○ パテント・リザルト社が2013年から調査し公表するランキングで、当社の1位獲得は調査開始以来10年連続
○ 月面有人拠点への応用を目指した技術やAIを活用したシステムなど、近年も多岐にわたる特許を出願
○ 技術革新の積み重ねによる当社の累計特許登録数4,112件※は、住宅業界でトップクラスの実績
ミサワホーム株式会社(代表取締役社長執行役員 作尾徹也)は、株式会社パテント・リザルト(本社:東京都文京区)が独自に行う「ハウスメーカー他社牽制力ランキング2022」の第1位に選ばれました。同ランキングでの1位獲得は、2013年に同社が調査を開始して以来10年連続となります。
本調査はハウスメーカー業界を対象に、2022年の特許審査過程で拒絶理由として引用された特許件数を企業別に集計したものです。この集計により、豊かな暮らしの実現に向けた先行技術を多数保有する、先進的な企業が明らかになります。
ミサワホームは、1960年に独自工法である「木質パネル接着工法」を開発し、以来、業界初のグッドデザイン賞グランプリを受賞した「GENIUS 蔵のある家」など、未来を見据えた新しい技術を盛り込んだ住まいやサービスを世の中に提供してきました。近年では、未来志向の住宅や月面の有人拠点への応用を目指し、2020年に産官学連携により南極で実証実験を行った「南極移動基地ユニット」で開発した技術や、持続可能な未来につながるコンセプト住宅として2021年に建設した「グリーン・インフラストラクチャー・モデル」に搭載された新技術を特許として登録しています。2022年には、当社施工による戸建住宅の耐久性診断時に、AIが対象部位の劣化状況を瞬時に判定し、適切な維持・管理方法を明確にする「AI画像解析システム」の特許を出願するなど、多岐にわたる分野で特許を出願しています。
こうした技術革新の積み重ねによる当社の累計特許登録数4,112件は、住宅業界でトップクラスの実績であり、このたびの10年連続1位受賞につながっています。
ミサワホームは、社会課題の解決やより豊かな暮らしの実現に向けて、これからも持続可能な未来につながる技術開発に取り組んでいきます。
※2023 年 6 月時点、当社調べ、サイバーパテント社「CyberPatent Desk」収録分のみ集計
(すでに権利消滅したものを含む)
◆2022年に拒絶理由として引用された件数の多い特許と関連する技術
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「電力、ガスなどのエネルギー消費を抑制する省エネルギーと共に、
建物内の居住環境化の最適化及び環境負荷の軽減を図る住環境管理システム」に関する技術
この技術に関連するものとして、当社のオーナー向けに提供するIoTライフサービス「LinkGates」があります。住宅設備機器をIoTで一元管理し、冷暖房や給湯、照明など設備機器の遠隔操作や、温湿度センサーによる熱中症アラートの通知機能など、日々の暮らしを豊かにする「省エネ」「安全」「安心」「快適」の4つのサービスを一体的に提供しています。また、同サービスが提供する「AIマネジメント」では、蓄電池と連携して再生可能エネルギーの自家消費率を高めるなど、開放感のある快適な暮らしとすぐれた環境性能を両立することができます。
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「宅配ボックスおよび建物」に関する技術
この技術に関連するものとして、ゴルフバッグやスーツケースなどの大型宅配物の受け取りニーズに対応する外部収納用ドアに暗証番号錠を設け、荷受機能を付加した「宅配スペースドア」があります。建物と一体のため、ご要望に応じた収納面積を確保できます。また、「グリーン・インフラストラクチャー・モデル」では、冷蔵と常温で上下に仕切り、室内側から荷物を受け取れる「ビルトイン宅配BOX」を設置し、活用された技術の特許を出願しています。