日曜日, 12月 22, 2024
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不動産テックのFANTAS technologyと埼玉県行田市、空き家等の利活用の推進と地方創生推進に係る連携協定を締結

〜公民連携で空き家を調査し資産価値を「見える化」、流通促進や利活用を図る〜

FANTAS technology株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:國師 康平、以下「FANTAS technology」)は、埼玉県行田市(所在:埼玉県行田市、市長:石井 直彦、以下「行田市」)と、「空き家等の利活用の推進と地方創生に係る連携協定」を締結いたしました。「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」を通じて、行田市内の空き家の利活用を図ることにより、市内の活性化や賑わい創出をはじめとした地方創生の実現を目指します。

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  • 協定締結の背景と目的

近年、人口減少を伴う少子高齢化や核家族化により、全国的に空き家等が増加し、大きな社会問題になっています。総務省統計局発表「平成30年住宅・土地統計調査」によると、全国で空き家は約849万戸、空き家率は13.6%と過去最高の水準に増加しています。

行田市では、令和4年9月30日時点で、557戸の空き家が確認されており、様々な理由から空き家の適切な管理が行われず、防災上や防犯上、また衛生面や景観面などにおいて、地域住民の方々の生活環境に深刻な影響を及ぼしていることが課題となっていまます。令和4年3月には、「予防対策」「有効活用」「管理不全な空き家等の解消」を基本方針とした「第2次行田市空家等対策計画」を策定し、問題のある空き家に対する対策も含めた施策を推進しています。

FANTAS technologyは、平成27年より空き家再生事業を開始し、これまでに176戸の空き家再生に取り組み、令和3年4月からは空き家を含めた中古戸建て流通のプラットフォーム(https://fantas-repro.com)の提供を開始しています。また、国土交通省の「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」に、自治体と連携して空き家の価値を算出し、修繕や売却など利活用を促進する「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」が2年連続で採択されるなど、空き家問題の解決に向けて、公民連携の取組も強化しています。

(関連情報)プロジェクトの前年度実績について
2022年7月15日発表 プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000104.000023490.html

本協定の締結で、FANTAS technologyと行田市は相互に連携・協力し、「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」を展開します。

具体的には、行田市がプロジェクトのモデル地区を選定、モデル地区内で所有者の同意を得られた空き家で現地調査を実施し、レポートを作成します。空き家がもつ資産価値や将来性を可視化することで、適正価格での流通、賃貸化や観光施設への転換など、所有者が希望する利活用をサポートします。これにより、空き家問題の解消による地方創生の実現を目指します。

なお、空き家の資産価値や活用方法は、物件調査の結果や空き家プラットフォーム「FANTAS repro(https://fantas-repro.com)※2」での流通実績や施工事例などのデータから算出した結果を基に提示します。
 

  • 行田市との主な連携内容

(1) 空き家等の情報の発掘及び現地調査、査定、レポート提出等に関すること
(2) 空き家等への対策に係る情報発信及び流通の促進に関すること
(3) 空き家等の利活用に関すること
(4) 地域活性化の促進に関すること
(5) その他、地域事業者との連携に関すること
 

  • 行田市長 石井 直彦 氏 コメント

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このたび、FANTAS technology株式会社様とともに公民連携で「空き家の可能性の見える化プロジェクト」に取り組むこととなり、大変喜ばしく思っております。
本プロジェクトを通じ、「持て余す」空き家から「活用できる」空き家へと所有者の方々の意識転換を促すことが可能となり、利活用の促進、ひいてはまちの活性化や賑わい創出につながっていくものと大いに期待しております。
 

  • FANTAS technology 代表取締役 國師康平 コメント

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空き家問題は全国的な社会問題となっています。課題解決には、公民連携で取り組んでいくことが重要です。この度、連携協定を締結し、「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」を通じて、行田市の空き家の利活用促進のサポートができることを大変嬉しく思います。
これまでに蓄積したノウハウを活かし、空き家の適正管理や利活用促進を積極的に取り組まれている行田市において、空き家の見える化・利活用を促進することで、空き家問題の解消と地方創生の一助となれるよう尽力して参ります。
 

