アルマーニ グループは、ドバイのスカイラインに新たに加わる超高級タワーマンション「アルマーニ ビーチ レジデンス パーム ジュメイラ (Armani Beach Residences Palm Jumeirah)」の住宅ユニット、共用部、アメニティのデザインに関して、アルマーニ / カーザ インテリア デザイン スタジオとアラブ首長国連邦 (UAE) の大手不動産開発会社のアラダ (Arada) とが新たにパートナーシップを締結したことをお知らせします。
建築界のノーベル賞とも称されるプリツカー賞をはじめ、数々の賞に輝く日本が誇る世界的な建築家、安藤忠雄氏が設計を手掛けるアルマーニ ビーチ レジデンス パーム ジュメイラは、同氏が長年にわたりこだわってきた自然と建築物との共生を特徴としています。ドバイを代表する人工島の外側の三日月部分に位置するこのプロジェクトは、ラグジュアリーな居住空間を演出し、各住居と海との間に生み出したつながりは、感動的な景色をもたらします。
アルマーニ ビーチ レジデンス パーム ジュメイラは、居住する誰もがエレガントで生産的、かつアクティブなライフスタイルを楽しめるよう熟考を重ねて設計されたワールドクラスのアメニティが、美しい内装を施したペントハウスやその他の住宅を彩ります。
同レジデンスの販売は2023年後半から開始され、2026年末にはプロジェクト全体が完成する予定です。
アルマーニ グループの会長兼最高経営責任者(CEO)であるジョルジオ・アルマーニは、次のように述べています。「2001年のミラノのアルマーニ / テアトロの設計を担当してもらって以来、アルマーニ グループと長い付き合いがある安藤忠雄氏と再びコラボレートできることをとても嬉しく思っています。アラダと安藤忠雄氏とのこの新たなパートナーシップもまた、他に類を見ない壮大な住環境をもたらすものになると信じています。」
アラダの副会長であるカリド・ビン・アルワリード・ビン・タラール王子は、次のように語っています。「アルマーニ ビーチ レジデンス パーム ジュメイラは、アルマーニのライフスタイルを象徴するエレガンスとラグジュアリーを、世界的に有名な安藤忠雄氏のコンテンポラリーなデザイン美学と融合させています。大いに注目を集める人工島 パーム・ジュメイラという絶好のロケーションに位置し、世界で最も急成長を遂げている高級不動産市場のドバイに、このユニークな居住機会をもたらすことができることに胸を躍らせています。」
安藤忠雄建築研究所の創設者である安藤忠雄氏は、次のように話します。「アルマーニ ビーチ レジデンス パーム ジュメイラは、ジョルジオ・アルマーニ氏と私が共有する情熱を掛け合わせたものとして、居住者と訪問者が、アートと建築の融合を体験できる特別な場所になります。この素晴らしいロケーションの建築物は、インテリアとプロジェクトを囲む海の風景との調和と繋がりには目を見張るものがあり、光と影の相互作用によって、敷地への到着から共用部、そして最後に非の打ち所のない完成度を誇る各住居への動線を生み出すようデザインされています。」
アルマーニ / カーザとインテリア デザイン スタジオについて
創業から20年以上の歴史を誇るアルマーニ / カーザは、ラグジュアリー ファニチャー分野の世界的なリーダーです。2004年以来、アルマーニ / カーザ インテリア デザイン スタジオは、ジョルジオ・アルマーニのアーティスティック・ディレクションのもとでのコンセプトの段階から施工管理まで、個人および不動産開発業者にインテリアデザインのコンプリートサービスを提供しています。今回のプロジェクト以外にも、マイアミ、ロンドン、北京、テルアビブ、マニラ、ムンバイ、イスタンブールなどの都市でのレジデンスを手がけてきました。アルマーニ / カーザは、現在、ミラノ・パリ・ニューヨーク・東京に至る主要都市を含む世界29カ国、40の拠点を構えています。
アラダ (Arada) について
アラブ首長国連邦 (UAE) を拠点とするアラダは、居住者が豊かになり、関わり合いをもたらし、インスピレーションが得られるコミュニティを構築することを目的に創業されたデベロッパーです。提供する住居は、優れたデザイン性とクラス最高のアメニティを備え、そのすべてが購入しやすい価格帯で販売されています。同社は、会長を務めるシェイク・スルタン・ビン・ムハンマド・アル・カーシミー殿下と副会長のカリド・ビン・アルワリード・ビン・タラール王子により、UAEの不動産市場に優れた物件を供給することを目的として2017年に設立さ れました。
安藤忠雄建築研究所について
安藤忠雄氏は、1941年、大阪生まれ。大阪がルーツであることにこだわる独学の建築家であり、近郊の京都や奈良で過ごしながら、歴史にその名を残す偉大な日本の伝統建築を自分の目で見ながら学んできました。1962年から1969年には、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカを歴訪し、西洋の建築、歴史、技法への造詣を深めました。日本の伝統建築と近代建築の両方を学んだことが彼の作品に大きな影響を与え、豊かな伝統のユニークな融合をもたらします。1969年、大阪に安藤忠雄建築研究所を設立。6カ国の建築アカデミーの名誉フェロー、イェール大学、コロンビア大学、ハーバード大学の客員教授を務め、1997年には東京大学工学部建築学科教授に就任(現在は名誉教授)。1995年のプリツカー賞、2002年のアメリカ建築家協会ゴールドメダルなど、数々の建築関連の賞を受賞しているほか、科学や技術、思想・芸術の分野に大きく貢献した人に贈られる日本発の国際賞「京都賞」も受賞しています。安藤氏が手がけた建築物は、日本、ヨーロッパ、アメリカ、インドなど世界各地にあります。