不適切な改良工事を無くし、生活者の安全性の向上に
地盤ネットホールディングス株式会社(所在地:東京都新宿区、代表:新美輝夫、以下、地盤ネット HD)の子会社、地盤ネット株式会社(東京都新宿区、代表:荒川高広、以下、地盤ネット)は、住宅地盤における改良工事の品質確保を目的とし、「地盤工事適正化ネットワーク」を設立し、2023年4月25日に設立総会を開催いたしました。
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設立総会の様子
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住宅不同沈下事故の約4割は不適切な改良工事によるもの
地盤ネットが、過去に発生した全国の不同沈下現場を調査したところ、約4割が改良工事の現場であったことがわかりました。
事故原因は、「ずさんな施工が行われていた」「土質と工法が合っていない」というものがほとんどで、土質を考慮した適切な設計と、安定した施工品質を維持すれば、これらの事故は防げた可能性があります。
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住宅地盤工事におけるディファクト・スタンダードを目指して
「地盤工事適正化ネットワーク」には、全国多数の工事事業者様の中から、地盤ネットの独自基準に賛同された45社にお集まりいただき、総会当日は以下の2点が採決され、お客様から「信用を得る」ネットワークの創成が確認されました。
1. 相互牽制機能を働かせ、ずさんな設計・施工が行われない体制を構築する。
2. 適正な設計・施工を適正価格で提供する
地盤ネットは、地盤工事適正化ネットワークと協力して工事における不同沈下事故ゼロを目指し、経営理念である「生活者の不利益解消」の実現に向けて取り組んでいきます。
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スマート地盤システムを通じて改良工事のご相談が可能です。
地盤工事適正化ネットワークに加盟している工事業者様には、地盤ネットの基幹システムである「スマート地盤システム(SJS)」を通じて相談することができます。
SJSは、地盤調査から調査データの解析・判定、工事時の見積依頼、各図面や納品データの保管・地盤補償の発行まで、物件管理に必要な機能をシームレスに提供するシステムで、住宅事業者様の業務効率化にもご活用いただけます。
<本件に関するお問い合わせ先>
地盤ネット株式会社
広報担当:髙瀬
TEL:03-6265-1803
FAX:03-6265-1804
MAIL:press@jibannet.co.jp