火曜日, 11月 5, 2024
ホーム商品サービス関東大震災から100年の防災月間に、災害大国・日本における住まいを見つめ直す プラウドシリーズで「防災力」+「環境性能」をともに高める住まいづくりを強化

関東大震災から100年の防災月間に、災害大国・日本における住まいを見つめ直す プラウドシリーズで「防災力」+「環境性能」をともに高める住まいづくりを強化

今秋以降に販売するマンション・戸建でライフライン「電気」「水」「ガス」の確保を中心とした取組みを複数導入

本プレスリリースのポイント

1.自然災害リスクの高い日本において防災対策を強化すると同時に、自然災害の要因となる地球温暖化の

進行を抑える住まいづくりが求められている

2.防災力の高い環境配慮型の住まいづくりを開発してきたノウハウを活かし、

プラウドシリーズでさらに「防災力」+「環境性能」双方を高める住まいづくりを強化

3.今秋より販売するマンション・戸建で太陽光発電・ハイブリット給湯器等、ライフライン確保の取組みを導入

 野村不動産株式会社(本社:東京都新宿区/代表取締役社長:松尾 大作、以下「当社」)は、当社のプラウドシリーズにおいて、地球温暖化・気候変動による自然災害の増加への備えとして、「環境性能」にも寄与する防災への取組みをこれまで以上に積極的に導入し、お客様・地球環境双方にとってより良い住まいづくりを推進していくことをお知らせいたします。

関東大震災から100年の防災月間に、災害大国・日本における住まいを見つめ直す プラウドシリーズで「防災力」+「環境性能」をともに高める住まいづくりを強化のサブ画像1

 今年は、国内過去最大の災害「関東大震災」から100年の節目の年です。

 日本は、地形や地理、気象等の特性から自然災害リスクが非常に高い国とされており、当社ではお住まいになるお客様の安全な生活を第一に「住まいの防災」というコンセプトを掲げ、取組みを進化させてきました。しかし、気候変動に起因した自然災害は年々増加傾向にあり、今後はこれまで以上に、今の時代に必要な「防災力」を高めるととともに、未来の地球環境の保全につながる「環境性能」の双方を高めることで、今の暮らしと未来の暮らし、どちらも守る住まいづくりを積極的に展開していきます。

1.「防災力」+「環境性能」の向上に向けたこれまでの取組みと背景

 日本は、世界の大規模地震の約2割が発生する世界有数の地震国であるとともに、四季の変化で梅雨・台風による雨の多い気候であることから、津波、台風、河川の氾濫、土砂崩れ等、多くの災害が発生します。また、地球温暖化は世界中で年々進行しており、2023年6~8月の国内平均気温は過去126年で最高だったことが気象庁より発表され、国連は「地球沸騰」という表現で警鐘を鳴らすなど、気候変動による更なる自然災害の増加も懸念されています。  

 多くの災害が発生する日本で暮らす上では、災害時のレジリエンスに配慮した防災力、また脱炭素等の地球環境保全につながる環境性能を備えた住まいを提供していくことが求められます。

 「防災力」では、分譲マンションシリーズ「プラウド」において、計画時からお客様入居後の暮らしまで視野に入れた「住まいの防災」を定め、“3つの備え”をベースに災害に備える住まいを提供しております。2011年に発生した東日本大震災、2019年の台風19号による神奈川県での内水氾濫等、年々増加する災害の施策として、ハード・ソフト、さまざまな面から考えた備えと、自助・共助を促す仕組みを取り入れ、都度改善を実施しマンション設計の防災基準や防災対策の強化を行っております。

 「環境性能」では、野村不動産グループとして2050年のありたい姿、サステナビリティポリシー「Earth Pride 地球を、つなぐ」を掲げており、2030年までの環境面での重点課題(マテリアリティ)「脱炭素」「生物多様性」「サーキュラーデザイン」の方針に基づき、住まいの分野では、まずは省エネ・低炭素化に取組みながら太陽光発電など再エネの導入も推進、また、国産木材利用等も積極的に進めております。

防災力向上の取組み例

2011年以降

・東日本大震災を期に、自助・共助の考え方をプラウドの防災思想「サークルエイド」として具現化

・液状化対策の基準を策定し、液状化の危険があるエリア全物件を対象に必要な対策を実施

・マンションシリーズ「プラウド」全物件に導入していた防災倉庫・防災備品の内容強化

タワーマンションの場合、上下5 フロア以内で到達できるよう救助用品倉庫を設ける事を基準化

・プラウドでは、2014 年より、エネコック(enecoQ)※1 の導入を開始

一括受電+太陽光+蓄電設備により、災害時は拠点となる共用部の照明等に電力供給実施

・物件ごとに防災設備や避難経路について掲載した「防災設備ガイド」を作成

全戸に配布・入居者への周知・サポートを実施

※1 https://www.proud-web.jp/proud/environment/enecoq/

2018年以降

今まで培ってきた災害に備える住まいを実現するため、「サークルエイド」から「住まいの防災」として “3つの備え“を軸とした災害対策と防災の取組みを再策定。

“3つの備え”は、建物の計画時からお客様入居後の暮らしまでを視野に入れ、ハード・ソフト両面から、自助・共助を促す仕組みを取り入れた、「自分の備え」「みんなの備え」「プラウドの備え」の考え方 が基軸となっている。

