~大規模言語モデルによる不動産の新たなユーザー体験の提供を目指して~
法人向けのChatGPT活用プラットフォーム「法人GPT」および、行政GPT、AIチャットボット、AI-FAQなどの業務自動化ソリューションを提供する株式会社ギブリー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:井手高志 以下、当社)は、株式会社アンビション DX ホールディングス(証券コード「3300」、本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:清水 剛 以下、アンビション DX ホールディングス社)と、不動産 DX を推進するため、大規模言語モデル(LLM:Large Language Models)である「GPT-4」を活用した新たなユーザー体験の提供を目指し、サービス・プロダクト開発に向けた共同研究を開始することをお知らせします。
■背景
LLMは、自然言語処理技術を用い、膨大な量のテキストデータを解析し、文章の生成や質問に対する回答などが可能なAIの一種です。最近では、「GPT-4」などのLLMが翻訳や文章校正、文書自動生成などの様々な用途に利用されています。当社は、「GPT-4」などのLLMを活用し、「法人GAI※」や「行政GAI」などのサービス提供によりスマートで効率的なビジネスプロセスを実現しております。
他方で、アンビション DX ホールディングス社は不動産領域全般にわたるビジネスを展開し、さらには不動産DXへの取組みを推進していたことから、不動産に関するビッグデータを蓄積しております。
今回の共同研究によって国内の不動産業界においてもLLMを活用したサービス・プロダクト開発を通じた、新たなビジネスや住まい体験の創出が期待されます。
具体的には、不動産賃貸仲介や売買などに関する自動応答システムの開発や文章生成など、様々なアプリケーションを検討しており、LLM×不動産実務の実行可能性を評価することが目的です。
■今後の展望について
LLMの技術はますます進化しており、その応用範囲も広がっています。当社はこれまでデジタルトランスフォーメーション(DX)へ積極的に取り組んでおり、LLMを活用して不動産DX分野においてアンビションDXホールディングス社と共に新しい住まい体験を提供することを目指しています。両社の知見やノウハウを活かし、イノベーションを起こすことが期待されます。
LLMと入居者サービスの連動など、新しいサービスや提供方法を検討することで、顧客にとってより魅力的な住まい体験を提供できる可能性があります。これにより、不動産業界全体においてより高度なテクノロジーの導入や、より創造的なビジネスモデルの採用が進むことが期待されます。最近のテクノロジーの進歩は、不動産業界においても大きな変革をもたらしています。これらの技術を活用することで、従来の不動産業界にはなかった新しいサービスや価値を提供することが可能になります。これにより、より幅広い顧客層を獲得し、より高い収益性を実現することができると考えています。
【株式会社アンビション DX ホールディングスについて】
アンビション DX ホールディングスは、都心デザイナーズマンションの賃貸管理事業を中心に、開発・企画・仕入れ・仲介・販売・保険までをワンストップで提供し、そこで得た不動産ビッグデータを活用した不動産DX(デジタルトランスフォーメーション)事業を推進する企業です。AIを取り入れた不動産RPA、IoTスマートホーム、自動接客システム「AIチャット」など、最新テクノロジーを活用した不動産サービスを提供しております。
今後も「DXによって不動産ビジネスを変革し、デジタルとリアルを融合した唯一の不動産デジタルプラットフォーマーになる」というビジョンの元、自社の事業成長に加え、DXプロダクト開発・販売を通じてアナログな不動産業界の変革を目指してまいります。
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代表者:代表取締役社長 清水 剛
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設立日:2007年9月14日
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資本金:379百万円
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所在地:東京都渋谷区神宮前二丁目34番17号
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事業内容:賃貸 DX プロパティマネジメント事業、売買 DX インベスト事業、賃貸 DX 賃貸仲介事業、
インキュベーション事業、不動産 DX 事業、海外システム事業、少額短期保険事業
【株式会社ギブリーについて】
ギブリーは「すべての人が物心豊かな社会を実現する」をビジョンに掲げ、 HR Tech/Marketing DX/Operation DXの3事業を柱に、 「世界で必要とされる、本質価値を生むテクノロジー企業体」として、 “世界標準”のサービスを生み出し続け、日本の再生に寄与します。
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代表者:井手 高志
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設立日:2009年4月28日
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所在地:東京都渋谷区南平台町15-13 帝都渋谷ビル8階
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資本金:1千万円
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事業内容:HRテック事業(Track),マーケティングDX事業(DECA)、オペレーションDX事業部(PEP/法人GAI/行政GAI)