〜節電必須の夏!省エネリフォームを実施したいとの回答が5割弱〜
株式会社LIXIL住宅研究所では、全国(沖縄を除く)の一戸建てにお住まいの既婚の男女を対象に、住まいの省エネリフォームに関する調査を実施しましたのでご報告します。なお、調査対象者は、事前に当社で調査し、今年の夏、自宅での節電に取り組もうと思っている661名となります。
有効回答:661、調査時期: 2022年6月27日から6月30日です
■調査結果について
当社では、今年の夏、自宅での節電に取り組もうと思っている方を対象に省エネリフォームに関する調査を実施しました。その結果、住まいの省エネリフォームに補助金があることを知っている方は、約3割にとどまっており、認知度が低いことが判明しました。
今後、節電・節水対策のため、現在の住まいの省エネリフォームを実施したいとの回答が5割弱となり、実施してみたい省エネリフォームは、断熱性の高い窓の採用=48.8%、建物全体の断熱性能の向上=38.3%が上位となっています。実際に自宅の省エネリフォームを行う場合の費用は、100万円以下=38.7%、200万円程度=24.2%が上位となっています。自宅を省エネリフォームする場合の課題としては、費用感がわからない=54.3%、補助金などがどこまでもらえるのかわからない=47.9%、自宅の光熱費や水道代などがどこまで安くなるのかわからない=44.2%などとなっており、リフォーム費用と補助金、リフォーム実施後の具体的なコストやメリットをわかりやすくすることが、需要拡大に結びつくと思われます。
■調査結果の要約
● 住まいの省エネリフォームに補助金があることを知っている方=30.6% ▶️ 65.5%が知らないと回答
● 今後、節電・節水対策のため、現在のお住まいの省エネリフォームを実施したい=49.4%
▶️ ぜひ実施したい=13.5%、できれば実施したい=35.9%
●自宅で実施してみたい省エネリフォーム BEST5
※以下は、現在のお住まいの省エネリフォームを実施したい方が回答
● 実際に自宅の省エネリフォームを行う場合の費用
● 実際に自宅を省エネリフォームする場合の課題
■調査結果(詳細)
Q1.住まいの省エネリフォームに補助金があることを知っていますか? (SA)
Q2.今後、節電・節水対策のため、現在のお住まいの省エネリフォームを実施したいと思いますか?(SA)
Q3.自宅で実施してみたい省エネリフォームをいくつでもお選びください (MA) N=326
※Q2.で「ぜひ実施したいと思う」「できれば実施したいと思う」を選択した326人に質問
Q4.実際に自宅の省エネリフォームを行う場合、その費用はどの程度と考えていますか?(SA)
※Q2.で「ぜひ実施したいと思う」「できれば実施したいと思う」を選択した326人に質問
Q5.実際に自宅を省エネリフォームする場合、課題をいくつでもお選びください (MA) N=326
※Q2.で「ぜひ実施したいと思う」「できれば実施したいと思う」を選択した326人に質問
■調査概要
・有効回答:661
・調査対象:一戸建てにお住まいの20歳以上の男性・女性で、
今年の夏、自宅での節電に取り組もうと思っている方
性別
年代.
・調査時期:2022年6月27日から6月30日
・調査地域:全国(沖縄を除く)
・調査方法:WEB調査(調査委託会社:株式会社ジャストシステム)
■省エネリフォームのポイント
1)開口部(玄関・窓)の断熱性能の向上&高断熱材への交換
家の中で、最も熱の出入りが大きいのが「窓」と「玄関」といった開口部です。夏の冷房使用時には約7割、冬の暖房時には約6割の熱が開口部から逃げていってしまうというデータもあります。
この窓と玄関の断熱性能を向上することが住まい全体の断熱性能を高め、省エネ住宅を実現します。さらに、性能の高い断熱材への交換も省エネ性を高めます。
●内窓の取り付け
●玄関の取り替え
●断熱材の交換
2)家庭内のエネルギーを最適にコントロールして、効率的に使う住宅へリフォーム
自然のエネルギーを活用する「太陽光発電システム」で電気をつくり、発電した電力を蓄える「蓄電池」を設置するとともにHEMS(家庭用エネルギー管理システム)で電力を見える化することで、エネルギーを賢く使うことができます。地球環境にも家計にもやさしい暮らしが可能です。
◆省エネリフォームには様々な補助金があります。
・こどもみらい住宅支援事業(リフォーム)
https://kodomo-mirai.mlit.go.jp/
・【全国対象】既存住宅における断熱リフォーム支援事業
http://www.heco-hojo.jp/yR03/danref/index.html
・長期優良住宅化リフォーム推進事業
https://www.kenken.go.jp/chouki_r/index.html
・次世代省エネ建材の実証支援事業
https://sii.or.jp/meti_material04/overview.html
◆当社概要
・会社名 株式会社LIXIL住宅研究所
・代表者 代表取締役社長 加嶋 伸彦
・本社所在地 〒136-8535 東京都江東区大島2-1-1
・URL 【株式会社LIXIL住宅研究所】 https://www.lixil-jk.co.jp/
◆LIXIL住宅研究所 概要
住宅及びビル建材・設備機器の製造販売・住宅フランチャイズチェーンの運営など、総合的な住生活関連事業を展開するLIXILの一員です。住宅フランチャイズチェーン事業の運営を担う企業として、アイフルホーム、フィアスホーム、GLホームの3ブランドを展開し、国内最大級の住宅フランチャイズチェーン事業を展開しています。