月曜日, 11月 18, 2024
ホーム商品サービス日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーション

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーション

9月1日より受注生産開始、9月15日〜10月16日 イデーショップ二子玉川店にて受注会開催

堀田カーペット株式会社(本社:大阪府和泉市、代表取締役社長:堀田将矢)は、ウールラグブランド「COURT」より、綴織の清原織物(滋賀県)とコラボレーションした新商品「Hand Woven Court」を、2023年9月1日(金)より堀田カーペットオンラインストアにて受注生産販売を開始いたします。9月15日(金)〜10月16日(月)にはイデーショップ二子玉川店にて受注会を開催いたします。

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像1

「綴織」は、およそ四千年の歴史を誇る織物で、西陣織の中でも最も古い存在です。その技術を継承する滋賀県唯一のメーカー「清原織物」と、堀田カーペットが培ってきたウール糸の開発技術を活かし、日本の織物の歴史を継ぐ手織りのウールラグを仕立てました。「Hand Woven Court」は、「カーペットを暮らしの文化の一部にする!」をビジョンに掲げる堀田カーペットが、日本独自の織物に焦点を当て、緞帳の技術で日本らしい手織りのカーペットにチャレンジしたものです。保温性、調湿性、復元性に優れたウールの実用性も兼ね備えています。

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像2

  • 特別な糸を開発

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像3

機械織りでは扱いが難しく、手織りだからこそ使えるウール糸を3種類開発し、それぞれの糸が持つ特徴を活かして、Slub Flat、Slub Pile、Parallel Stripe、Rope Herringboneの4つのテクスチャーを作りました。また、染色でも新たなチャレンジとして、1本の糸を染め分ける技術「絣染(かすりぞめ)」を採用し、計6種のアイテムを完成させました。

  • デザインコンセプト

織物カーペットの面白さの一つは、本来「均一」にできる織物の特徴を活かしながら、「不均一」さを表現することです。精緻で美しい「均一」な織物。太さの異なる糸、撚りの工夫、フェルト、絣染を応用した「不均一」な糸。これらのバランスを取りながら、織物らしい新しいテクスチャーのラグを誕生させました。

  • 綴織の技術を継承

創業明治6年の「清原織物」(https://kiyoharaorimono.jp/)は、「綴織」を継承する滋賀県唯一のメーカーとして、「織師」のクラフトマンシップを現代に受け継ぎ、婚礼儀式用袱紗や名古屋帯をはじめ、神社祭礼用の幕地や舞台の緞帳までさまざまな織物を製造しています。今回は緞帳を製造する際に使う幅15mの織機を使用しています。

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像4

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像5

  • 日本のカーペットの歴史を継ぐ

日本のカーペットの歴史は、江戸時代に鍋島藩(現在の佐賀県)で、木綿を原材料とし、トルコや中国から伝えられた技術で日本初の敷物織物が製造されたことから始まりました。その技術は鍋島緞通として現在も受け継がれています。また、兵庫県の赤穂緞通、大阪府の堺緞通、山形県の山形緞通など、全国的にも有名な産地が存在します。しかしながら、現在日本で流通する手織りカーペットは、ギャべやキリムなどほとんどが海外からの輸入品であり、国産の手織りカーペットは日常に目にする機会は少なく美術工芸品として捉えられがちです。

「Hand Woven Court」は、「カーペットを暮らしの文化の一部にする!」をビジョンに掲げる堀田カーペットが、日本独自の織物に焦点を当て、緞帳の技術で日本らしい手織りのカーペットにチャレンジしたものです。

  • 「Hand Woven Court」展開アイテム(すべてウール100%)

Slub Flat

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像6

スラブヤーンと呼ばれる、糸の太さが不均一な糸にフェルト加工を加えたウール糸を使用し、織物の均一さと糸のランダムさから生まれるテクスチャー感のある商品に仕立てました。平織りで織ることで、より糸のテクスチャーが際立ち、フラット感を感じる商品になっています。

165,000円/m2、染色なし

Slub Pile

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像7

スラブヤーンと呼ばれる、糸の太さが不均一な糸にフェルト加工を加えたウール糸を使用し、織物の均一さと糸のランダムさから生まれるテクスチャー感のある商品に仕立てました。手でつまんでパイルをつくり、弾力感のある商品になっています。

275,000円/m2、染色なし

Slub Kasumi Flat

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像8

Slub Flat、Slub Pileでも使用しているスラブヤーンを、絣染の技法を用い染色し、糸のランダムさに加え、染色も不均一にし、織物の均一さとうまく融合させた商品に仕立てています。平織りで織ることで、より絣染の風合いを感じていただける商品になっています。

198,000円/m2、グレー

Slub Kasumi Pile

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像9

Slub Flat、Slub Pileでも使用しているスラブヤーンを、絣染の技法を用い染色し、糸のランダムさに加え、染色も不均一にし、織物の均一さとうまく融合させた商品に仕立てています。手でつまんでパイルをつくり、弾力感のある商品になっています。

308,000円/m2、グレー

Parallel Stripe

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像10

数種類の違う色の糸をあえて撚らず引き揃え、フェルト加工を加えた糸を使用し、ミックス感のある色、非連続なストライプ柄の商品に仕立てました。

242,000円/m2、ピンク

Rope Herringbone

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像11

機械織りでは難しい糸の太さの糸を、2回撚り合わせ、縄のような糸をつくり、ボリュームのあるヘリンボーン柄に仕立てました。

385,000円/m2、ベージュ

*記載の価格はすべて税込みです。

堀田カーペット オンラインストア

https://shop.hdc.co.jp/collections/court/

  • 堀田カーペット株式会社について

1962年創業。繊維産業の街として栄えてきた大阪府 の泉州地域に本社工場を持ち、現在では国内に数社しか残っていないウィルトン織機にて高品質のウール カーペットを製造しているウールカーペットメーカーです。高級ホテルやラグジュアリーブランド店舗、個人住宅などの敷き込みカーペットを製造し、敷き込み用ウールカーペット「woolflooring」、ウールラグ 「COURT」、DYIカーペット「WOOLTILE」などを展開。カーペットの市場が減少する中、「カーペットを暮らしの文化の一部にする!」をビジョンに、ものづくりを続けるとともに、カーペットの暮らしを伝える活動をしています。

日本の織物の歴史を継ぐ「Hand Woven Court」新発売 / 綴織の清原織物とコラボレーションのサブ画像12

・代表取締役社長:堀田 将矢
・所在地

 本社工場 〒594-0065 大阪府和泉市観音寺町 531 番地

 中津工場 〒644-1111 和歌山県日高郡日高川町船津 1211

・従業員:38名

・オフィシャルサイト:https://hdc.co.jp

RELATED ARTICLES

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください

Most Popular

Recent Comments