ポラスグループ 株式会社中央住宅
ポラスグループ (株)中央住宅(本社:埼玉県越谷市、代表取締役社長:品川 典久)は、草加市で初となる景観協定を結ぶことによって、住民自らが街の景観美と街区内の緑を守り育てる全25 棟のプロジェクト『ときの環 草加松原』を開発しました。
国の指定名勝「おくのほそ道の風景地 草加松原」の松並木は340 年前の「グリーンベルト(帯状に連続する緑地)」だったのではないか、という思いから、近年では、「獨協大学前」駅周辺の再開発で、緑のプラムナードや松原団地記念公園等の新たな緑化計画が進行している草加松原エリアにおいて、グリーンベルトを中心にした街づくりを計画しました。
「GREEN CREAN CHAIN」をテーマに、「おくのほそ道」の松並木に代表される草加エリアの緑の風景を継承し、全棟ZEH 基準の性能・設備を備えることで、街のグリーンと環境負荷を低減するクリーンな住まいを通して、街と人、人と人とを過去、現在、未来にわたってつなぐ「グリーンでクリーンな環(チェーン)」を育む分譲住宅です。
《主な特長》
◎草加市で初認可となる景観協定を結び、住民が協力して良質な景観を形成・維持
◎分譲地内の開発道路に面して「グリーンベルト」を設置
◎全棟『ZEH』・認定低炭素住宅取得
◎階段のないバリアフリーなデザイン等で人気を集める平屋住戸を7 棟で採用
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いつまでも美しい街並みを守るため、草加市で初となる景観協定を締結
景観協定とは、一団の区域において、その地区の特性を生かした魅力的な街づくりを行うために、景観の形成につ
いて住民全員の合意でルールを取り決め、法的な実効性のある協定として互いに守っていく制度です。
(株)中央住宅では、「景観協定のある街づくり」を12 年以上にわたって推進し、この度、草加市では初認可となる景観協定を締結しました。ポラスグループとして景観協定による街づくりは『ときの環 草加松原』で8 物件目となります。
《街を支える「エリアマネジメント」という発想》
エリアマネジメントとは、「地域における良好な環境や価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取り組み」。これらの活動の背景には、自分たちの力で地域を変えてゆこうという気運や、物を大切に長く使う必要性の高まりがあります。また、地域全体の魅力が高まることによって、地域の資産価値の維持・向上という相乗効果が期待できるようになります。戸建分譲住宅に導入することで、快適で魅力的な環境や美しい街並みづくり、安全・安心な地域づくり等、多彩なエリアマネジメント活動が展開されることにより、総体的な地域環境の質を高めることが期待できます。
『ときの環 草加松原』では、暮らす方々の良好なコミュニティを育てるため、一歩踏み込んだエリアマネジメントサポートを計画しています。
《住民参加型プロジェクトでみんなの街を守り育てる》
「共有の財産」である街を守り継いでいくために、良好なコミュニティをつくり、花と緑を育て、街を育てていく、これが住民参加型のプロジェクトです。コミュニティの形成は、住民同時の交流が増え、安心感・仲間意識が生まれる、街に住み続けることへの誇りが生まれる等の効果をもたらします。
当社でも、個人のものでもあり、街のものでもあるというセミパブリック&セミプライベート空間を活用し、ガーデニング教室等のワークショップやイベントの企画・開催、ガーデニングアドバイザーの派遣等を通じて、自然あふれる街づくりと住民の皆さんのコミュニティづくりを約2 年間に渡りサポートし、住民自ら管理を行うための土台を醸成します。
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全棟『ZEH』・認定低炭素住宅取得
『ZEH』とは、断熱+省エネ+創エネの組み合わせで、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとなることを目指した住宅を指し、認証を受けることで、【フラット35】の借入金利を一定期間引き下げる制度【フラット35】S(ZEH)等が適用されます。同時に、今、国を挙げて対策が急がれている「カーボンニュートラル宣言(2050 年までにCO2 排出ゼロを達成)」にも貢献することができます。
『ときの環 草加松原』では、全棟で太陽光発電による創エネを実施し、ハイブリッド給湯・暖房システム「ECO ONE X5」やポラスグループ ㈱ポラス暮し科学研究所オリジナル蓄熱床暖システム「ぽかリッチ」等、高効率の設備機器を導入することで省エネを実現、さらにZEH 基準の断熱性能を標準化することで、㈱中央住宅の分譲住宅で
は初となる全棟で『ZEH』を実現しました。あわせて、「認定低炭素住宅」も取得。本分譲地は、年間の光熱費に換算すると、標準的な住まい(2025 年基準)と比べて約60%削減されます。
また、自然エネルギーを取り入れたパッシブデザインを導入し、屋根の軒の出による夏冬の日射コントロールや、樹木による住環境の確保といった従来の工夫に加え、階段の高低差を利用した自然換気用の窓や雨水タンクの設置
等、自然エネルギーを活用できる配慮を取り入れた住戸デザインとしました。
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緑豊かな街並みと、住民間のコミュニティを育むランドスケープデザイン
「木の街区」「石の街区」「平屋の街区」からなる3 つの街区をデザインしました。各棟の開発道路に面したスペースには、シックな色合いの街並みに映える多種多様な木々が植えられ、住民同士で維持管理する「グリーンベルト」を形成します。
街区内には公園(草加市に寄附採納)のほか、協定緑地(共同利用、共同管理)を配置し、植栽剪定用グッズや防災グッズを備え、共用によるコミュニティ醸成、レジリエンスの向上を図ります。
《内観デザイン》
「緑によるつながりのあるまち」を補完するための内部空間は、多様な暮らし方に対応する平屋を含めた3 スタイルを用意しました。各家族のスタイルを確立し、家族間のつながりを助長します。
1.開放的なリビングのある平屋
勾配天井と、連続するロフトを活かした、開放的なワンルームで完結する暮らし。
ロフトやスタディカウンターといった+α の空間をリビングに隣接して設けることで、家族が適度な距離感で想い想いの時間を過ごせるファミリースペースを具現化しました。
2.ステージリビングのある家
小上がりの段差空間でリビングとは異なる特別感を演出し、仕事や勉強、遊びに集中できるステージリビングのある家。
キッチンやリビングとの位置関係に配慮された、大人もお子様も快適に使える空間です。
3.テキスタイルルームのある家
リビング続きで個室としても使える書斎や趣味、家事室にもなるテキスタイルルームのある家。
リビングに隣接したテキスタイルルームは、キッズルームや家事のサポートスペース、客間や個室としてなど、多用途にご利用いただけます。
【物件概要】
住所:埼玉県草加市花栗3 丁目
交通:東武スカイツリーライン「獨協大学前」駅 徒歩19 分
東武スカイツリーライン「草加」駅までバス12 分「花栗二丁目」バス停 徒歩6 分
構造:木造軸組工法
土地面積:120.20 ㎡~207.73 ㎡
建物面積:91.50 ㎡~103.50 ㎡(一次販売)
棟数:25 棟
価格:3980 万円~5580 万円(一次販売)