■設置エリア拡大の目的
公社では、昨年度から堺市・豊中市・池田市のシェアサイクルの有効性を検証する実証実験に協力し、団地に「シェアサイクル・ポート」を設置しています。これまで郊外型の団地において検証を行い、利用者へのアンケート結果から手軽さや健康面での利用がみられ、住居である団地ならではの利用効果があることが分かってきました。そこで、今回大阪市内で初の設置を行うことで、エリアを拡大し、今後は自転車通勤など公共交通機関を利用しない場合も想定される都市近郊型の団地へ拡充することで、エリアによるニーズの違いや社会的課題の解決など更なる検証を行います。
具体的には、
① 乗り捨て(片道利用)ができることで、利用駅・エリアの多様化など交通利便性の向上につながるか。
② 自転車を保有しないことで、自転車置き場不足の解消・放置自転車の削減につながるか。
の2点で、団地や地域にお住まいの方皆様の利便性向上につながる効果について検証し、今後、団地の付加サービスとして導入すべきか検討します。
■団地での利用者の声(アンケート結果より)
■シェアサイクルサービス「HUBchari(ハブチャリ)」
専用ラック「シェアサイクル・ポート」の電動アシスト自転車を手頃な価格で
いつでもどこでも貸出・返却ができるサービス
利用方法 :ウェブサイトまたはアプリから予約し、24時間いつでも利用可能
利用料金 :30分あたり165円~(1日料金、月額料金あり)
ポート数 :大阪府内約300カ所(2021年11月時点)
ウェブサイト :https://hubchari.com/
■「シェアサイクル・ポート」設置団地 計8団地
◆大阪府住宅供給公社概要
代表者 :理事長 山下 久佳
所在地 :大阪市中央区今橋2丁目3番21号
事業内容 :・公社賃貸住宅SMALIO(スマリオ)等の管理・運営事業
・府営住宅管理事業(大阪府から受託)
ウェブサイト:https://www.osaka-kousha.or.jp/
さまざまな取り組みを通じて、SDGsの実現を目指します。