~SDGsについて企業の取り組みを語る~
奈良・大阪で「吉野杉の家」の注文住宅を建てている株式会社イムラ(本社:奈良県奈良市三条大路3丁目2-7-1、代表取締役社長:井村義嗣)は、3月15日一般社団法人奈良経済産業協会の「経営実践セミナー」でSDGsについて企業の取り組みの講演を行いました。
- 奈良経済産業協会・経営実践セミナーとは
奈良経済産業協会は、産業構造の大きな変化に柔軟に対応しつつ、会員企業の発展と奈良県の経済・産業の振興を図り、地域社会の進展をめざすことを事業目的としている団体です。
『経営実践セミナー』では奈良県内の企業代表者向けのセミナーになっており、今回のテーマは「SDGs経営の進め方について」。基調講演と事例紹介(パネルディスカッション)の2部構成で開催されました。
※参考リンク:http://www.nara-eia.or.jp/
- 講演の内容について
講師:株式会社イムラ 代表取締役社長 井村義嗣
今回は企業としての「SDGsの取り組み」についてお話をしました。
まずは、『吉野杉の家』をはじめた約20年前から行っている、「住宅産業は地場産業である」ということ、「地産地消の家づくり」について。
イムラが地元の素材(奈良県川上村産の吉野杉)を使い、地元の職人で地元の気候風土にあった家づくりをすることで、山の活性化や森林資源の保護、職人の後継者育成、技術の伝承など結果的に雇用促進や地域経済の活性化につながります。
次に、地域創生と循環型社会の実現に貢献する「産官学連携の取り組み」について。
イムラが吉野杉を中心とした地元の行政(川上村)や地元の大学(奈良県立医科大学)と足並みをそろえたビジネスモデルであり、産官学連携が伝統ある吉野林業を再興し、地域を活性化させ、持続可能な社会を築くことに貢献していると考えています。
最後にイムラが取り組んでいる事業内容がSDGsのどの項目に該当するか事例を紹介し、今までの取り組みが結果的にSGDsになっていることをお伝えしました。
- 参加者の感想
「事業活動を通じてSDGsに取り組まれている内容に、大変参考になった。」
「自社の活動を通じてSGDs取り組みのきっかけになればと考えている。」
「奈良の地で、奈良の産業と林業と健康を守って大きくしていこうとする取り組みに感銘を受けた。」
など感想をいただきました。
- イムラのCSR活動方針
㈱イムラではCSR活動・SDGs推進活動の一環として、吉野杉の魅力及び吉野林業の伝統と歴史について、地域で家づくりを担う工務店の立場から本記事のような講演活動を初めとして様々な啓蒙活動に携わらせていただいております。
※参考リンクSDGsへのイムラの取り組み:https://imura-k.com/sdgs/
- 株式会社イムラについて
株式会社イムラは銘木「吉野杉」と珪藻土などの自然素材をふんだんに使った「吉野杉の家」を建てている注文住宅の会社です。1927年に材木商として創業し、年間70棟、累計1100棟を超える「吉野杉の家」を建てています。地産地消の家づくりを行っており、地元の職人が家をつくり、産地の奈良県吉野郡川上村と連携して多くの木を継続して使うことで、地場産業の活性化と地元の山の環境保全に貢献したいと考えています。また、良い家づくりには良い腕の大工が欠かせません。イムラでは熟練大工の伝統の技を次世代に伝え、後世も本物の木の家をつくり続けることができるよう、若い大工の育成にも
力を入れています。
【会社概要】
会社名:株式会社イムラ
所在地:奈良県奈良市三条大路3丁目2-7-1
代表者:井村 義嗣
設立:1927年4月
HP:https://imura-k.com/
Instagram:https://www.instagram.com/imura_official_account/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCpuk5i1RVGwuYYh2RW0o1dQ
事業内容:木造注文住宅・リノベーション