月曜日, 12月 23, 2024
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スマートライフパス柏の葉を活用した、子どもの一時預かりサービス実証実験を開始

生活者に密着した意見を、後援・協力の柏市子育て支援へ活用

 株式会社キッズライン(代表取締役 経沢香保子、以下「キッズライン」)、三井不動産株式会社(代表取締役社長 菰田正信、以下「三井不動産」)、一般社団法人UDCKタウンマネジメント(以下「UDCKタウンマネジメント」)は、柏市の子育て支援ニーズを把握するため、柏市と協力しながら一時預かりサービスを無料利用できる実証実験を11月8日(火)より開始します。また、参加者の募集を10月6日(木)より開始します。

 柏市は「子育てしやすいまち柏」を実現し社会全体で子育て世帯の支援をしていくため様々な施策を検討しています。本実証実験は子どもの一時預かりサービスについて、子育てに関わる世帯がどのようなニーズがあるかモニターを募集し、実証実験を通じて生活者に密着した意見を収集します。生活者の意見に沿って今後の子育て支援の在り方を検討するため、収集した意見を役立てます。

 一口に一時預かりサービスといっても子ども一人ひとりに様々なニーズがあり、預かる場所にお子様が食事をする場所が併設されていること、遊ぶ場所が充実していること、保護者のセルフケア時間の確保ができるよう長時間利用に対応できることなど生活者に密着したサービスが求められています。柏市と意見交換を重ねながら、キッズライン、三井不動産、UDCKタウンマネジメントは共同して、これから子育てを考える世帯、子育てをしている世帯を対象にアンケート調査、座談会、一時預かりサービスの実験的な提供を行い、生活者の意見を収集します。実証実験ではキッズラインが参加者にベビーシッターを利用できる5,000円相当のクーポンを配布し、クーポン範囲内であれば無料で一時預かりサービスを提供します。

 また、本実証実験は「スマートライフパス柏の葉」を通じて行われ、実証実験を通じて収集した意見やサービス利用実績などを子育てしやすいまち柏を実現するためのエビデンスとして活用します。本実証実験はEBPM(エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング)への取り組みとしても位置づけられます。

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実証実験の概要


・対象者 :●事前アンケート:これから子育てをする世帯から小学生以下の子どもがいる世帯
      ●座談会イベント:これから子育てをする世帯から小学生以下の子どもがいる世帯
      ●一時預かり実証の参加:1歳から3歳以下の子どもがいる世帯
・応募期間:10月6日(木)~10月31日(月)
・応募方法:「スマートライフパス柏の葉」上で事前アンケートに回答し応募
・募集人数:抽選で100名に一時預かり実証の参加
・一時預かり実証実験期間:11月8日(火)~11月30日(水)
・開催場所:ららぽーと柏の葉北館3階 まちの健康研究所「あ・し・た」
・利用時間:月~土(祝日除く) 10:00~18:00(最終受付17:30)(要予約)
・利用方法:実証モニター当選後、一時預かりを予約した方にクーポン配布、当日一時預かりを利用

・安全対策:
クッション材とベビーゲートに囲まれたスペースで一時預かりを提供します。まちの健康研究所「あ・し・た」があるららぽーと柏の葉はベビールーム(授乳室)を完備しており、オムツ替えシート、給湯設備等があります。またキッズラインでは利用者が登録する際に本人確認を実施し、ベビーシッターと事前面談またはオンライン顔合わせを必ず行います。利用者とベビーシッターの相性を確認してから開催場所にて一時預かりを提供します。

・実証詳細:スマートライフパス柏の葉ウェブサイトをご覧ください。
      https://www.dataplatform-portal.jp/informationDetail/243

実証実験における役割


 柏市は本実証実験を後援し、柏市の子育て情報の一環として実証実験の開催を市民に告知します。キッズラインはベビーシッターとのマッチングプラットフォームの提供、および、実証実験参加者向けのクーポンを提供します。三井不動産はまちの健康研究所「あ・し・た」のスペースを提供します。UDCKタウンマネジメントは「スマートライフパス柏の葉」を通じて実証実験の参加者募集、アンケート、座談会など実証実験の運営をします。    

