土曜日, 11月 23, 2024
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ヤモリ、不動産会社向け単身高齢者見守りサービスの提供開始

株式会社ヤモリ(代表取締役:藤澤 正太郎、以下ヤモリ)は、MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(代表取締役社長:新納 啓介、以下あいおいニッセイ同和損保)とともに、不動産管理会社向けにヤモリが開発した賃貸管理クラウドソフトとIoTセンサーを活用した賃貸入居者の孤独死防止・早期発見サービスの提供を開始しました。

 

ヤモリ、不動産会社向け単身高齢者見守りサービスの提供開始のサブ画像1

1.  背景

高齢者人口の増加に伴い、単身高齢者も増加し続ける見通しで2040年には896万人に上るとに達すると推計されています※1。近年は高齢者の死後、相当期間が経過してから発見される孤独死が多発しており、深刻な社会課題となっています。
高齢化が進む中、賃貸不動産オーナーの約8割が単身高齢者の入居を敬遠しており※2、孤独死問題への対策は高齢者が安心できる住環境を確保するという観点においても喫緊の課題となっています。
この度、ヤモリは、これらの課題解決に向け、「CSV×DX(シーエスブイ バイ ディーエックス)※3」の考えのもと、社会・地域課題の解決に取り組むあいおいニッセイ同和損保とともに、本サービスを開始します。

※1:内閣府「平成30年版高齢社会白書」
※2:(公財)日本賃貸住宅管理協会(平成30年度)家賃債務保証業者の登録制度等に関する実態調査報告書
※3:CSV…Creating Shared Value(社会との共通価値の創造)DX …Digital Transformation(データやデジタルを活用し、価値提供を変革させること)

2.  サービス概要 

高齢者世帯の孤独死防止・早期発見を目指して、地域の不動産賃貸管理会社と連携して、各社が管理する賃貸物件の入居者を対象に、ヤモリの賃貸管理クラウドソフトとIoTセンサーを活用した孤独死の防止・早期発見サービスの提供を開始しました。

モーションセンサーを搭載したIoT機器「みまもりヤモリ」を単身高齢者の住宅に設置することで、入居者の移動の有無といった生活挙動の変化から孤独死等の異常を検知します。検知したデータを賃貸管理クラウド「管理会社のヤモリ」で24時間可視化し、異常が発生した場合は管理会社に通知が届き素早く安否確認をします。
本サービスを初期費用無料、1台当たり月額1,100円(税込)という低価格で全国の不動産管理会社向けに提供しています。

サービス詳細:https://www.yamori.co.jp/mimamoriyamori

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ヤモリが提供する賃貸管理クラウド「管理会社のヤモリ」は、毎月の入金消し込み、月次入金明細の作成やオーナー報告などの賃貸事務業務を完結できるクラウドサービスです。基本機能は無料で、有料プランの自動消し込み機能は、初期費用無料、月額5,500円(税込)で利用することができ、全国30,000社以上といわれる地域の管理会社のノンコア業務の効率化を支援しています。

万が一事故が発生した場合は、あいおいニッセイ同和損保が提供する業界初の保険商品※4で、家賃減少部分や孤独死等に係る清掃費などの諸費用を補償することも可能となります。今後、両社共同で本サービスを起点に管理会社に対して一気通貫で利便性の高い保険商品を開発していきます。

 

※4:保険商品の詳細については、あいおいニッセイ同和損保の同日付プレスリリースをご参照ください。

3. 今後の展開

ヤモリとあいおいニッセイ同和損保の両社が持つ顧客基盤ネットワークを活かして、23年度で不動産管理会社100社への同サービスの販売提供を目指します。
また、地方自治体が取り組む「住宅セーフティネット制度」とも連携することで、地域の不動産管理会社と地域住民をシームレスにつなぎ、当該サービスを通じた共生社会の実現に挑戦していきます。

4. 導入した不動産管理会社コメント

株式会社クリエイト礼文 代表取締役CEO 大場 友和 (山形県山形市)

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地方都市の過疎化や人口減少などの地域課題により問題の一つである独居老人による孤独死リスクはますます加速すると思います。また、単身高齢者世帯の賃貸入居に関しては、賃貸オーナーや管理会社は、決して前向きでないのも現実です。
今回の見守り訪問ができないなど地方の人的リソース不足をデジタル技術で解消できるヤモリのサービスの誕生や、賃貸オーナーが抱える孤独死リスクに対しての補償を備えた業界初の保険商品は、地方都市における課題解決につながると大きな期待を持っています。

株式会社スリーアール 代表取締役 野村龍平 (北海道札幌市)

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「管理会社のヤモリ」を導入することで、日々の管理業務を効率化するだけでなく、オーナーさんにとっても物件収支を可視化することができて満足度向上に繋がることから導入を決めました。また、自社の管理物件で単身高齢者の入居者が増えており、孤独死リスクへの対応にも頭を悩ませておりました。このような社会課題に対して、「みまもりヤモリ」は、オーナーさん、入居者さん、管理会社の三方良しのサービスだと思います。今後も入居者が安心して暮らせる賃貸物件を提供していきたいです。

 

■ 株式会社ヤモリについて
ヤモリは「不動産の民主化」をミッションに、クラウド・AIを活用して不動産賃貸事業の学習から購入、管理、売却まで、不動産オーナーの経営を支援するサービスを提供しています。これまで東京大学FoundXや東大IPC 1st Roundに採択、その後2021年にDNX Venturesより出資頂き、収益不動産に特化したクラウドプラットフォームを提供しています。不動産オーナー向け「大家のヤモリ」の利用者は3000名を超えて、登録物件規模は約900億円まで拡大しています。

■ 会社概要
会社名:株式会社ヤモリ
設 立:2019年11月22日
所在地:東京都港区港南二丁目15番1号 品川インターシティA棟 22階
会社HP:https://yamori.co.jp
Instagram:https://www.instagram.com/yamori_inc/

■ 本件に関する問い合わせ先
株式会社ヤモリ 広報PRチーム
メール: support@yamori.co.jp

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