小型化と高効率化により高い搭載容量を実現でき、屋根に美しく調和するデザイン性を兼ね備えたフラッグシップモデル
シャープは、住宅用太陽電池モジュールのフラッグシップモデル「BLACKSOLAR ZERO」シリーズ4機種を発売します。
東京都や神奈川県川崎市が2025年度から新築住宅への太陽光パネルの設置義務化を決定するなど、太陽光パネルの戸建て住宅への設置を自治体が積極的に支援する動きが急速に広がっています。地方や郊外など比較的屋根が大きい住宅の多い地域は太陽光パネルの普及が進みつつありますが、今後は、屋根スペースが限られる都市部や市街地の戸建て住宅、積雪地域での普及拡大も期待されています。
そこで本機は、都市部や市街地などの屋根スペースが限られる住宅においても、より多くの太陽電池モジュールを配置しやすくするために本体サイズを小型化。サイズ・形状が異なる4機種を組み合わせる「ルーフィット設計」にも対応することで、さまざまな屋根形状に合わせて効率良く設置することができ、発電容量の最大化を図れます。また、「BLACKSOLAR ZERO」の特長である黒色を基調としたデザインを引き続き採用し、屋根に美しく調和する外観を実現しています。
本機の太陽電池セルには「N型高効率セル技術」(※1)を新たに採用し高効率化を図ることで、モジュール変換効率を当社従来機比(※2)で1.2ポイント向上(<NQ-230BP>において)。加えて、夏場などの太陽電池モジュールの温度上昇時に生じる変換効率の低下についても従来機比(※2)で約13%改善しています。
さらに、積雪が多い地域の住宅にも対応するため、<NQ-230BP>は補強バーを取り付けることで、垂直積雪量(※3)が従来機より50cm大きい(※2)200cmまでの地域で設置が可能となりました。また、モジュールの小型化に伴い、質量が<NQ-230BP>では従来機から3.5kg(約21%)軽量化(※2)した13kgとなり、設置作業の負荷が軽減し、施工性が向上しています。
■ 主な特長
1.モジュールの小型化と「ルーフィット設計」により、限られた屋根スペースでも高い搭載容量を確保し、屋根に美しく調和する外観を実現
2.モジュール変換効率が従来機比で1.2ポイント向上<NQ-230BP>したほか、モジュールの温度上昇時における変換効率の低下を従来機比で約13%改善
3.垂直積雪量200cmまでの地域に対応<NQ-230BP>
※1 太陽電池セルの材料であるシリコンウェハをN型にし、セル裏面に極薄のパッシベーション膜を施す技術。従来のP型セルよりも発電量が大きく、高温時の発電量低下が少ないのが特長。
※2 当社2021年度モデル<NQ-254BM>との比較。
※3 過去の積雪データなどに基づき、各特定行政庁が定めています。お住まいの地域の垂直積雪量は、各特定行政庁のWEBサイトなどでご確認ください。
※ ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。
ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。
【ニュースリリース全文】
https://corporate.jp.sharp/news/230822-a.html
【画像ダウンロードサービス】