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2019年以降

水害対策として、電気設備や防災倉庫などの基礎上げや上階へ設置を明確にルール化

 ハザードマップの浸水エリアにおいて、設計上対応ができない場合は電気室や機械室の扉を防水扉にする等の対策

2021年以降

2021年のマンション竣工物件より、「見せる防災・しまう防災」導入をスタート

有事の際の在宅避難に向けた適切な初動対応が行えるよう、防災倉庫を裏動線の倉庫に設置するのではなく、日常で利用する共用部に防災備品を「しまう(設置)」・「見せる(ディスプレイ)」を一部物件で設計し、実施。

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2.「防災力」+「環境性能」 に関する具体的な取組み

 災害時に求められるライフライン『電気』・『水』・『ガス』の確保において、レジリエンスを高めることが重要であり、今秋以降販売する複数物件で以下の「環境性能」に配慮した商品を導入し、より防災力を高めた取組みを行っています。  

 地震発生後には在宅避難が求められる中、停電や断水などが起きる可能性があるため、住民自身による自助や周辺住民との共助を考え、在宅避難も想定した防災の取組みを、これまでも行っております。

■『電気』 電力の確保

太陽光発電(+蓄電池)                  

 今秋販売予定の採用物件:プラウド青葉台、プラウドシーズン国立ガーデンシティ

関東大震災から100年の防災月間に、災害大国・日本における住まいを見つめ直す プラウドシリーズで「防災力」+「環境性能」をともに高める住まいづくりを強化のサブ画像4_【分譲戸建「プラウドシーズン」の「エネシャイン」】【分譲戸建「プラウドシーズン」の「エネシャイン」】

防災力

太陽光パネルで自家発電をすることにより、災害時などの電力供給停止時でも電力確保が可能。

<マンション>

・(プラウド青葉台)太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで、昼間発電した電気を蓄えて災害・停電時は一部の共用部へ電力供給が可能。

<戸建>

・(プラウドシーズン国立ガーデンシティ)総発電量約240kWの太陽光発電システムを搭載し、災害停電時に

 各戸で非常用電源として活用可能。

環境性能

発電時に有害物質を含む排出ガスを出さないため、環境負荷をかけず、クリーンな電力を創出。

<戸建>

・「プラウドシーズン」では、太陽光PPAサービスを活用したバーチャルメガソーラー※2「エネシャイン」を展開し年間300戸相当へ導入予定。

総発電量は1000kWに上り、換算値が少ない首都圏において、電力の地産地消に貢献。

 ※2  https://www.nomura-re-hd.co.jp/cfiles/news/n2022051802026.pdf

エネファームの採用 

   今秋販売予定の採用物件:プラウドタワー相模大野クロス

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防災力

ガス供給継続時、エネファーム発電中の停電時において電力使用可能

アイシン製のエネファーム(タイプS)の採用により、最大700W、26日間連続稼働の自家発電が可能。

環境性能

発電時に発生する潜熱を給湯に利用してエネルギーを有効活用。

また、ガス給湯暖房機使用の住宅と比較して、年間約1.1 トンのCO₂排出量を削減※3。

※3 東京ガス株式会社の試算による

■『水』生活用水の確保、雨水の流出抑制

エコキュートの採用

   今秋販売予定の採用物件:プラウド青葉台

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防災力

停電時にも出湯でき、断水時はタンクに蓄えている水を生活用水としてトイレの水などに使用可能。

環境性能

大気の熱を利用して、効率よく沸き上げ、CO₂排出量を抑えることが可能。

② ハイブリッド給湯器の採用

  今秋販売予定の採用物件:プラウドシーズン国立ガーデンシティ

防災力

ガスと電気を併用している給湯器のため、災害時のインフラリスクを分散させ、レジリエンス力を向上。

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環境性能

電気とガスを併用したハイブリッド給湯器のため、従来型ガス給湯器に比べCO₂排出量を約38%削減※5。

太陽光発電と組み合わせることで、多くの電気量を自家消費可能。

 ※5メーカー(リンナイ株式会社)調べ

雨庭の設置

 今秋販売予定の採用物件:プラウドシーズン国立ガーデンシティ

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防災力

地上に降った雨を直接放流せずに一時的に貯留することで、大雨に見舞われても道路への雨水氾濫のおそれを軽減。

環境性能

雨庭を設けることで、修景・緑化、水質浄化、ヒートアイランド現象の緩和の効果があり、グリーンインフラとして環境や生物多様性にも寄与。

④ 井戸の設置

  今秋販売予定の採用物件:プラウドシーズン国立ガーデンシティ

防災力

防災公園となる広場に井戸を設置し、災害時には地域の重要な生活用水の給水拠点になる。

環境性能

いつでも誰でも利用できる井戸は、汲みだせば汲みだすほど、井戸水の水質が高まり、地下の「みずみち」も、次の世代へ 引き継ぐことが可能。

関東大震災から100年の防災月間に、災害大国・日本における住まいを見つめ直す プラウドシリーズで「防災力」+「環境性能」をともに高める住まいづくりを強化のサブ画像9_【井戸 イメージ写真】【井戸 イメージ写真】

