リビタ初の『グッドデザイン金賞』・13年連続『グッドデザイン賞』受賞
社会、くらしをリノベーションし、あなたと環境にとって豊かな未来をつくる株式会社リビタ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:川島 純一)は、築30年の戸建て住宅をスケルトン・インフィルにて改修した戸建てリノベーション『HOWS Renovation「国立の家」』において、2022年度『グッドデザイン・ベスト100』および『グッドデザイン金賞(経済産業大臣賞)』(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞いたしました。『グッドデザイン金賞』は、ベスト100の中から選出される経済産業大臣賞に該当し、リビタとしては初めての受賞となります。本件をもって、13年連続のグッドデザイン賞受賞となりました。
今後も、くらしを、産業を、そして社会全体を、より豊かなものへ導く「よいデザイン」を目指して、リノベーション事業に取り組んでまいります。
2022年度グッドデザイン・ベスト100受賞およびグッドデザイン金賞
【商品化・工業化住宅】戸建てリノベーション『HOWS Renovation「国立の家」』
築30年の戸建て住宅をスケルトン・インフィルにて改修したプロジェクトです。予め現行法への適合と耐震・断熱改修の計画を立て、スケルトン状態で販売をし、暮らし方に合わせてインフィル計画を住まい手とともに考えました。建物の基本性能と遵法性を確保した上で顧客の自由設計ニーズを実現する、新たな中古住宅流通へのチャレンジです。
〈グッドデザイン賞審査委員による評価コメント〉
日本で中古住宅が流通しにくい理由を問うた時、技術的性能の劣化や陳腐化はもちろんのこと、さらに住宅の個性化という問題があるように思う。住宅が民家と呼ばれていた頃には、地域ごとにビルディングタイプというものがあったのだが、経済成長期に住宅が商品化され、カスタマイゼーションが進んだ結果、他者とは共有できない価値観という個性化の負の部分も顕在化してしまった。それに対する「そうだ、剝ぎ取ってニュートラルな状態に戻してしまえば良いのだ」という気づきから生まれた提案である。幸いにも日本の木造住宅は基本的に同じ構法で建てられ、個性化は内外装や什器という表層的で後置的であるという生産の特質を理解した試みでもある。日本の住宅の懸案が一つ解決される光が見えた気がする。
〈デザインが生まれた理由/背景〉
ストック住宅の流通および活用が求められる中、戸建て住宅の流通活性化を目的に展開している事業の一環として取り組んだリノベーションモデルです。木造戸建て住宅は築20年で建物価値がゼロになると言われています。それは建物が今後長く住み継ぐための基本性能を確保できていないことと、時代と共に変化するニーズにギャップが生じていることが一因です。社会的に継承すべき良質な建物をニーズの変化に合わせ、かつ更なる魅力を付加していく流れを普及させることが上記の問題解決につながると考えました。
また、個人が戸建てリノベーションを選択する際に、解体をするまで内部の状態がわからず、工事費の見立てが難しいという大きなハードルがあります。本プロジェクトでは断熱・耐震性能、遵法性を予め計画したスケルトン状態で販売をすることで解決します。顧客がインフィル計画に参加する為の、新たな中古戸建住宅流通の仕組みづくりにチャレンジしました。
〈事業関係者〉
プロデューサー:株式会社リビタ 桜庭 伸也、飯田 勇人
ディレクター:株式会社リビタ 山田 笑子
デザイナー:株式会社アラキ+ササキアーキテクツ 荒木 源希、青木 昂志良、小林 佑輔(元所員)
- 戸建てリノベーション『HOWS Renovation』について
当社の戸建てリノベーション事業『HOWS Renovation』は、2013年より開始した、当社自らが中古戸建てを買取り、建物の機能、価値を向上、再生した上で販売をする事業です。「自ら丁寧に手を入れる暮らし」をコンセプトに、ストック型社会・循環型社会にふさわしいサスティナブルな住まいのあり方と本質的に豊かな暮らしの提案を目指し、永く大切に住み継ぐために、「構造安全性と環境性能が確保された丈夫なハコ」と「手を入れる余地を残したシンプルで可変性の高い住まい」を提供いたします。
- 過去『グッドデザイン賞』受賞事例一覧
<2010年>
・分譲住宅 『一棟丸ごとリノベーション』: 遊休既存建物を一棟丸ごと診断のうえ改修を施し、機能のバリューアップを加え、コミュニティを創りだすことで資産価値を高める仕組み
・オフィス商業複合施設 『タブロイド』
<2011年>
・一棟丸ごとリノベーション分譲マンション 『ReNOA元住吉(リノア元住吉)』
・共同住宅 『リノア南浦和』
<2012年>
