地域の賑わいを生む、地域医療の新たなランドマーク
○ JR新長田駅南地区再開発唯一の病院と住宅の一体開発が完成し、竣工記念式典を開催
○ 4月に病院が開院予定、敷地内広場では地域住民向けに健康増進や防災減災をテーマとするイベントも計画
○ 賑わいの創出や健康・防災リテラシー向上に貢献し、地域医療を支えるランドマークとして愛される施設を目指す
神戸市を施行者として、特定建築者であるミサワホーム株式会社(東京都新宿区、代表取締役社長執行役員 作尾徹也、以下「ミサワホーム」)、京阪電鉄不動産株式会社(大阪市中央区、代表取締役社長 道本能久、以下「京阪電鉄不動産」)、特定医療法人一輝会(神戸市中央区、理事長 荻原徹、以下「一輝会」)の3者が建設していた複合施設「ASMACI(アスマチ)神戸新長田」がこのたび完成。本日、地域活性化への思いをこめて竣工記念式典を開催しました。
同市は、1995年に発生した阪神・淡路大震災により甚大な被害を受けた新長田駅南地区において、市街地の復興と防災公園等を中心とした防災拠点の構築や良質な住宅の供給、地域の活性化、都市機能の整備などの再開発を進めています。市内2つの病院が移転統合する「荻原記念病院」と、全80戸の分譲マンション「ファインレジデンス神戸新長田」で構成される「ASMACI神戸新長田」は、同再開発唯一の病院と住宅の複合施設です。
「ASMACI神戸新長田」では、マンションの入居者に対して病院と連携した安全安心で豊かな住環境を提供するとともに、「荻原記念病院」が地域と交流を深めながら信頼される病院を目指して4月に開院予定です。敷地内広場を活用した健康増進や防災減災をテーマとするイベントも計画されています。今後、地域の賑わい創出や健康・防災リテラシーの向上に貢献し、地域医療を支える新たなランドマークとして愛される施設になるよう取り組んでいきます。
- 特定建築者の各者コメント(記念式典より)
ミサワホーム株式会社 作尾社長
明日につながるまち「ASMACI」の街づくりを全国展開するなか、医療に関連して人と人が繋がる場をつくることを念頭に今回の事業に取り組みました。「ASMACI神戸新長田」が、入居者のウェルビーイングを大切に、そして地域の人々とつながり街の活性化に貢献できるようサポートします。
京阪電鉄不動産株式会社 道本社長
「安心・安全」「暮らしやすさ」「心の豊かさ」を住まいの価値の3軸として、全国・世界にマンション事業を展開しています。「ファインレジデンス神戸新長田」においても、この3つの軸を活かしたソフトサービスをご提案、そしてアフターサービスを通じて入居後もお客さまに快適にお住まいいただけるよう努めます。
特定医療法人一輝会 荻原理事長
いよいよ4月に荻原記念病院が開院。新病院では、今まで同様に信頼される、選ばれる病院を目指します。併せて地域との交流にも関わっていきます。マンションで暮らす方々を含め地域に喜んでもらえるように、予防医療の取り組みやその他イベントも継続的にやって行こうと考えています。愛される病院になるよう取り組みます。
- 「ASMACI神戸新長田」について
「ASMACI神戸新長田」の1階から5階には、神戸市の医療を長年支えてきた「荻原整形外科病院」と「荻原みさき病院」が移転統合する「荻原記念病院」を整備。地域の医療ニーズを踏まえ、回復期リハビリテーション・地域包括ケア・医療療養の142床を備え、2023年4月に開院予定です。
分譲マンション「ファインレジデンス神戸新長田」は、1階にエントランス、6階にコワーキングスペースを備えたオーナーズラウンジを設け、6階から14階に全80戸の住居を整備。あらゆる世代が豊かで健康に過ごすことができるよう支える、4つの「ASMACIウェルネスサポート」などの付加価値が幅広い年代に評価され、早期完売となりました。
- インターフォンで情報配信するなど、病院がかかりつけ医のように健康維持・増進を支える「ヘルスケアサポート」
- 小児科・産婦人科・婦人科に特化した24時間対応の「オンライン医療相談サポート」
- 住民交流や子育て、防災などのイベントにより地域のコミュニティを育む「コミュニティサポート」
- 運動を通じて日々の健康づくりを支える「エクササイズサポート」
敷地内広場「オーバルパーク」は、健康増進や防災減災をテーマとするイベントを開催して地域の交流拠点として活用するほか、災害時には地域の避難場所として被災者の暮らしを支える予定です。
画像は上から北東側の外観、東側のマンションエントランスアプローチ、北側のオーバルパークに隣接するガーデンテラス、交流の場になるオーバルパーク、マンションのエントランスホール、コワーキングスペースを備えたオーナーズラウンジ
- 「ASMACI神戸新長田」の計画背景
ミサワホームは、医療・介護・子育て支援を中心に、地域や社会の抱える課題解決に向けた複合開発やコンパクトシティ型の不動産開発など、未来を見据えたまちづくり事業に取り組んでいます。
神戸市で50年以上地域医療を支えてきた一輝会が、建物の老朽化とあわせて、地域との連携を深めるとともに、より安心して利用できる病院を目指し移転を検討するなか、医療や住宅の複合開発実績を持つミサワホームに相談。相談を受けたミサワホームは、病院の移転に伴う複合開発の知見を生かし、関西圏を中心に豊富な分譲マンション供給実績を持つ京阪電鉄不動産とともに、住民や地域の人々に健康意識や安心をはじめ様々な価値を提供する住宅と病院の複合施設を計画。3者でこの度の新長田駅南第2-C地区震災復興第二種市街地再開発事業(大橋7第2工区)に提案し、特定建築者として選定されました。
- 「ASMACI神戸新長田」の概要