火曜日, 11月 19, 2024
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ランディックス2023年3月期本決算発表のお知らせ

2023/5/12をもって、2023年3月期の決算を発表しましたので、決算のハイライトを中心に、23/3期の決算、そして来期の業績予想、配当方針について説明していきたいと思います。

23/3期の決算ハイライト

①売上利益ともに前期比で大きく成長

23/3期の業績着地は業績予想を上回り、前期比でも大きく成長しました。

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■売上高:150.1億円
業績予想150億円でしたので、ぴったりです。
当社は不動産の中でも住宅用不動産売買をメイン事業としています。
住宅用不動産というのは、アパートやビルといった投資用物件に比べて金額が小さく(中でも当社は住宅としては高額帯の商品を扱いますが)、かつ在庫期間が短いのが当社の強みです。
期末段階では在庫を調整しながら「来期への成長余力を残してきっちり業績予想を達成する!」という営業姿勢で販売活動を行います。

■経常利益:16.0億円
前期比で+14.3%、業績予想達比で+8.6%。経常利益率10.7%。
当社は、上場時から「経常利益10%を利益確保の最低ライン」としており、今回は経常利益率/売上高で10.7%となります。

②増配2回目!

当期純利益が10.5億円で着地して業績予想に対して8%程度上振れたため、期中2回目の増配を行いました。
期首開示の60円に対して、結果+8円の増配。

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また、期中には株主優待を導入しており、23/3期は株主還元を強化した年となりました。

※詳細は決算説明資料をご覧ください!

③四半期で過去最高の売上高

今年は年度業績として過去最高となりましたが、直近の23/3期4Qは四半期業績としても売上高で過去最高となりました。

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24/3期の業績予想と増配の状況

ここからは24/3期、未来についてです。

①売上高200億円(目指せ300億円)

当社は中期経営計画として25/3期に売上高300億円、経常利益率10%を掲げていますが、24/3期は中計2年目となります。

24/3期の業績予想は下記のとおり。

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売上高200億円(前期比+33%)、経常利益20億円(前期比+24.7%)と、引き続き大きく成長していきます。

25/3期の中期経営計画を発表してから「ちょっと目標高すぎるんじゃない?本当に達成できるのか?」という質問を時折頂きます。

と、ここで、下のスライドをご覧ください。

上場後4期間の期初業績予想の達成状況です。

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上場後、4年間きっちり予想を達成してきています。
(21/3期については売上高が98.8%ですが、これは4Qの途中で利益が十分に確保できる見通しが立ち、来期に向けた活動を優先したためです。)

24/3期期初段階(つまり2023/5/12本日時点)で、業績達成のために期首段階で必要な人員数、在庫水準は確保しており、期待感の持てるスタートとなっています。

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②もちろん増配予想!+5円

当社の配当方針は「業績の上下によらず継続的に増配する」というものです。
配当性向やDOE、配当総額の当座インパクト、出来上がりの自己資本比率、配当利回りなど、当然内部的には検討材料として様々持っておりますが、基本的には毎年増配していきます。

そのため、期首の段階では比較的に保守的な配当予想を出し、期中である程度の利益角度が分かった段階で増配(最終的な配当)の有無を決定しています。

下記、上場後の配当予想と期中の増配の実績について絵にしています。
23/3期は株主優待の導入を加え、株主還元を強化。

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24/3期についても、期中の増配ができるように頑張っていきたいと思います。
(ちなみに…増配についてはIRTVさんで収録している代表岡田のスピーチでも意欲を見せています。9:45くらいのところです。是非こちらも。)
23/3期の本決算についてのショートムービー:IRTV

https://youtu.be/d8XjOuQcs18

当社事業の成長性

ここまでは業績の話を中心にしてきましたが、「ランディックスってそもそも何の会社?」という方もいらっしゃると思うので、簡単に事業説明も踏まえて当社の成長性について説明していきます。

当社事業の特長
当社は不動産売買を生業とする企業ですが、当社事業のコアの部分(最大の経営資源=摸倣困難な部分とも言えます)は、創業以来20年間に渡り蓄積してきた顧客との関係値、および顧客層の厚さです。
当社の成約顧客を分析すると、そのうち30%強程度が紹介・リピート顧客であり、この比率は近年一定しています。
この既客の存在が高い営業効率を実現しており、安定した集客、販売の源泉となっています。

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メインの商品としては住宅用不動産の売買を行っています。
注文住宅用の土地の仕入に特に強みがあり、デザイン・建築ノウハウも含めて建築事業者とのマッチングビジネスも併せて速い営業効率と在庫回転(これが市況変動へのリスクヘッジでもある)が強みです。

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自社で仕入から販売まで一気通貫で行い、仲介事業も行っているため、利益のうち2割程度は手数料によって稼ぎ出しているため、不動産売買という事業分野において、かなり安定した事業形態をとっていると言えます。

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そして、「何が”ネオ”なのか?」というのが次からの話です。

成長戦略

当社は25/3期(もう翌期!!)に売上高300億円を達成するべく事業展開を日々考えています。

当社が扱う商品、1億を超えるような不動産ともなると、もっともっと心地よいサービスが提供できるはず、そして生活のベースとなる家を提供する我々として、もっと広い範囲で人生を捉え、価値を提供していこう。
こういったことから、当社の企業理念は「唯一無二の豊かさを創造する」となっています。

