~ 安定的な財務基盤の確立に向けて ~
株式会社タカラレーベン(本社:東京都千代田区/代表取締役:島田和一)は、この度株式会社三井住友銀行(本店:東京都千代田区/頭取CEO:髙島誠)が提供する「ESG/SDGs評価シンジケーション」における「ESG/SDGs評価」に基づくシンジケート・ローンによる資金調達を実施しましたので、お知らせいたします。
- ESG/SDGs評価シンジケーションとは
「ESG/SDGs評価シンジケーション」は、株式会社三井住友銀行と株式会社日本総合研究所(東京本社:東京都品川区/代表取締役社長:谷崎勝教)が作成した独自の評価基準に基づき、企業のESG側面の取り組みや情報開示、SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を評価し、取り組みや情報開示の適切さについての現状分析、今後の課題、課題への取り組み事例などを還元いただける融資商品です。
- 資金使用用途について
今回調達しました資金は、当社グループの発電事業の更なる強化及びSDGsが示す「目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」の達成に向け、株式会社レーベンクリーンエナジーの事業展開に活用してまいります。
当社は2013年よりメガソーラー発電事業に参入し、電力供給の安定化を通じた社会貢献の一環という位置付けで再生可能エネルギーを活用した発電事業を行ってまいりました。中期経営計画にも掲げておりますように、カーボンニュートラルの実現に向け、現在歩みを進めております。
それを更に推進していくべく、新たに2021年グループに株式会社レーベンクリーンエナジーを迎えました。同社とともに、日本国内における再生可能エネルギー需要の高まりから、オンサイト型・オフサイト型PPAの推進や地域マイクログリッド構想を視野に入れ、FIT(固定買取価格制度)に依存しないビジネスモデルの構築を図ってまいります。
- ESG/SDGs評価内容
今回の当社に対するESG/SDGs評価結果は、「企業理念・サステナビリティへのコミットメント」、「環境配慮型製品・サービスの提供」、「ローカル/グローバル・コミュニティへの配慮」において非常に高い水準であると判断されました。また、企業経営において一定のESG側面の取り組みと情報開示を実施しており、事業を通じたSDGs達成への貢献意欲が高いとの評価となりました。
ESG側面の取り組み、情報開示では、以下の点等が評価されました。
1.中期経営計画において、ESGの推進に向けた43のKPIを策定・開示し、事業を通じて社会的課題の解決に貢献する姿勢を明確にしている点
2.事業を通じた環境問題への対応として、早くから再生可能エネルギー事業を展開し、今後も発電規模の拡大を計画しているほか、マンション事業や不動産の流動化事業でも、「ZEHマンション」「CASBEE認証」の取得を促進している点
3.政府のコンパクトシティ構想に参画し、地方都市の居住用マンションの提供を通して、地域活性化等に貢献している点
上記に加え、事業を通じて、SDGsが示す「目標7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」等の達成に向けた意欲もあるとの評価を得ております。
今後も、当社及び当社グループは「幸せを考える。幸せをつくる。」のグループビジョンの基、すべてのステークホルダーとの対話を通して、独自のビジネスモデルを堅持しつつ、時代や環境の変化に対応した進化を通じて着実な成長を持続させるべく、ESGを意識した事業運営と価値創造を推進してまいります。
- 会社概要
商号:株式会社タカラレーベン
代表者:代表取締役 島田 和一
所在地:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2鉄鋼ビルディング16F
設立:1972年9月
事業内容:自社ブランドマンション「レーベン」・「ネベル」シリーズ及び、一戸建新築分譲住宅の企画・開発・並びに販売、発電事業、ホテル事業、建替・再開発事業、海外での不動産販売事業 他
資本金:4,819百万円
URL:https://www.leben.co.jp/