■ガスへの対策

 中圧ガスの利用(一部の大規模案件にて採用)

 今秋販売予定の採用物件:プラウドタワー相模大野クロス

防災力

阪神淡路大震災や東日本大震災クラスの地震にも耐えられる構造の中圧ガス導管の採用。

マンションでも利用できるように敷地内に設置した専用ガスガバナ(プラウド初)にて低圧に変換し、安定したガス供給に貢献。

■共助の取組み

 防災拠点・防災ひろば

   今秋販売予定の採用物件:プラウドタワー相模大野クロス、プラウド青葉台、プラウドシーズン国立ガーデンシティ

防災力

<マンション>

・広場にデジタルサイネージ(約W8.0m×約H4.5m)を設置することで、災害時にはマンション住民だけではなく、地域に対して情報を発信する防災機能を有するひろばとなる。

 非常時に一部充電コンセントを設けるなど災害時のBCP対策にも。(プラウドタワー相模大野クロス)

・2層吹き抜けのエントランスホールでは、平常時は住民同士が気軽に寛げる空間となり、災害時は災害対策拠点

となる。また、停電時もエントランスホールの一部で蓄電池に蓄えられた電力を使用可能。

(プラウド青葉台)

<戸建>

・街区の中心に各種防災対策(防災井戸、かまどベンチ、マンホールトイレ、防災倉庫、防火水槽、太陽光発電照明灯)を備えた防災公園を計画し、地域の防災拠点に。

(プラウドシーズン国立ガーデンシティ:全52区画)

環境性能

<マンション>

・エントランスホール、ラウンジ等の一部の共用部に国産木材を使用し、木材利用によるCO₂削減と森林の循環

に配慮。(プラウド青葉台)

<戸建>

・防災公園に既存樹の移植および高木常緑樹を配することで、地域の街並みと生物多様性に配慮。

 (プラウドシーズン国立ガーデンシティ)

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3.物件概要

プラウドタワー相模大野クロス 物件概要

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「プラウドタワー相模大野クロス」公式サイト

URL:https://www.proud-web.jp/mansion/f116160/

【お客様向け問い合わせ窓口】

「プラウドタワー相模大野クロス」販売準備室

TEL:0120-687-152

定休日:毎週火・水・木曜日([平日]11:00 ~ 18:00[土・日・祝]10:00 ~ 18:00)

                 

 プラウド青葉台 物件概要

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「プラウド青葉台」公式サイト

URL:https://www.proud-web.jp/mansion/c116390/

【お客様向け問い合わせ窓口】

「プラウド青葉台」マンションギャラリー

TEL:0120-121-887

定休日:毎週火・水・木曜日([平日]11:00 ~ 18:00[土・日・祝]10:00 ~ 18:00)

プラウドシーズン国立ガーデンシティ 物件概要

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「プラウドシーズン国立ガーデンシティ」公式サイト

URL:https://www.proud-web.jp/house/d150590/

【お客様向け問い合わせ窓口】

「プラウドシーズンギャラリー武蔵野」

TEL:0120-634-340

定休日:毎週火・水・木曜日([平日]11:00 ~ 18:00[土・日・祝]10:00 ~ 18:00)

【ご参考】プラウドが考える「住まいの防災(3つの備え)」について

 現在、マンションにおいては、災害時に自宅で居住が継続できる場合「在宅避難を推奨する」自治体が増えてきています※6。そのような中で、プラウドの防災対策(震災、火災、風水害等)は、マンションづくりの計画時から始まり、ご入居後の暮らしまでを視野に入れて取り組んでいます。

 災害事例や地盤調査を元にした設計、地域のハザードマップを踏まえた水害対策等、防災備蓄倉庫の設置等、不動産デベロッパーとしてハード面の対応はもちろんですが、大切なのは入居後にご自身・ご家族で災害への備えができているか、また入居者同士のコミュニティにおいて、いざという時に助け合える状態環境ができているかです。

 プラウドでは、マンションにおいて『住まいの防災(3つの備え)』を実現するためのひとつの仕組みとして、いつ起こるか分からない災害への備えを身近なものと考え、日頃から防災に対する意識を高めるための仕掛けとなる商品として、「見せる防災・しまう防災」の採用を2021年竣工物件より順次行っています

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「住まいの防災」:https://www.proud-web.jp/proud/safety/bousai/

※6 東京都防災ホームページ https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1002147/1008042/1008074.html

■野村不動産グループのマテリアリティとSDGsについて

関東大震災から100年の防災月間に、災害大国・日本における住まいを見つめ直す プラウドシリーズで「防災力」+「環境性能」をともに高める住まいづくりを強化のサブ画像17

※野村不動産グループの重点目標(マテリアリティ)を国連のSDGs(持続可能な開発目標)に当てはめて整理しております。

 サステナビリティの取組み詳細は以下をご確認ください。

  URL:https://www.nomura-re-hd.co.jp/sustainability/

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