  • 「地域の空き家の可能性見える化プロジェクト」概要(※1)

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【取組内容】

1. 地域の空き家(土地・建物)の現地調査(調査費無料)

行田市がプロジェクトのモデル地区を選定、モデル地区内で所有者の同意を得られた空き家で現地調査を実施

2. 空き家の資産価値を可視化

売却・賃貸化・リフォームなどの活用方法や資産価値、利活用に伴い発生する費用を算出したレポートを作成し、空き家所有者等に提供

3. 空き家売却・活用のサポート

1.地域の不動産事業者と連携した売却活動
2.空き家バンクの活用
3.空き家物件プラットフォーム「FANTAS repro(※2)」の活用
 

  • 行田市について

所在地:行田市本丸2番5号
市長:石井 直彦(いしい なおひこ)
行田市は、埼玉県北部に位置し、利根川と荒川の二大河川に挟まれた水と緑に恵まれた人口約8万人の市です。埼玉県名発祥の地としても知られ、2020年には9基の大型古墳からなる埼玉(さきたま)古墳群が、東日本初の國特別史跡に指定・登録されました。また、日本一の足袋生産地としても知られ、2017年にはかつての足袋産業の隆盛を物語る「足袋蔵」をはじめ、足袋に関する様々な有形・無形の資産で構成されるストーリー「和装文化の足元を支え続ける足袋蔵のまち行田」が、県内で初めて日本遺産に認定されています。

また、行田市では、平成29年10月より市内の空き家等の有効活用を通して、良好な住環境の確保及び地域の活性化を図るため、行田市空き家バンク制度の運用を開始しました。更に、空き家を地域の資源として捉え、魅力ある地域と豊かな住生活の実現を目指し、空き家を地域の交流拠点等に利活用することにより、地域活性化の促進を図るため、令和4年4月に空き家利活用補助制度も創設しました。

【埼玉県行田市 空き家バンク】
https://www.city.gyoda.lg.jp/kurashi/iju_teiju/akiya_bank/index.html
 

  • FANTAS technologyについて

FANTAS technologyは、他社に先駆けて平成27年9月より空き家再生事業を開始し、これまでに176戸の空き家を自社で再生してきました。平成30年10月からは不動産クラウドファンディング「FANTAS funding」(https://www.fantas-funding.com)において空き家再生案件を組成、また令和3年4月には、これまでの実績や蓄積したノウハウを活かし、空き家流通プラットフォーム「FANTAS repro(※2)」の提供も開始。空き家問題の根本的解決を目指しています。
 

  • FANTAS reproについて(※2)

空き家・中古戸建て物件の紹介や、入居にあたって必要となるリフォーム費用をシミュレーションできるサービスです。物件ごとの修繕箇所やリフォーム費用などを即時算出し、住まいとして利用するための総費用を見える化します。

空き家等の中古でも安心できる理想の住まいを探したい購入者と、要修繕リスクを低減し、収益を高めたい空き家・中古戸建て取扱いの不動産会社の双方をサポート。今後は金融機関やリフォーム事業者と連携し、物件探しから購入、リフォームまでを一気通貫で支援する、空き家購入と心豊かな生活実現のためのマッチングプラットフォームを目指しています。URL: https://fantas-repro.com

社名         :FANTAS technology株式会社
本社         :〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿4-3-8 KDX恵比寿ビル5F
代表者     :代表取締役 國師 康平
設立        :平成22年2月22日
資本金     :1億円
事業概要  :オンラインとオフラインを融合する※「FANTAS platform」事業
・AIを活用した不動産/金融領域におけるマッチングサービス
・カスタマーサクセスを重視したクラウド型資産管理アプリの提供
・クラウドファンディングを通じた空き家の再生
※Online Merges with Offline(OMO)
URL   :https://fantas-tech.co.jp

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