ダスキンが台湾で運営している合弁会社『楽清服務股份有限公司』が台湾・台北でダスキンの家庭向けお掃除サービス新規導入

～ 衛生意識の高まり、家庭のお掃除代行ニーズに対応 ～

株式会社ダスキン（本社：大阪府吹田市、社長：大久保 裕行）が台湾で運営している合弁会社『楽清服務股份有限公司』※1（本社：台湾・台北、社長：蘇　嘉麒）は、1994年から台湾で展開しているダストコントロール事業※2に続き、台湾・台北にて家庭内における希望場所のお掃除サービスを2023年７月3日（月）から新規導入します。

※1：楽清服務股份有限公司は、ダスキンと、台湾の流通小売企業グループ 統一超商股份有限公司（本社：台湾・台北、社長：黄　瑞典）が1994年に台湾・台北で設立した合弁会社です。
※2：ダストコントロール事業：モップやマットなど清掃・衛生用品のレンタル及び販売。

■背景

当社が掲げる「ダスキン中期経営方針2022」（2023年3月期～2025年3月期）の基本方針に基づく3つのテーマのひとつ「事業ポートフォリオの変革」では、“新しい成長機会への投資”として、M&AやR&D投資の積極化とあわせて、海外戦略を打ち出しています。

海外戦略のひとつ“現在の展開国・地域の成長”では、ニーズにマッチした商品・サービスを導入し、居住する皆様に喜んでいただきたいと考えています。

当社は、1994年8月に台湾の統一超商股份有限公司と合弁会社『楽清服務股份有限公司』を設立し、台湾にてダストコントロール事業を展開してきました。

昨今の衛生意識の高まりや、台湾における家庭のお掃除代行ニーズに対応するため、この度、家庭向けお掃除サービスを新規導入します。

■目的

台湾では共働き家庭が多く、忙しくて掃除など家事をする時間がとれない傾向にあります。また、新型コロナウイルス感染症の流行により衛生に対する意識が高まったことや、在宅時間も増えたことから、これまでより衛生へのニーズが高まりました。

ダスキンは創業来培ってきたお掃除のノウハウときめ細かな心配りで、多くのお客様に喜んでいただき社会に貢献してきました。同じように台湾の皆様にもこのサービスを提供し、快適な住環境を整えていただきたいという想いから、まずは拠点となる台湾・台北にて家庭向けお掃除サービスを新規導入します。

■サービス概要

■研修

家庭向けお掃除サービス導入に際し、楽清服務股份有限公司の社員が来日し、当社の研修施設ダスキンスクール※3と営業拠点で研修を行い、サービス提供に必要な知識や技術を指導しました。日本での研修後には、台湾のダスキン五股営業所でも研修を行いました。研修で習得した知識や技術を活かし高品質のサービスを台湾の皆様に提供します。

ダスキンスクールでの研修の様子（日本・大阪府）

現場研修の様子（台湾・台北）

※3：ダスキンスクールは訪販グループを中心とした事業の教育センターで、全国各地域で事業を展開する加盟店のオーナーやマネジャー、スタッフが、経営理念から運営ノウハウまで総合的に学ぶための施設です。経験豊富な教育スタッフと広範な研修カリキュラムや充実した設備のもと、知識と技術を修得できる場となっています。

■楽清服務股份有限公司　会社概要

■株式会社ダスキンが海外で展開する事業　※拠点数については2022年12月末現在の数字です。

【ミスタードーナツ事業】

パートナー企業と共に「おいしいドーナツ」を台湾・タイ・フィリピン・インドネシアで展開。（計11,362拠点）

新たに2023年5月にシンガポール1号店がオープン。合計5地域で展開。

【ビッグアップル事業】

ハラル認証を取得したドーナツブランドをマレーシア・カンボジアで展開（計87拠点）

【ダストコントロール事業・ケアサービス事業】

高まる「衛生意識」を追い風に台湾・中国（上海）で展開（計25拠点）

※ミスタードーナツの拠点数はコンビニエンスストアでの販売形態も含みます。