月曜日, 12月 23, 2024
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3Dコミュニケーションプラットフォーム『ROOV』のスタイルポート、新市場への展開と提供価値領域の拡大に向け総額4.2億円の資金調達を実施

​3Dコミュニケーションプラットフォーム『ROOV(ルーブ) https://roov.jp/』の開発・提供を行う株式会社スタイルポート(本社:東京都渋谷区、代表取締役:間所 暁彦 以下、スタイルポート)は、日本郵政キャピタル株式会社、株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズ、Sony Innovation Fund、三菱UFJキャピタル株式会社、株式会社マーキュリアインベストメント、みずほキャピタル株式会社他を引き受け先とする第三者割当増資により、総額4.2億円の資金調達を完了したことをお知らせします。

■ROOVはVR内覧サービスから、あらゆる『空間の理解を必要とする購買活動』を支援する3Dコミュニケーションプラットフォームへ

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 2019年4月にクラウド型VR内覧システムとしてリリースされたROOVは、すでに分譲マンション事業者を中心に累積約70社、270プロジェクトで導入いただいています。多くのマンション販売現場の声を受け、画質や操作性の改善、新たなサービスの開発、機能の追加、MA(マーケティング・オートメーション)ツールとの連携などを恒常的に行ってきた結果、単なるVR内覧サービスから販売支援ソリューションへと進化してきました。
 さらに、新型コロナウイルスや環境問題などの社会状況の変化により、マンション業界においても、大量集客と対面接客を中心とする販売方法の見直し、環境・費用を考慮した新たなモデルルーム(デジタル技術を活用したコンパクト化や合同化など)の取り組みが進むなか、ROOVの導入は急速に拡大しています。
 直近当事業年度下半期(2021年4月~9月)の売上は、コロナ禍前の前事業年度上半期(2019年10月~2020年3月)の4.6倍と大きく増加しました。
 VR技術を活用した新築マンション販売ソリューションとしては業界トップとなったROOVですが、ROOVが支援すべき『空間の理解を必要とする購買活動』は新築マンションの販売以外にも数多く存在しています。
今回調達した資金により、ROOVの戸建・リフォーム市場への展開、そしてマーケティングや施工管理へ価値提供領域の拡大を加速させます。また、この成長を担う優秀なエンジニア、マーケター、アドミニストレーション人材を積極的に採用していきます。

【採用情報を公開しています】https://open.talentio.com/r/1/c/styleport.co.jp/homes/1950

■各投資家からのコメント

<新規引き受け先>

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日本郵政キャピタル株式会社 小野種紀様
スタイルポート社はテクノロジーの力を駆使し不動産業界の常識を変えることに真正面から取り組まれています。同社の提供するROOVは不動産販売現場の効率化に寄与するだけでなく、購入者にとってもより納得した購入に繋がるものであり、購入後の住生活の満足度向上にも寄与すると考えます。今回の資金調達を経て事業をさらに加速させ、不動産に関わる全ての人が幸せになれる世界にアップデートされることを期待しております。

 

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株式会社ゼンリンフューチャーパートナーズ 西條健太様
スタイルポート社の、不動産業界のイノベーションに挑戦する企業姿勢、不動産に関わるすべての人たちが幸せになれる未来を創ろうとする熱意に共感いたしました。また、スタイルポート社の優れたVR技術には、ゼンリングループが保有する地図情報とのシナジーの可能性を感じております。
より豊かな人びとの生活に貢献すべく、今後もゼンリングループはスタイルポート社の挑戦を支援して参ります。
 

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Sony Innovation Fund 土川元様
不動産販売支援ソリューションを具体的かつ有効に提供しているスタイルポート社は、今後さらに多面的な成長をされていくものと期待しています。
ソニーグループの事業や保有技術等との連携を通じ、スタイルポート社の挑戦を支援していきたいと考えています。

 

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三菱UFJキャピタル株式会社 里見浩太様
ROOVは不動産の販売手法や流通形態そのものに大きな変化をもたらすものであると考えます。
スタイルポート社の描く不動産業界の未来を想像するとワクワクし、強く共感を覚えた為、今般投資をさせて頂きました。
同社の今後の更なる成長に向けて、MUFGグループの力をフル活用し、担当者として全力で支援をさせて頂ければと思います。

