〜不動産取引に関する”効率的で透明性の⾼い”情報管理が可能に〜
不動産仲介関連サービスを提供する株式会社TERASS(東京都港区、代表取締役:江⼝亮介、以下TERASS)は、不動産取引における仲介業務を行うための業務基幹システム「Terass Cloud(テラスクラウド)」において、エージェント各人の契約・取引の進捗管理、請求管理に関する仕組みについて特許を取得したことをお知らせします。
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特許取得内容
■進捗管理システム、進捗管理プログラム及び進捗管理方法
エージェント各人の契約・取引の進捗を管理し、各申請者の進捗ごとに、審査・承認ができるプロセスや仕組み
■請求管理システム、請求管理プログラム及び請求管理方法
エージェント各人の申請・契約から、報酬・請求を管理し、請求額を算出する仕組み
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開発背景
日本の住宅市場では、2016年(平成28年)以降、首都圏における中古マンションの成約件数が新築マンションを上回っており、国土交通省でも既存住宅流通市場の活性化を促進するための様々な取り組みが進むなど、「既存住宅(中古住宅)は消費者の皆様の選択肢として当たり前の時代となりました。
一方で、それを支える日本の不動産業界の生産性はアメリカの28%といわれています。また、全住宅流通量(既存流通+新築着工)に占める既存住宅の取引がアメリカは81%、イギリスは85.9%に対し、日本は14.5%と先進国に対し遅れている現状があり、既存住宅を安心して売買できるサービスの拡充のためには、不動産エージェントの働き方改革が急務です。(出典:既存住宅市場の活性化について/国土交通省2020年より)
以上から、私たちTERASSは「Terass Cloud」を通して不動産仲介業務のさまざまな業務を自動化・ペーパーレス化し、不動産仲介業の働き方変革を行うことで、よりお客様に寄り添うプロフェッショナルとしての不動産エージェントを生み出し日本の既存住宅売買の活性化を促す事業を展開してきました。
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不動産仲介業務を⾏うための業務基幹システム「Terass Cloud」の主な機能
お客様情報管理
業務進捗管理
媒介契約書等の自動出力
物件資料の取得
取引情報管理
売上、精算管理
物件検索機能
エージェント各人、サポートを含めた契約・取引に関わる人に対し、効率的で透明性の高い情報管理ができるシステムとなっています。
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特許の概要
特許番号:特許第7279981号
発明の名称:進捗管理システム、進捗管理プログラム及び進捗管理方法
出願日:令和4年9月12日
登録日:令和5年5月15日
特許権者:株式会社TERASS
特許番号:特許第7279982号
発明の名称:請求管理システム、請求管理プログラム及び請求管理方法
出願日:令和4年9月12日
登録日:令和5年5月15日
特許権者:株式会社TERASS
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「Terass Cloud」を使用しているエージェントの声
以前は複数のExcelで都度手動更新・管理していた顧客や契約の情報が、Terass Cloudだけで一元管理でき、現在の状況や次のアクションまでもが一目でわかり、さらに案件ごとに本部とのチャットコミュニケーションができる点が便利です。
特に、顧客リストから買付、契約、決済までに必要な準備や確認、申請の一連の流れが自動で管理できるので、リーガルチェック依頼やスケジュール管理など、エージェント自身、サポートスタッフなど複数人が携わる契約準備ではとても助かっています。
スマホさえあればいつでもどこでも取引に関する申請・作成・確認・管理ができるので、効率よく不動産仲介業務ができ、よりお客様と向き合う時間が増えたことを実感しています。(30代/女性エージェント)
▼TERASSへの不動産相談はこちら
https://terass.com/contact
▼不動産エージェントとしての参画にご興味のある方はこちら
https://terass.com/agent-recruit
■株式会社TERASSについて
TERASSはDXで不動産売買体験を進化させ、家を買う⼈、売る⼈、働く⼈すべての個⼈をエンパワーメントするテクノロジー企業です。2019年4⽉に代表江⼝亮介により設⽴、優秀な不動産エージェントを仲介業務のDXで⽀援する「Terass Agent」事業を立ち上げ、2020年6⽉には優秀な不動産エージェントから提案が受けられる不動産サイト「Terass Offer(旧Agently)」をリリース。
いいエージェントといい不動産取引ができる人を増やすことを⽬指しています。