~フェアハウジングの推進とアフォーダブル住宅の安定的な供給を実施~
⼤阪府内において公社賃貸住宅SMALIO(スマリオ)を提供する⼤阪府住宅供給公社(本社:⼤阪市中央区、理事⻑:山本 讓、以下、公社)は、2023(令和5)年度の事業計画を策定し、本日公表しました。
今年度は、本計画に基づき、収入確保と事業費の縮減を目指すとともに、フェアハウジング(入居拒否しない住宅)の推進、アフォーダブル住宅(低廉な家賃と質の良さを兼ね備えた住宅)の安定的な供給を行っていきます。
公社では、令和4年4月に「中期経営計画(令和4年度~令和13年度)」 を策定し、次の3つの視点で事業運営を進めています。今年度も、中期経営計画の実現に向けた取り組みを着実に推進していきます。
■ 経営資源の最大限の活用と新たなブランド価値の創造
■ 住宅・まちづくりと環境・健康・福祉領域との連携
■ あらゆるステークフォルダーからの信頼を得るパートナーシップの構築と働き方改革
▽「2023年度 事業計画」はこちらからご覧いただけます。
ttps://www.osaka-kousha.or.jp/x-info/pdf/r5-jigyo_keikaku.pdf
■2023年度の主な取り組み
◆建替等事業(事業計画P4~P5・P21)
「枚方市駅周辺地区第一種市街地再開発事業」に参画し、事業を継続している『枚方団地(枚方市)』では、令和 5年度末の事業完了を目指します。また、『金岡東・ 金岡東 B団地 (堺市北区)』の建替事業では、当公社初となる「ペット共生住宅棟」を導入し、 賃貸住宅では入居が難しかった、ペットの飼育を希望する世帯等、新たな層の入居を促進します。
◆団地内コミュニティの促進と高経年団地再生(事業計画P3~P4)
国土交通省の「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」として、以下の取り組みを実施します。
・茶山台団地(堺市南区)では、社会医療法人生長会・帝塚山学院大学・社会福祉法人よしみ会グランドオーク百寿と連携して、『まちかど保健室』の常設拠点を設置し、本格的に実施します。本取り組みでは、団地の1室を改修して活用し、実施地域の人々の健康促進を目的とした活動を行います。
・香里三井団地(寝屋川市)では、包括連携協定を締結した寝屋川市 ・大阪電気通信大学と連携し、地域コミュニティ活性化と次世代を育むまちづくりの実現に向けて、新たな団地再生プロジェクトである「ニコニコのデザイン」プロジェクトを展開します。
◆耐震事業の推進(事業計画P5・P21)
令和7年度末の耐震化率95%以上を目指し、改修工事や設計業務に取り組みます。
原山台B団地(堺市南区)では、耐震改修工事と 同時に外壁や共用部のリニューアルに向けて前年度に着手した工事を引き続き実施します。
◆市町村からの受託業務の拡大(事業計画P9・P23)
府営住宅計画修繕業務等の受託業務を継続するとともに、公共施設等全般の維持管理に係る修繕業務について、引き続き市町村へニーズ調査を行うとともに、公社が培ってきた経験、ノウハウ及びマンパワーを活かし、市町村が行う発注業務の受託に向けて取り組みます。
◆大阪府住宅供給公社概要
代表者 :理事長 山本 讓
所在地 :大阪市中央区今橋2丁目3番21号
事業内容 :公社賃貸住宅SMALIO(スマリオ)等の管理・運営事業
公社WEBサイト :https://www.osaka-kousha.or.jp/
大阪府住宅供給公社は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています