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キャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)事業拡大の加速を目指し、投資分野において人材力強化へ

シンガポール 2023年4月4日 – キャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)は、日本において極めて重要な人事登用により、経営陣と投資部門においての人材力の強化を図ります。CLIは、2023年4月17日より山田秀人をCLIジャパンの代表取締役に任命しました。

CLIは、山田を現代表取締役タン・ライ・センの後任として任命し、タンはCLIジャパンの顧問に就任します。タンの指揮の下、当社は日本をCLIのフォーカスマーケットへと成長させ、現在41億シンガポールドル[1]の運用資産総額(AUM)を有しています。物流施設分野への進出を含め、多数のアセットクラスにわたり手数料収入を生み出す商品ラインナップにて、強力なポートフォリオを構築しました。

日本の不動産セクターにおいて長年の経験と実績がある山田は、CLIジャパンチームを次の成長段階へと導いてゆきます。山田が最優先事項として掲げていることは、CLIの国内資本投資家の皆様とのパートナーシップをさらに発展、強化することです。プライベート・ファンド、パブリック・ファンド、そしてロッヂング・ファンド向けの運用資産 (FUM) を積極的に拡大し、戦略的なM&Aの機会を見極めてゆきます。

 CLIのアンドリュー・リム最高執行責任者(COO)は以下のように述べています。
「山田氏をCLIに迎えることができ、大変嬉しく思います。彼は40年以上の業界経験を有し、日本で非常に高く評価されている不動産業界におけるエグゼクティブです。彼の世界の不動産市場での取引に関する豊富な経験と、日本の不動産セクターにおける豊富な知識によって、当社の重要なフォーカスマーケットである日本での事業拡大を加速させることができると信じています。」

人材資源の投入によってCLIの投資能力を強化
山田は、世界最大規模の機関投資家であり、ペンションファンドである年金積立金管理運用独立行政法人 (GPIF) から、この度 CLI の一員となります。GPIFでは、不動産投資統括、およびオルタナティブ投資室次長として、日本、そしてグローバルでペンションファンドの不動産投資活動を先導しました。GPIFでの任期中、外部運用会社と投資プラットフォームを形成し、70億USドルのグローバル・ポートフォリオを構築しました。GPIF入社前は、三井不動産株式会社に35年間勤務、シンガポール、イギリス、アメリカ合衆国等さまざまな地域において指導的役割を遂行しました。山田のプロフィール詳細については下段に記しております。

山田は以下のように述べています。
「CLIで、キャリアにおける新たなステージに挑戦できることを光栄に思っています。CLIは、日本で過去20年間にわたり、名実ともに不動産プレーヤーとしての地位を確立してきました。日本チームと協力して、この成功をさらに発展させ、継続的な成長を実現できることを楽しみにしています。CLIのリーダーシップとともに、世界をリードする不動産投資マネジャーとしてのCLIの地位を、さらに強化してゆきます。」

CLIの日本での事業拡大
4月3日、CLIは大阪を基盤とする住宅開発業者と、当社の主力地域特化型コア・プラス・プライベート・ファンド向けに、大阪中心部のマルチファミリー物件[2]6棟を1億4千140万シンガポールドル(1億590万USドル[3])で購入するフォワードパーチェス契約を締結しました。現在日本では、9都市に50棟以上の物件を保有しています。

[1]2022年12月31日現在
[2]マルチファミリー物件は日本での賃貸マンションを示します。
[3]為替レート:1シンガポールドル=0.748570 USドル

山田秀人 プロフィール

キャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)事業拡大の加速を目指し、投資分野において人材力強化へのサブ画像1_山田秀人                                                        キャピタランド・インベストメント・ジャパン   代表取締役山田秀人                                                        キャピタランド・インベストメント・ジャパン   代表取締役

2023年4月17日、山田秀人はCLIジャパンの代表取締役に就任し、日本チームを次の成長段階へと導いてゆきます。山田が最優先事項として掲げていることは、CLIの国内資本投資家の皆様とのパートナーシップをさらに発展、強化することです。プライベート・ファンド、パブリック・ファンド、そしてロッヂング・ファンド向けの運用資産 (FUM) を積極的に拡大し、戦略的なM&Aの機会を見極めてゆきます。

山田は、不動産業界で 40 年以上の経験を持ち、投資、コンサルティング、企業経営、国境を越えたビジネスの経験を有しています。CLI入社前は、2017年から年金積立金管理運用独立行政法人 (GPIF)にて、不動産投資統括、およびオルタナティブ投資室次長でした。

GPIF入社以前は、三井不動産グループに35年間在籍し、日本、シンガポール、英国、米国を含む様々な地域でリーダーシップを発揮してきました。国外では、2008年から2016年まで英国三井不動産のMD、2002年から2006年までは三井不動産アメリカのSenior Vice President、1992年から1998年までは三井不動産アジアのMDを歴任してきました。

横浜国立大学で国際経済学の学士号を取得。米国公認会計士であり、英国王立勅許鑑定士協会(RICS)の会員です。

キャピタランド・インベストメント・リミテッドについて (www.capitalandinvest.com)
シンガポールに本社を置きシンガポール証券取引所に上場しているキャピタランド・インベストメント・リミテッド(CLI)は、アジアに広範囲な拠点を置く世界的な不動産投資運用会社です。2022年12月31日現在、CLIはアジア・パシフィック、ヨーロッパ、アメリカにおいて30の私募ファンド、6つのREIT(上場不動産投資信託およびビジネストラスト)を通じて、AUMベースで約1,320億シンガポールドル、FUMベースで約880億シンガポールドルの不動産を運用しています。運用不動産のアセットクラスはリテール、オフィス、ロッジングロッヂング(ホテル、賃貸マンションほか宿泊系施設)、ビジネスパーク、産業用不動産、物流施設、データセンターと多岐にわたっています。

キャピタランド・グループにおける上場投資運用事業部門であるCLIは、グループの開発事業部門であるキャピタランド・デベロップメントがそのパイプラインとして外部成長を強力にサポートしています。このキャピタランド・エコシステムが他の不動産投資運用会社との差別化を実現しています。

 また、キャピタランド・グループはサステナビリティをその活動の中核に据えており、CLIはその一員として 2050年までのネット・ゼロをコミットメント目標としてその達成に向けて取り組んでいます。責任ある不動産企業として、長期的な視点に立った経済的価値をステークホルダーに提供するとともに、事業を展開するコミュニティの環境的・社会的福祉に貢献します。

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