<既存引き受け先>

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株式会社マーキュリアインベストメント 豊島俊弘様
スタイルポート社が掲げるビジョンや、着実に不動産販売の在り方を変えつつあるサービスの将来性について、引き続き高い可能性を感じており、今般ラウンドにおいて追加出資をさせて頂きました。
同社が描く将来を共に引き寄せるべく、マーキュリアインベストメントグループとの連携、及びマーキュリア・ビズテック投資事業有限責任組合の投資家である不動産会社との協業を通じて、同社の更なる成長に貢献して参りたいと思います。
 

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みずほキャピタル株式会社 藤井智史様
2018年の出資に続き、今回ラウンドで追加出資をさせて頂きました。
当時まだリリース前であったROOVが、現在は多くの不動産事業者さまに導入頂き、その先のお客さまにもご利用頂けていることを嬉しく思います。
外部環境の変化もあり、ROOVの導入件数は足許で大きく伸びています。
当社の有する技術やサービス設計力をベースに、今後は新築マンション領域に留まらず、幅広く不動産分野へサービス提供していかれることを期待しております。

■3Dコミュニケーションプラットフォーム『ROOV』とは
 ROOVは、3DCGを基軸としたクラウドタイプの新築不動産販売支援ソリューションです。
いつでもどこでも誰でもかんたんに、3DCGで未竣工物件をVR内覧できる『ROOV walk(ルーブ ウォーク)』と、商談時に使用する膨大な検討情報をクラウド上に集約、顧客に適切なタイミングでスマートに情報共有し、検討状況をログ解析する販売支援システム『ROOV compass(ルーブ コンパス)』を展開しています。

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 新築マンション購入検討において、インターネットによる情報収集がもっとも多いことから※1、スタイルポートではサービス構想当初から、「いつでも、どこでも、だれもが、簡単に」というユーザー体験を目指し、インターネットブラウザのみで3DCGの表示が可能な、独自エンジンを開発。2019年4月、顧客が手元のスマートフォンや家庭用PCで、アプリやソフトをダウンロードすることなく、自宅からワンクリックで、未竣工のマンション室内を自由に歩き回るような内覧体験を実現する、ROOVの提供を開始しました。
 不動産業界、中でも新築マンション販売では、物件建設予定地近くに建設されたマンションギャラリーに集客し、複数回の対面商談を行う方法が主流だったため、販売活動におけるデジタル活用は主に集客に限定されてきました。
 しかし2020年、コロナ禍の緊急事態宣言によりマンションギャラリーへの集客が制限されたことを契機に、デジタル技術を活用した接客手法の検討が加速※2。オンラインで顧客へ空間情報を共有し、説明を可能にするROOVの需要が急増しました。
 集客制限解除後も、感染予防対策や新常態、SDGsを意識し、新たな販売手法に取り組む企業は増加傾向にあり、ROOVはサービス提供当初のVR内覧サービスとしてだけではなく、販売支援ソリューションとして活用が進んでいます。

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サービスHP:https://roov.jp/
導入事例、導入実績企業・プロジェクト一覧:https://roov.jp/case/

※1 令和元年度発表 国土交通省「住宅市場動向調査」にて
※2 日経産業新聞 2020年8月27日「不動産、DX対応が必須に 非接触が加速、問われる本気度」
日経クロストレンド 2021年3月4日「「VR内覧」が前年比3倍超 新築マンションの販売革新進む」

<会社概要>
代表者:代表取締役 間所暁彦
所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-3-15 東京セントラル表参道322号(本社)
設立:2017年10月
事業内容:不動産マーケットにおけるITソリューションの開発および提供
URL:コーポレートサイト https://styleport.co.jp/

<沿革>
2017年10月 株式会社スタイルポート設立
2018年2月 シリーズAラウンドで2.5億円を資金調達
2018年10月 シリーズAフォローラウンドで4.1億円を資金調達
2019年4月 クラウド型VR内覧システム『ROOV』リリース
2019年12月 不動産業界向けマーケティングオートメーションシステム『KASIKA』とサービス連携
2020年2月 クラウド型マンション販売支援システム『ROOV compass』リリース
クラウド型VR内覧システム『ROOV』を『ROOV walk』にリネーム
2020年4月 シリーズBラウンドで3.7億円を資金調達
2020年5月 導入プロジェクト数100を突破
2020年7月 行動解析機能リニューアル
2020年10月 クラウド型VR内覧システム『ROOV walk』UIリニューアル
2021年3月 導入プロジェクト数200を突破
2021年9月 シリーズCラウンドで4.2億円を資金調達

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