22/3期には、既存顧客へのクロスセルという考え方から収益事業を強化していますが、不動産以外でも少しずつ事業領域は広げており、「不動産に関する分野を中心に事業展開を行うのか?」と言われれば、確かにそれが効率的でもあるのですが、「今の顧客層のニーズに合ったサービス、次世代に生まれてくれる価値観にフォーカスして事業を展開しよう」という方に主眼があります。

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高齢化が進み、健康寿命が大事なこれからの世の中、より生活の質を向上せさせる方向に社会の意識が向かっていくことになりますが、これからの時代により必要とされる事業体であるために、「いままでには無かった人生を豊かにするサービスを創造する」というのがネオの部分です。
特に、その中でも当社は創業以来、富裕層のお客様が多いため、そういった高所得者層、資産家層にフォーカスしています。
▶当社のアートサービス(絵のサブスクリプション)

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08903/c42ca065/87f3/471a/bac7/5b8967da1ef8/140120220712598475.pdf
▶当社のペットサービス(ペットSNSなどリアルタイム情報提供サービス)

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08903/e1e29688/99fa/4fdf/927b/bfe63a038ce4/140120220721502528.pdf

顧客データの蓄積と成長ドライブ

当社の売上・利益の源泉は、良質な不動産の在庫ですが、その一方で営業効率を大きくドライブしていくのが顧客データストックです。
当社では、お客様の趣味・趣向、購買記録やエリア特性などデータを分析することで適切な仕入を行い、販売時のマーケティングにも最大限活用しています。
このお客様のデータがより多く集まることで、営業効率を落とさずにエリア拡大、組織拡大を実現していけると考えています。

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23/3期末で約4.5万組のお客様データが蓄積されています。

加速する採用と高い営業効率

当社では過去5年、新卒採用を強化しています。
2023年4月には12人の新卒社員が入社となりました。
これから成長を加速させていく局面で、人材採用はさらに強化していきますが、ここで当社が重視しているのは社員一人当たりの営業利益です。
メイン事業である不動産売買では

集客→コンタクト→情報提供→関係値構築→申込+契約→建築マッチング

という流れをたどりますが、集客力、営業力、ブランド力など様々な要因が作用するため、営業部門だけで営業効率を考えるのではなく、マーケティング、エンジニア、コーポレート部門含めた全社員1人あたりの営業利益(=営業効率)を重要な指標としています。

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現状、高い営業効率を確保できていますが、これから若手社員が増え、営業組織を作っていく中で社員を育て、エンゲージメントを高め、魅力的な職場環境を整え、さらにそれがよりよいサービス提供まで循環させる仕組みを作っていくことが長期的な重要テーマです。

まだまだいけるぞ東京の住宅

最後に、市場規模と当社のエリア拡大戦略、今期の取組みについてです。
まず、23/3期のエリア拡大の状況です。

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メインの城南6区でも昨対比で20%増の取扱高となり、23区外では3倍にも迫る勢いの成長を見せています。
24/3期の売上高・業績予想200億円については、既存事業と現状のエリア拡大戦略の展開で十分達成可能な数字であると考えており、新エリアへの新規出店も検討しています。

「人口が減少していく中で市場規模が縮小するのではないか?」
という質問を頂くことがあります。
まず、不動産売買の市場規模が非常に大きいというのもありますが、実は東京都の統計局から出ているデータを確認すると、特にこの城南エリア、および23区の人口はまだ増加し、しばらくは長期的に安定することが分かっています。

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現状、城南6区だけでも土地、新築、中古の戸建売買を併せると1.4兆円ほどの市場規模があると推計していますが、このうち2%程度を獲得することで中期目標の300億円に到達します。

300億円までは、既存事業の成長によって到達できると考えておりますが、その際にポイントになるのが
・データ活用による集客効率化
・教育による営業効率の維持、向上
・採用強化による営業組織拡大
です。

従来、不動産業界は比較的アナログな商環境・特定の商習慣が根強く、データ活用による定量的な分析やマーケティングが不足しており、現在でもこの部分をしっかり行っている会社は少ないのです。
前述したように、取引データをベースに価格設定を検討する、社内に販売部門を持っている強みを生かして顧客の声をダイレクトに仕入れに反映するなど、優良在庫の積み上げ力が他社には無いノウハウ・営業カルチャーとして
根付いている点は当社の強みとなっています。

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また、不動産売買は地域性が強く、営業スキルとして特異性がある部分があり、組織的に営業組織を構築し、事業拡大を行っている会社が少ないというのも事実です。
この点、特に当社は社員教育と、再現性のある営業活動という視点から営業組織の構築を行っており、課題は多いですが、着実に成長を続けてきています。
実際には、収益用不動産やエリア外の大型物件、より大きなマンション、あるいは手数料収入も成長させていくため、シェア2%というのは目安ではありますが、城南エリアにおけるランディックスの存在感をさらに高めていきたいと考えています。

<企業情報>

「唯一無二の豊かさを創造する」

社名          株式会社ランディックス

本社所在地       東京都目黒区下目黒1-2-14Landix目黒ビル

設立年         2001年

従業員数          89 名(連結2023年3月末時点)※役員除く

業種              不動産業

事業内容          

・不動産売買事業

・不動産仲介事業

 ・建築業者の紹介コンサル事業

ランディックスグループは世田谷区・目黒区・大田区・渋谷区・港区・品川区の城南エリアを中心に事業を展開。ネットを通じた不動産マッチングコンサルティング・オーダーメイド住宅マッチングコンサルティングを通じ、お客様のニーズにお応えしております。

 当社HP

[当社ホームページ]  https://landix.jp/

 [sumuzuサイト     ]  https://sumu-z.jp/

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