~事務系正社員55名対象。総労働時間を維持し、給与はこれまで通り~
天井まで高さのある室内ドア専門メーカー、神谷コーポレーション湘南株式会社 (本社:神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:神谷忠重)は、従業員の働きやすい環境作りの一環として4月1日より一部社員の週休3日制を導入いたします。
「週休3日制」は2021年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2021(※1)」(骨太の方針)に盛り込まれたこともあり、新しい働き方として注目されています。しかし厚生労働省の令和4年度就労条件総合調査(※2)によると、週休3日以上の休日を導入している企業はわずか8.6%にとどまっています。とくに従業員数の少ない中小企業では、営業日が1日減ることによる社内業務の調整が難しく、週休3日制を導入する企業はまだまだ一握りです。
※1 内閣府 経済財政運営と改革の基本方針2021
※2 出展:厚生労働省「令和4年就労条件総合調査_概況」
当社では社員一人ひとりに合わせた柔軟な働き方でモチベーションの向上を図るために、2023年4月1日より製造部門を除いた事務系正社員55名を対象に週休3日制を導入することにいたしました。この制度は希望すれば誰でも選択することができ、3カ月毎に変更が可能です。
導入にあたっては1年前から準備を進め、2度に渡って社内アンケートを実施しました。その中で最も不安の声が多かったのは給与の減少でしたが、総労働時間維持型を採用し、出勤日の1日の労働時間を8時間から10時間に増やすことで現給与額を維持しました。
今後も従業員や会社にとって良いと思われる制度や仕組みを積極的に取り入れていく予定です。