第2回きっかけ創造ゼミ開催レポート:ベテラン現場社員から、ものづくりの精神を学ぶ
関わる人すべてのミライをひらくきっかけを創造する総合建設会社SAWAMURA(本社:滋賀県高島市)は、新入社員研修の一環として、自社のミッションの理解・自分事化を促し、これからのリーダーを育成する研修「きっかけ創造ゼミ」を行なっています。今回が2回目の開催となり、1年間で全6回を予定しています。
- オンライン化の時代、課題となる企業文化の継承
コロナ禍において、テレワークや時短勤務などの多様な働き方が多くの企業で認められるようになり、職場に集まる機会が減少しました。一方で課題となるのは、近年入社した社員への企業風土の継承・経営理念の浸透。これらは今まで会社に集まることで自然と醸成されてきたものですが、コロナ禍では「集まること」への意義・目的が失われつつあり、戦略的なコミュニケーション設計の必要性がより浮き彫りになっています。
- 自社のブランドを理解し、企業文化を継承し発展させる人財を育成する研修「きっかけ創造ゼミ」
SAWAMURAでは、企業ミッションの理解・自分事化を促し、これからの会社を創るリーダーを育成する研修「きっかけ創造ゼミ」を、1年目社員を対象に行なっています。
ミッションに基づく6つの行動指針の理解を深めるために、講義やワークショップを実施。文章だけでは実感を持てない、働き方やミッションに対する姿勢について、ベテラン社員の経験や思いを直接伝える機会となっています。
2022年度「きっかけ創造ゼミ」年間予定
- 第2回 きっかけ創造ゼミ テーマ「誇りへのきっかけ」
■概 要
日 時 2022年7月22日(金)14時~16時
場 所 SAWAMURA本社(滋賀県高島市勝野1108番地3)
内 容
(1)施工実績『HAARU』見学(施工担当からの解説付き)
(2)社内表彰式MVP受賞社員からプロジェクト管理に関する講義
■ベテラン現場社員から、高品質なものづくりを実現する力を学ぶ
日ごろの業務に関わる専門的な知識や技術の理解は必要ですが、そこに現場社員の「探求心」が生まれてこそ、その知識・技術が生かされます。
今回は、(1)実際の現場を見て細部へのこだわりを体感し、(2)高い水準のものづくりを支える徹底したプロジェクト管理の方法を学ぶ研修を行ないました。
現場社員からは、「与えられる教育制度の活用だけでなく、まずは自分から疑問を持ち、調べ、考える経験を積むことが大切」とメッセージが送られました。
■第2回「きっかけ創造ゼミ」へ参加した新入社員の学び
『講師の現場社員お二方とも、本当は人の何倍も目の前の課題に対して考えて、準備して、実行しているのに、それを「当たり前のことです」と言えるほど高い水準で仕事をされていて、気が引き締まりました。何事も特別なことをするのではなく、目の前の小さなものを見逃さず、コツコツと積み上げていく大切さに気付きました。』(インテリアコーディネーター職)
『研修前は、どこまでの「こだわり」が必要なのか、と疑問を持っていましたが、どこにも妥協しないことこそが「こだわり」なのだと気づきました。「1年目だから」を言い訳にせず、出来ることから妥協せず取り組むことが大切だと実感しました。』(営業設計職)
『実際に、こだわり抜かれた施工実例の「こだわり」を知り、妥協せず、「当たり前」のことに誇りを持つ大切さを知ることができました。自分自身も、「安全・信頼・高品質な空間」を生みだす施工管理に成長していきたいと思いました。』(施工管理職)
■ 会社概要
滋賀・京都・福井エリアを中心に、新築注文住宅・リノベーションからオフィス・店舗・工場・公共施設の建築・土木にいたるまで、ワンストップで課題を解決する1950年創業の総合建設会社です。
SAWAMURAマルシェをはじめ、地方における豊かな働き方や暮らし方を提案し、地域全体が活性化するきっかけづくりに取り組んでいます。
会社名 株式会社澤村
本 社 滋賀県高島市勝野1108番地3
創 業 1950年
代表者 澤村 幸一郎
資本金 50,000,000円(グループ全体)
従業員 130名(グループ全体)2022年5月時点
https://www.sawamura-shiga.co.jp/
<施工実績例>
<地方創生の取り組み>
■イノベーター×地域創生
「きっかけ創造大学」
学生たちと地方創生のきっかけを考えるオープンスクール
■家づくりからライフスタイルづくりに
旧本社をリノベーションした雑貨店 「HAARU Green Planning」 (https://haaru.jp/)
企業の価値観を伝えるアンテナショップ