大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林克満)は、過去最大級の居住満足度調査を行い、「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<中国版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2022<中国版>」として集計しました。
- 「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<中国版>」 主なポイント
住みここち1位は、3年連続で広島県安芸郡府中町。2位岡山県都窪郡早島町、3位広島県広島市南区。
○1位は3年連続で広島県安芸郡府中町
県内最小の面積ながら広島市のベッドタウンとして宅地化が進み、マツダをはじめ大手企業の工場などが集積しています。
○2位は昨年4位の岡山県都窪郡早島町
岡山市と倉敷市のベッドタウンとして宅地開発が進み、岡山県内最小面積の自治体です。近辺には複数の高速道路が通っており、高速道路へのアクセスが良いため、多数の物流拠点が立地しています。
•偏差値とは、評点の平均値が50になるように正規化し、評点の数値が平均値からどの程度隔たっているのかを示したものです。偏差値が同じ場合、小数点2位以下が異なります。
•「街の住みここちランキング2022<中国版>」は、中国エリアの居住者を対象に、2019年~2022年の回答者数50名以上の自治体をランキング対象として集計しています。
- 「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2022<中国版>」 主なポイント
住みたい街1位は、3年連続で広島県広島市。2位東京23区、3位福岡県福岡市。
○1位は3年連続で広島県広島市
今年は全国の自治体を対象とした集計方法に変更しましたが(昨年は中国エリアの自治体のみを対象として集計)、1位は変わらず広島県広島市です。2位は、東京23区、3位には福岡県福岡市が新たにランクインしています。
○今住んでいる街肯定派は73.5%
「住みたい街が特にない」53.7%、「今住んでいる街に住み続けたい」19.8%の合計が73.5%で、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となっています。
•「住みたい街(自治体)ランキング」は、中国エリア居住者による全国の自治体を対象とした2022年回答を集計しました。
•住みたい街ランキングでは行政区をまとめて一つの自治体として集計しています。
•昨年は中国エリアの自治体を対象に集計していたため、対象外だった自治体の昨年順位は「-」となっています。
- 総評
■住みここち(自治体)トップは、3年連続で広島県安芸郡府中町
1位は唯一偏差値70台という高い数値で、3年連続広島県安芸郡府中町です。同町は、四方を広島市の各区に囲まれており、県内最小の面積ながら広島市のベッドタウンとして宅地化が進んでいます。2位は、岡山市と倉敷市のベッドタウンとして宅地開発が進む岡山県内最小の自治体、岡山県都窪郡早島町(昨年4位)、3位は、広島県広島市南区(昨年2位)です。
■住みここち(自治体)トップ10のうち、8自治体が広島県
トップ10内のうち8自治体は広島県の市町で、そのうち5つは広島市の区です。トップ10内の顔ぶれにさほど変動はありませんが、10位には、瀬戸内海に面する臨海工業都市で、近隣の周南市や光市を含む周南地区における商圏の中心地である山口県下松市が、昨年13位から順位を上げてランクインしています。
■住みここち(自治体)トップ20では、岡山県の自治体が多数ランクイン
11位~20位では、昨年は回答者が50名未満だったため集計対象外だった岡山県浅口郡里庄町(15位)、岡山県勝田郡勝央町(18位)の2つの町が新たに加わり、岡山県から7自治体がランクインする結果となっています。
■住みたい街(自治体)トップは、3年連続で広島県広島市
今年は集計対象を中国エリアの自治体から全国の自治体に変更しましたが、結果は変わらず3年連続で広島県広島市が1位です。2位は東京23区、3位は福岡県福岡市が新たにランクインしています。昨年2位の岡山県岡山市は4位です。
- 街の住みここち(自治体)ランキング<自治体:TOP20、因子別:TOP5>
TOP20外の自治体 因子別順位トピックス
●「静かさ治安」の1位は、鳥取県西伯郡大山町、2位は、鳥取県八頭郡八頭町、3位は、岡山県小田郡矢掛町でした。
●「物価家賃」の1位は、岡山県小田郡矢掛町、2位は、鳥取県東伯郡琴浦町、3位は、山口県熊毛郡平生町でした。
●「自然観光」の1位は、山口県萩市、3位は、鳥取県西伯郡大山町でした。
•昨年順位が「-」の自治体は、2021年は回答者50名未満だったため昨年順位がありません。
•順位が「-」の因子は、偏差値が50未満のため表示していません。
- 調査概要
◇調査方法
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者
中国エリア(鳥取県・島根県・岡山県・広島県・山口県)居住の20歳以上の男女、2019年~2022年合計34,652名を対象に集計。
[男女比] 男性45.1%:女性54.9%
[未既婚] 未婚35.1%:既婚64.9% [子ども] なし 44.3%:あり 55.7%
[世代比] 20歳代15.4%、30歳代24.2%、40歳代25.3%、50歳代20.4%、60歳以上14.7%
◇調査期間
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:10,805名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:10,085名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査 (回答者数:9,340名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査 (回答者数:4,422名)
計34,652名
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析:大東建託賃貸未来研究所 宗 健(所長)、調査票配布回収 : 株式会社マクロミル
◇回答方法
住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価(大変満足:100点 満足:75点 どちらでもない:50点 不満:25点 大変不満:0点)」の平均値から作成。住みたい街ランキングは、入力された自治体名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成。
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•本調査の対象となった自治体には、詳細データを提供可能ですので、個別にお問い合わせください。
•学術研究目的の場合、本調査個票データについて提供できる可能性がありますので個別にお問い合わせください。
•「住みここちランキング」WEBサイトでは、「住みここち」と街づくりに関する学術論文や調査データの解説記事を掲載しています。詳細につきましては、WEBサイトをご覧ください。
▼詳細はこちら
https://www.eheya.net/sumicoco/
▼プレスリリースはこちら
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2022/sumicoco_chugoku2022.html