・多世代交流型賃貸集合住宅 『たまむすびテラス(りえんと多摩平・AURA243多摩平の森・ゆいま〜る多摩平の森)』
★シェア型複合施設 『THE SHARE』
<2013年>
・分譲住宅リノベーション再生プロジェクト リノベーションプロジェクト『瀬田ファースト』
<2014年>
・戸建てリノベーション 『HOWS Renovation(ハウス リノベーション)』
・街のシェアスペース 『BUKATSUDO』
<2015年>
・一棟丸ごとリノベーション分譲マンション 『リノア東日本橋』
・シェア型複合施設 『the C(ザ シー)』
・シェア型賃貸住宅 『シェアプレイス聖蹟桜ヶ丘』
・一棟丸ごとリノベーション住宅 『リアージュつくば春日』
<2016年>
・一棟丸ごとリノベーション分譲マンション 『リノア三鷹』
・中古住宅購入プラン 『トラスム』
<2017年>
・戸建てリノベーション 『HOWS Renovation 「武蔵小金井の家」』
・戸建てリノベーション 『HOWS Renovation 「しらとり台の家」』
・一棟丸ごとリノベーション分譲マンション 『ウッドヴィル麻布』
・シェア型複合ホテル 『THE SHARE HOTELS HATCHi 金沢』
<2018年>
・戸建性能向上リノベーション 「戸建ZEH改修プロジェクト」
・戸建てリノベーション 『HOWS Renovation 「深沢の家」』
・戸建リノベーション住宅 丘の上の大きな家 『HOWS Renovation「横浜荏田北の家」』
・シェア型複合ホテル 『ザ シェア ホテルズ』
<2019年>
★戸建てリノベーション住宅 『HOWS Renovation 「八雲の家」』
・シェア型複合シェアオフィス 『12 SHINJUKU』
・ライフスタイルホテル 『ザ シェア ホテルズ クム 金沢』
<2020年>
・戸建てリノベーション 『HOWS Renovation 「奥沢の家」』
・リノベーションマンションシリーズ 『mydot.(マイドット)』
・一棟まるごとリノベーション分譲マンション 『リアージュ砧テラス』
<2021年>
★リノベーションによる多世代居住の場づくり 『リエットガーデン三鷹』
・集合住宅の一棟まるごとリノベーション 『リノア北赤羽』
・集合住宅 『リビオレゾンTHURSDAY調布』
・アートホテル 『KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS』
<2022年>
★★戸建てリノベーション『HOWS Renovation「国立の家」』
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※注釈
★『グッドデザイン・ベスト 100』受賞
★★『グッドデザイン・ベスト 100』および『グッドデザイン金賞』受賞
- 株式会社リビタについて
社会、くらしをリノベーションし、あなたと環境にとって豊かな未来をつくる会社として設立。「次の不動産の常識をつくり続ける」を経営ビジョンに掲げ、一棟、一戸単位のマンションや戸建てのリノベーション分譲事業やリノベーションコンサルティング事業、投資事業、シェア型賃貸住宅や商業施設、公共施設の企画・運営、PM・サブリース事業、ホテル事業、オフィス事業を手がけています。
現在、一棟まるごとリノベーション分譲事業の企画・供給実績は55棟1,670戸、また『シェアプレイス』シリーズをはじめとするシェア型賃貸住宅は、都内近郊に19棟1,201室を運営中。リノベーション分譲事業では、100平米超の面積を有し、立地と資産価値にこだわったマンションを紹介する『R100 TOKYO』をはじめ、一戸単位のマンションリノベーションの企画・供給実績は1,097戸。その他、東京内神田のシェア型複合施設『the C』、大人の部活がうまれる街のシェアスペース『BUKATSUDO』など、暮らしの概念を「働く」「遊ぶ」「学ぶ」などにも領域を広げたプロジェクトの企画・プロデュース・運営も多く手がけています。2016年3月にはホテル事業を開始、全国で『THE SHARE HOTELS』を9店舗展開。また、2021年よりオフィス事業を本格化し、暮らしを自由にするオフィス『12』シリーズを展開。(2022年3月時点)
名称:株式会社リビタ
設立 :2005年(2012年より京王グループ)
代表取締役社長:川島純一
住所:東京都目黒区三田1‐12‐23 MT2ビル
URL :https://www.rebita.co.jp
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株式会社リビタ PRコミュニケーションデザイン部 中田・田村
pr@rebita.co.jp
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