大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井 敬一)は、中華人民共和国(以下、中国)江蘇省常州市において3カ所目となる大規模分譲マンションプロジェクト「玖越花苑(キュウエツカエン)(グレース・レジデンス:敷地面積約75,000㎡、15棟、総戸数967戸、2024年12月竣工予定)」を2022年10月4日より販売を開始します。
なお、開発にあたり、当プロジェクトの開発会社「玖心(常州(ジョウシュウ))房地産開発有限公司(キュウシンボウチサンカイハツユウゲンコウシ)」を2021年1月14日に設立しています。
当社は、1983年より中国への住宅の輸出や建築を始め、2006年からは、江蘇省を中心に分譲マンションを開発(計7件、総販売戸数8,230戸)してきました。常州市においては、「龍州伊都(リュウシュウイト)(グレース・レジデンス)」(2017年竣工、総販売戸数1,178戸)、「琅越龍洲(ロウエツリュウシュウ)(グレース・レジデンス)」(2022年竣工、総販売戸数636戸)を販売。お客さまからは、当社の品質やアフターサービス、物件管理について大変ご好評いただき、いずれも竣工前に完売しました。
そしてこのたび、当社の分譲マンションがご好評いただいていることに加え、中国での事業をさらに拡大するため、常州市において3カ所目となる大規模分譲マンションプロジェクトを開始し「玖越花苑(キュウエツカエン)(グレース・レジデンス)」を販売することとなりました。
●ポイント
1. 徒歩圏内に生活利便施設が充実している好立地
2.SDGsをコンセプトに開発する大規模分譲マンションプロジェクト
3.日本クオリティーの高品質な内装付きで販売
当プロジェクトは、徒歩圏内に大型商業施設があることに加え、地下鉄駅まで徒歩11分と、生活利便施設が充実しているエリアに位置しています。また、SDGSをコンセプトに開発し、内装は高品質の日本クオリティーとしました。
1. 徒歩圏内に生活利便施設が充実している好立地
「玖越花苑(グレース・レジデンス)」は、地下鉄2号線「三角場駅」と「紫雲駅」まで徒歩11分、常州市のターミナル駅「常州駅」まで約2.6kmと、公共交通機関へのアクセスが便利な場所に位置しています。
また、日系テナントなども入る大型ショッピングセンター「天寧吾悦広場」まで約1.2km、中国の重点保護寺院「天寧寺」や大型公園「紅梅公園」(1.8km)なども近隣に点在しています。あわせて、隣接地には、幼稚園・小学校・中学校が2025年に開校予定で、徒歩圏内に生活利便施設が充実している好立地です。
2.SDGsをコンセプトとした大規模分譲マンションプロジェクト
「玖越花苑(グレース・レジデンス)」は、持続可能な社会を実現するため、SDGsをコンセプトとした大規模分譲マンションプロジェクトです。
(1)すべての人に健康と福祉を(目標3)
・当プロジェクトの敷地内に、フィットネス広場や多目的広場、公開空地を計画。
・壁紙や床材に抗菌加工を施し、非接触キーや人感センサー付きスイッチなど、衛生面に配慮したアイテムを導入。
(2)エネルギーをみんなにそしてクリーンに(目標7)
・建物の屋上に太陽熱温水器を設置し、住戸内は全てLED照明を採用することで、エネルギーを効率的に使用。
・駐車区画にEV充電設備の設置。
(3)住み続けられるまちづくりを(目標11)
・共用部に非常用発電機を設置し、災害時の予備電源として使用可能。
・IoTによる住宅設備のコントロールが可能。
(4)陸の豊かさも守ろう(目標15)
・生物多様性に配慮し、敷地緑化率35%の計画。
3.日本クオリティーの高品質な内装付きで販売
中国では、分譲マンションにおいてスケルトン販売(※)が一般的ですが、「玖越花苑(グレース・レジデンス)」では、中国でも近年増えている内装付きで全戸販売します。
昨今、お客さまの住まいにおける衛生意識が高まっていることを受け、内装は日系企業の建材や設備を中心に採用するとともに、抗菌加工を施した壁紙や床材を採用しています。また、整理収納アドバイザー西口理恵子氏監修による収納空間を取り入れ、ご入居者が快適に過ごしていただける住まい方を提案するなど、高品質で資産価値の高い分譲マンションを提供します。
また、当社グループの不動産管理会社「大和宝業(江蘇)物業管理有限公司」が、日本や中国で当社が培ってきたノウハウや経験を活かし、ご入居者が安全・安心で快適に生活できるよう物件管理業務を行う予定です。
※. 専有部の内装・住宅設備を除いて販売する方式。
■物件概要
名称:「玖越花苑(キュウエツカエン)(グレース・レジデンス)」
所在地:中華人民共和国江蘇省常州市天寧区
交通:常州地下鉄2号線「三角場駅」、「紫雲駅」より徒歩11分
総戸数:967戸
敷地面積:74,964㎡ (22,676坪)
総延床面積:164,920.80㎡ (49,888.54坪)
住戸総延床面積:159,378.06㎡ (48,211.86坪)
駐車場:1,631台
構造:鉄筋コンクリート造
販売価格:約400万元〜約800万元 /(日本円)約7,200万円〜約1億4,400万円
総事業費:約720億円
建物用途:分譲マンション:15棟(967戸)(地上25階建て8棟・22階建て1棟・13階建て2棟・12階建て1棟・11階建て3棟)
主な共用施設:多目的広場、フィットネス広場、ガーデンテラス・アスリートフィールド等
事業主:玖心(常州)房地産開発有限公司(所在地:中華人民共和国江蘇省常州市)、董事長 片岡 幸和
出資比率:大和ハウス工業株式会社 49.0%、大和房屋(常州)房地産開発有限公司 51.0%(大和ハウス工業100%出資子会社)
設計:上海聯創設計集団有限公司
施工:江蘇成章建設集団有限公司
一戸あたりの住居面積:149㎡(588戸)、171㎡(152戸)、199㎡(150戸)、229㎡(77戸)
着工:2021年10月1日
販売開始:2022年10月4日
竣工予定:2024年12月
引き渡し開始予定:2025年1月