不動産投資に興味を持つ女性が増加傾向か
<本リリースのポイント>
・不動産投資の情報を発信しているYouTube「不動産投資の楽待(らくまち)」チャンネルにおいて、女性の視聴時間が2017年から約2倍に増加
・チャンネルの視聴時間の中で女性が占める割合は、2017年時点では11%だったが、2023年現在は22%となった
・コロナ禍など社会の変化や老後2000万円問題などを受け、投資への関心が高まっていると推察
株式会社ファーストロジック(本社:東京都中央区、東証スタンダード上場、証券コード:6037)が運営するYouTubeチャンネル「不動産投資の楽待(らくまち)」(https://www.youtube.com/@rakumachi)の視聴時間の男女割合において、女性の割合が増加したことを報告する。
楽待のYouTubeチャンネルは2009年に開設、2017年から本格的に動画投稿を開始した。現在ではチャンネル登録者数42.8万人、公開した動画は795本を超え、多くの視聴者を抱えるチャンネルとなっている。
動画投稿が本格化した2017年の時点では、YouTubeの視聴時間の男女割合は男性89%、女性11%だったが、2023年1月から7月25日までの集計では、男性78%、女性22%という結果になった。(楽待のYouTubeチャンネル アナリティクスより集計)
視聴回数における年齢別のデータを見ると、45歳~54歳の人が最も多く23.3%、次いで55歳~64歳の人19.8%、35歳~44歳の人が18.1%と続く。
-
増加の背景
コロナ禍などの社会の変化や老後2000万円問題などを受け、「貯蓄から投資へ」と関心が高まっていると推察する。2022年7月に楽待のユーザー向けにアンケートを実施した際も、女性の回答者116名のうち、自身の不動産投資歴について「不動産投資を学び始めて半年以内」と回答した方が約40%となった。資産運用の選択肢の一つとして、不動産投資を検討している方が増加していると考えられる。
内閣府男女共同参画局が公表した「男女間賃金格差(我が国の現状)」(https://www.gender.go.jp/research/weekly_data/07.html)によると、日本の男女賃金格差は男性一般労働者の給与水準を100としたとき、女性の給与水準は75.2と、諸外国と比較しても男女間の賃金格差が大きい状況であるとわかる。こうした現状を受け、岸田政権は「女性版骨太の方針2023」を軸に、女性の所得向上を掲げている。今後も同様のユーザー傾向が続くのかは注視していきたい。
【会社概要】
社名:株式会社ファーストロジック
URL:https://www.firstlogic.co.jp/
上場市場:東証スタンダード(証券コード:6037)
本社:東京都中央区八丁堀三丁目3番5号 住友不動産八丁堀ビル5階
設立:2005年8月23日
事業内容:国内最大の不動産投資プラットフォーム「楽待」の運営