火曜日, 3月 17, 2026
ホーム調査レポート「訳あり不動産」のイメージ1位は「事故物件」。老朽化・境界・相続トラブルなど、実は多様な"訳あり"の実態とは?

「訳あり不動産」のイメージ1位は「事故物件」。老朽化・境界・相続トラブルなど、実は多様な”訳あり”の実態とは?

株式会社NEXER・不動産の負債化意識に関する調査

■不動産の「負債化」、あなたは意識していますか?

「持ち家は資産」

そう信じて不動産を購入した方も多いのではないでしょうか。

しかし近年、相続した実家が売れない、活用もできないまま税金だけがかかり続ける、いわゆる「負動産」が社会問題として注目を集めています。

ということで今回は株式会社アドワン・ホームと共同で、事前調査で「自身、あるいは親族が不動産を所有している」と回答した全国の男女397名を対象に「不動産の負債化意識」についてのアンケートをおこないました。

※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。

・引用元が「株式会社NEXERと株式会社アドワン・ホームによる調査」である旨の記載

・株式会社アドワン・ホーム(https://adone-home.co.jp/)へのリンク設置

「不動産の負債化意識に関するアンケート」調査概要

調査手法:インターネットでのアンケート

調査期間:2026年2月17日 ~ 2月26日

調査対象者:事前調査で「自身、あるいは親族が不動産を所有している」と回答した全国の男女

有効回答:397サンプル

質問内容:

質問1:あなたや親族が所有する不動産が、将来的に「売れない・活用できない」状態になる不安はありますか?

質問2:その理由を教えてください。

質問3:「訳あり不動産」という言葉から連想するイメージは何ですか?(複数回答)

質問4:所有する不動産にトラブル(相続未整理、税金滞納、雨漏り等)が発生した場合、まずどこに相談しますか?

質問5:その理由を教えてください。

質問6:不動産の「負債化」や相続について、今のうちに知っておきたいことがあれば教えてください。

※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。

■30.7%が、所有不動産の将来に「不安がある」と回答

まず、自身や親族が所有する不動産が将来的に「売れない・活用できない」状態になる不安があるかどうかを聞いてみました。

その結果「ある」と回答した方が30.7%、「ない」と回答した方が69.3%でした。

約3割が将来の負債化に不安を感じている一方、約7割はまだ不安を感じていないようです。

それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

不安が「ある」方の理由

・地方においては不動産の需要に期待が持てないからです。(70代・男性)

・今の住宅地にそのような物件が多々あるから。(70代・女性)

・区画が狭くて値段がつかない気がする。(40代・男性)

・後継ぎがいない。(60代・男性)

・40年もたつと価値がなくなるから。(50代・女性)

不安が「ない」方の理由

・都市部の物件なので心配していない。(40代・男性)

・築40年を超えるマンションだが今でも人気があり購入希望者が後を絶たない。(70代・男性)

・治安の良い住宅地だから。(50代・女性)

・まだ考えていないから。(50代・男性)

・需要のある住宅街にあるから。(40代・男性)

不安が「ある」方の理由には、地方の過疎化や建物の老朽化、相続問題への懸念が目立ちます。一方、「ない」方は都市部の立地や現在の需要を根拠にしているケースが多く見られました。

ただし「まだ考えていない」といった、不安が「ない」のではなく「考えていない」だけという回答も少なくありませんでした。「今は大丈夫」という感覚と実際のリスクとの間にはギャップがあるのかもしれません。

■88.9%が「訳あり不動産」と聞いて「事故物件」を連想

続いて「訳あり不動産」という言葉から連想するイメージについて聞いてみました。

最も多かったのは「事故物件」で88.9%と圧倒的でした。次いで「老朽化が激しい」が32.7%、「近隣トラブルがある」が31.2%、「再建築不可・接道がない」が30.0%、「権利関係が複雑(共有名義など)」が29.7%と続きます。

「訳あり不動産」と聞くと、多くの人がまず事故物件を思い浮かべるようです。しかし実際には、老朽化や境界トラブル、再建築不可といった問題は、築年数の経過した物件であれば誰にでも起こりうるものです。

■36.3%が、不動産トラブル時にまず「不動産会社」に相談すると回答

続いて、所有する不動産にトラブルが発生した場合、まずどこに相談するかについても聞いてみました。

最も多かったのは「不動産会社」で36.3%でした。次いで「弁護士」が18.1%、「自治体(空き家相談窓口など)」が16.6%と続きます。

それぞれの回答理由について聞いてみたので、一部を紹介します。

「不動産会社」

・まずは不動産会社に相談するのが良いと思うから。(60代・男性)

・実務経験が豊富だから。(30代・男性)

・不動産会社の方が詳しいから。(50代・男性)

「弁護士」

・法律に則ったアドバイスをもらいたい。(50代・女性)

・法律のトラブルならまず弁護士かと思うので。(40代・男性)

「自治体(空き家相談窓口など)」

・中立的な立場の人に公平・公正なアドバイスを求めたいからです。(70代・男性)

・お金がかかるのは困りますから。(60代・男性)

不動産会社が1位になった理由は、実務経験やノウハウへの期待が大きいようです。弁護士や司法書士を選んだ方は法的な安心感を求めている傾向がありました。

また、自治体の空き家相談窓口が3番目に多かった点も注目です。費用面のハードルを感じている方にとって、無料で中立的な立場からアドバイスをもらえる窓口は有力な選択肢といえるでしょう。

■不動産の「負債化」や相続について、今のうちに知っておきたいこと

最後に、不動産の「負債化」や相続について、今のうちに知っておきたいことを聞いてみました。

不動産の「負債化」や相続について、今のうちに知っておきたいこと

・二束三文の土地でも相続税がかかるのか知りたいです。(50代・男性)

・突然所有者の親が亡くなったときに、まず何をすれば良いのか。(40代・女性)

・空き地、空き家の管理と税金対策です。(70代・男性)

・後継者がいない場合の相続について。(50代・女性)

・処分にどれくらいの費用がかかるか。(40代・男性)

・相続の際の評価額をわかりやすく知る方法について知っておきたいと思います。(70代・男性)

相続税の有無や手続きの流れ、空き家の管理コスト、処分費用など、具体的かつ切実な疑問が多く寄せられました。

相続の問題を「まだ先の話」と捉えている方がいる一方で、「全部知りたい」「何も知らないので不安」と切迫感を持っている方もおり、知識の差がそのまま対策の差につながりかねない問題だといえます。

■まとめ

今回の調査では、不動産を所有する方の約3割が将来の「負債化」に不安を感じていることがわかりました。「訳あり不動産」のイメージは事故物件に偏りがちですが、実際には老朽化・境界トラブル・再建築不可など、身近なところにリスクは潜んでいます。

トラブル時の相談先は不動産会社が最多でしたが、問題の性質に応じた適切な相談先を知っておくことも大切です。「今は大丈夫」と思っているうちから情報を集め、専門家に相談しておくことが最も有効な備えとなるのではないでしょうか。

<記事等でのご利用にあたって>

・引用元が「株式会社NEXERと株式会社アドワン・ホームによる調査」である旨の記載

・株式会社アドワン・ホーム(https://adone-home.co.jp/)へのリンク設置

【株式会社アドワン・ホームについて】

所在地:〒106-6116 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー16階

代表取締役:古田晋一

TEL:03-6772-3555(代表)

【株式会社NEXERについて】

本社:〒170-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F

代表取締役:宮田 裕也

URL:https://www.nexer.co.jp

事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作

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