日曜日, 11月 3, 2024
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環境意識を高め、学ぶ、学生レジデンス 「キャンパスヴィレッジ千歳烏山」竣工 再生原材料を用いた廃棄物ゼロのサステナブルな家具を導入

東急不動産株式会社(本社:東京都 渋谷区、代表取締役社長:岡田 正志、以下「東急不動産」)と日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今泉 泰彦、以下「日鉄興和不動産」)、株式会社学生情報センター(本社:京都府京都市、代表取締役社長:吉浦 勝博)は、東急不動産が開発し学生情報センターが運営する学生レジデンス「CAMPUS VILLAGE(キャンパスヴィレッジ)」シリーズの「キャンパスヴィレッジ千歳烏山」(以下「本物件」)がこの度竣工したことをお知らせいたします。

本物件では、使用する置き家具に株式会社アクタス(以下「アクタス」)が提供する再生原材料を用いたサステナブルな製品を採用し、使用後はリペア、リユース、リサイクルシステムを活用した家具を循環させるサーキュラーエコノミーに取り組んで まいります。また、どのような素材から生まれた家具であるのかをイメージしやすいように、原材料からの加工工程をキャプションで説明するなど、学生の環境意識を高める施策も行っております。

■ 「 CAMPUS VILLAGE(キャンパスヴィレッジ)」シリーズ 初の京王線沿線での開発

本物件は、京王線「千歳烏山」駅より徒歩4分の場所に位置する全182戸の学生レジデンスです。「CAMPUS VILLAGE(キャンパスヴィレッジ)」シリーズ初の京王線沿線での開発となっており、京王線沿線には明治大学や日本大学などがあり学生が多く利用する路線でもあります。 
 

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■ 再生原材料を用いた家具と、使用後も廃棄しないしくみを導入した環境配慮型学生レジデンス

2020年度から実施されている小学校から高等学校までの新学習指導要綱の前文にも「持続可能な社会の創り手の育成」が明記され、学生に対する積極的な SDGs教育をしていくことが重視されております。このような背景を踏まえ、日本の未来を担う学生に対して、キャンパスヴィレッジに入居し生活することで、より環境意識を高められるを提供することが重要と考え、本物件では再生原材料を用いた家具を納品すると同時に、使用後も廃棄物にしないための仕組みを導入しました。
学生が実際に使用し、環境配慮を重視した家具の開発とその後のリペア、リユース、リサイクルの具体例を学ぶことができる場面を提供することで、 SDGsをより身近に体感できる取り組みとなりました。 
 

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■ 納入家具のリサイクルシステムについて

本物件に納品した家具の使用後は、アクタスが構築した、家具版のサーキュラーエコノミー「廃棄される家具をなくす 3つの循環システム」に則ってリペア、リユース、リサイクルされます。この3つの循環システムは、①長期使用のための家具の修理サービス、②無駄な廃棄をなくすための家具の買い取り、修理、再販システム、③回収した古家具のマテリアルリサイクルと木部の家具への再生=エコループ、によって構成されています。

 

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本物件では、主に4つの素材を用いた家具を選定いたしました。1つ目は、リフモという繊維系廃材(100%)を加熱・加圧成型してできたリサイクル素材です。それを共用部のソファや棚の一部にデザインのアクセントにしました。2つ目は、天然リノリウムです。これは、天然原材料から作られる非石油製品で、廃棄する時は土にかえるため、環境への影響を最小限に抑えられます。主に共用部のテーブル類に使用しました。3つ目は、間伐材や建築廃材を用いた国内産のパーティクルボードです。共用・専有部の家具には、この素材を採用し製作しました。4つ目は、アップサイクルのビーンバックです。廃棄された船のセイルを 素材としました。
 

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■ 入居学生が「環境を学ぶ」きっかけづくり

今回、学生に向けて本取り組みへの理解促進の機会を設け、SDGsの意識醸成を図る仕掛けもデザインしました。具体的には、アクタスの「廃棄される家具をなくす3つの循環システム」を可視化し、取り組み内容のの掲示を行いました。
また、学生が使用しているそれぞれの家具が、どのような素材から生まれた家具であるのかをイメージしやすいように、原材料からの加工工程をキャプションで説明し、加工する前の材を段階的に展示しております。2022年に竣工した「キャンパスヴィレッジ大阪近大前」においても、1階の共用部に入居者が日々の生活の中で循環型経済「サーキュラーエ コノミー」を身近に感じ、学ぶことができるような空間作りを行うなど、学生 レジデンス「 CAMPUS VILLAGE(キャンパスヴィレッジ)」シリーズでは、入居学生が環境取り組みを学ぶきっかけになるようような仕掛けを積極的に提供しております。

 

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■ 物件概要

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