ふとしたとき、「自分の行動が誰かを支えている」と思える支援を
認定NPO法人REALs(Reach Alternatives)(東京都新宿区、理事長瀬谷ルミ子、以下REALs)は、株式会社ランディックス(以下ランディックス)から、トルコ・シリア大地震の被災者支援にご支援をいただきます。ご支援はランディックスを通して同社のお客様が取引を行った不動産売買契約件数1件ごとに積み立てられ、REALsによるトルコ・シリアでの被災者支援に活用されます。
トルコ・シリア大地震による直接被災者は1,300万人に及び、トルコ単独でも今も300万人が避難生活を続けています。ランディックスからのご支援は大地震で被災した方の命と生活を直接支え、復興に向かうことを後押しします。契約ごとにご支援をいただくしくみには、ステークホルダーとなる同社のお客様や従業員の皆様に、ふとしたときに「自分の行動が誰かを支えている」と感じ、支援を受けた方とのつながりを体験していただきたいという思いが込められています。
ランディックスと関係者の皆様からのご支援をいただき、トルコ・シリア大地震で被災された方たちに支援を届けていきます。
トルコ・シリア大地震による甚大な被害
2月6日に発生したトルコ・シリア大地震は、両国に甚大な被害を及ぼしています。これまでに地震により命を落とした人は5万人を超え、直接被災者は1,300万人に上ります。トルコ単独でも今も300万人以上が避難生活を続けており、衣食住をはじめとする緊急支援がいまなお必要とされています。また多くの被災者が、地震の日の恐怖や大切な人、家、コミュニティを亡くした悲しみや喪失感を抱えており、心のケアなどの支援ニーズも高まっています。被災した人や社会に寄り添い、支援を続けていくことが求められています。
写真:地震により建物が損壊し、窓ガラスや瓦礫が飛び散った道路(トルコ・ハタイ, 2023年2月)
株式会社ランディックスのご支援:契約1件ごとに、トルコ・シリアの被災者に支援が届く
ランディックスのご支援は、同社と同社のお客様が結ぶ不動産契約1件ごとに積み立てられ、REALsによるトルコ・シリアでの被災者支援に活用されます。契約ごとにご支援をいただくしくみには、ステークホルダーとなる同社のお客様や従業員の皆様が、契約について考えるときや現地に関するニュースを見たときなど、ふとしたときに「自分の行動が誰かを支えている」と感じ、支援を受けた方とのつながりを体験していただければという思いが込められています。
大地震ののち、現地では今も緊急支援が必要な状況が続いていますが、時間の経過に伴って支援ニーズは変化していきます。ランディックスの皆様とともに、REALsはトルコ・シリアの被災者に、ニーズに即した支援を届けていきます。
写真:地震で瓦礫となった建物と水溜まり。3月には洪水も発生しています(シリア北西部, 2023年2月下旬)
REALsのトルコ・シリアでの活動
REALsは2015年からトルコ、2019年からシリアで活動しています。トルコではシリア難民への個別支援(法律相談、通訳支援、心のケアなど)や、バックグラウンドの異なる人の間での共存促進の活動、シリアでは国内避難民への心のケアのしくみづくりやジェンダーに根差した暴力の予防啓発活動などを行ってきました。
トルコ・シリア大地震の発生を受け、被災者への緊急支援として食料や水、マットレスなどの緊急物資の配布にも取り組んでいます。
写真:REALsの支援物資である調理用具を使って料理をする被災者の女性(シリア北西部)
株式会社ランディックス
ランディックスグループは、城南エリア(世田谷区・目黒区・大田区・渋谷区・港区・品川区)を中心に、不動産デベロップメント事業、不動産マッチング・コンサルティング事業、オーダーメイド住宅コンサルティング事業を展開しております。城南エリアで暮らす富裕層のお客様一人一人の暮らしにあった豊かな住宅を手掛けています。2021年よりお客様が暮らす家だけではなく、お客様の持つ資産価値向上を目指して投資用・収益用としての不動産商品を開発・販売いています。
認定NPO法人REALs (Reach Alternatives)
REALsは争い予防に取り組む認定NPO法人です。現在の活動地は、アフガニスタン、シリア、トルコ、南スーダン、ソマリア、ケニアです。REALsは紛争やテロなどの争いを防ぎ、人と人が共存できる社会の実現を目指しています。争いの当事者となった人たちが、主体的に問題の予防や解決に取り組んでいけるように、REALsは現地での人材育成や争い予防のしくみづくり、社会のネットワーク構築などを行っています。