緊急地震速報システム・防災コンサルティング/緊急災害情報配信サービス/緊急災害用無線機ハザードトーク/漂流捜索機/安否確認システム
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