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柏の葉スマートシティコンソーシアムにおける連携

 本実証実験を実現するにあたって「公・民・学」連携の街づくりを推進する柏の葉スマートシティコンソーシアムを通じた連携や、柏の葉スマートシティで運営される「まちの健康研究所「あ・し・た」」、「スマートライフパス柏の葉」などの生活者接点を活用することでタイムリーに実証実験の企画・運営が実現しました。またこれまでにもキッズライン協力のもと、UDCKタウンマネジメントは柏の葉エリアでキッズライン体験イベントを実施し経験豊富なサポーターに子育てに関する悩みを相談できるイベントを開催しており、これまでの活動をより発展させる形で本実証実験が実現しました。

「スマートライフパス柏の葉」とは

 柏の葉エリアでは、「健康長寿」「新産業創造」「環境共生」の3つのテーマを掲げて、街づくりを行ってきました。特に「健康長寿」に関しては、三井不動産を中心に医療機関や大学、スタートアップなどと連携し、あらゆる世代の健康促進を支援するサービスを展開しています。その中で柏の葉に関わる生活者の方を対象に、複数のヘルスケア関連サービスをご利用いただけるポータルサイトとして2020年にサービスを開始したのが「スマートライフパス柏の葉」です。

 「スマートライフパス柏の葉」では、登録したユーザーが日々の健康管理や健康アドバイスなどのサービスを利用できるだけではなく、独自開発した安全性の高いネットワーク環境「Dot to Dot」を活用することで、提携サービス間におけるパーソナルデータの連携が可能となり、データ連携による新しいサービスを利用することができます。なお、パーソナルデータは、利用者の同意がないと連携はされないのが特徴です。

<参考リリース>
生活をより豊かにするためのポータルサイト 「スマートライフパス柏の葉」11月26日より開始
 https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2020/1126_01/
三井不動産、日本ユニシス パーソナルデータが、本人の意思に基づき、安心・安全に流通する プラットフォーム「Dot to Dot」を共同開発
 https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2020/1126_02/

■各企業・柏市 概要

株式会社キッズライン:<https://kidsline.me/

 キッズラインはご依頼者様とサポーター(ベビーシッター・家事代行)の出会いの場を提供するサービスです。キッズラインが一人ひとり面談・研修を行ったサポーターが登録しています。入会金・登録料は0円。ご自身のご予算や依頼内容に合わせて、様々なスキルを持ったベビーシッター・家事サポーターをお選びいただける仕組みを提供しています。

三井不動産株式会社:<柏の葉スマートシティURL: https://www.kashiwanoha-smartcity.com/

 街づくりを通じて社会課題の解決に挑戦し、新たな価値を創っていく総合デベロッパー。柏の葉スマートシティにおいては、AI/IoTなど新技術の導入によるデータ駆動型のスマート・コンパクトシティの形成を目指しており、国土交通省「Society5.0」の実現に向けたスマートシティモデル事業の先行モデルプロジェクトに選定されています。子供も大人も楽しめる、ヘルスケアの最先端が集まる参加型の健康づくり拠点としてまちの健康研究所「あ・し・た」を運営しています。
まちの健康研究所「あ・し・た」<https://www.ast-lab.jp/

一般社団法人UDCKタウンマネジメント:

 柏の葉の街づくりを推進する公・民・学連携組織「柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)」を母体とし、公共空間の管理運営を担う法人組織を設立。「都市再生推進法人」の指定を受け、UDCK全体の活動と一体性を保ちながら、必要な独自事業を担い、柏の葉の街づくりを支えています。スマートライフパス柏の葉を運営しています。
スマートライフパス柏の葉<https://www.dataplatform-portal.jp/

後援・協力 柏市:

 柏市は、千葉県北西部に位置し、人口約42万人を擁する中核市です。柏市は「子育てしやすいまち柏」として、社会全体で子育て世帯の支援をしていくため、柏市公式ウェブサイト「はぐはぐ柏」を運営し子どもの年齢やシーンに応じた子育て情報を提供しています。今後も「子育てしやすいまち柏」の実現に向けた様々な支援を検討・実現していきます。
こどもをはぐくむ柏市子育てサイト はぐはぐ柏<https://www.city.kashiwa.lg.jp/haguhagu/index.html

■三井不動産グループのSDGsへの貢献について  https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/


三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しています。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。

【参考】
 ・「脱炭素社会実現に向けたグループ行動計画」についてはこちらをご覧ください。
   https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
 ・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針」についてはこちらをご覧ください。
   https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/

※なお、本リリースの取組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における2つの目標に貢献しています。
目標11 住み続けられるまちづくりを
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

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