金曜日, 3月 13, 2026
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天草の水産物の魅力を、地域の方々により身近に感じていただけるようにしたい

天草漁業協同組合(令和5年9月1日着任)宮﨑恵太

新たな地域おこし協力隊員、地域おこし協力隊インターン参加者を募集しています!

募集情報は天草市HPのほか、毎週火曜日13:30~放送の「みつばちラジオ(FM88.8MHz)」や天草市ふるさと住民登録者に対しても随時配信中です。

<地域おこし協力隊員>

(1)【3/13(金)申込〆】農林整備課所属1人

(2)【3/31(火)申込〆】(一社)デジタルアート天草所属1人

詳しくはコチラ➡https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00314056/index.html

<地域おこし協力隊インターン参加者>

(1)【随時募集】牛深ライフ遊学18人程度

詳しくはコチラ➡https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00313863/index.html

(2)【4/30(木)申込〆】インディーゲームインターン参加者5人

詳しくはコチラ➡https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00314088/index.html

(3)【4/30(木)申込〆】御所浦地域おこし協力隊インターン参加者4人程度

詳しくはコチラ➡https://www.city.amakusa.kumamoto.jp/kiji00314097/index.html

「天草おさかな祭り」での料理ブース出展(天草漁協・本渡地方卸売市場)

水産現場に近い立場を活かし、海の恵みを料理を通してより多くの方に味わっていただきたい

―まずは天草に来られた経緯を教えてください。

「東京でのシェフ経験を経て、長野の店舗立ち上げに関わっていた頃、義父が亡くなったことをもあり、将来のビジョンを改めて考える契機でした。そのタイミングで天草漁協配属の地域おこし協力隊の募集を知り、料理人としてのこれまでの経験を活かして貢献できること、天草の特産である水産関係の仕事に携わりたいという思いから応募に至りました。」

生産者に近い関係を活かして新しい挑戦ができる場として、天草を選んだ宮﨑さんですが、着任早々次々と独自のメニュー創りなどに取り組みます。

宮﨑さんのInstagram(@miyazaki_keeta)天草市の広報誌天草漁業協同組合HP内の「漁港レシピ」などを見ますと、これまで創作されたメニューが一覧できます。

漁港レシピ(天草漁業協同組合HP内)
イサキのフリット和風フレッシュトマトソース
コーベ(カワハギ)のタルタルとウバトサカ
とれたてマテ貝とそら豆の白ワインバター蒸し
アオリイカと大葉のジェノベーゼ 冷製カッペリーニ
ふわふわすりみの南蛮漬け 天草晩柑風味
海鮮つけちゃんぽん
さばの干物を使ったスパニッシュオムレツ
自家製ツナと高菜のガーリックソテー

どれも天草食材をテーマにした料理ですが、フリット、リゾット、テリーヌ、カルパッチョ…聞きなれないことばにドキドキします。写真でみる料理はどれも格別な装い、味わってみたいという衝動にかられます。

市政だより天草 令和7年10月号「天草の旬いただきます!」掲載
市政だより天草 令和8年1月号「天草の旬いただきます!」掲載

料理人目線による豊かな天草の水産物を使った商品開発やブランディング

―協力隊としての三つのミッションについて伺いました。

一つ目は、未利用魚を価値あるものとして活用した商品開発、すでにブランド化された海産物をさらに加工品として商品開発するなど天草が誇る海産物のブランド化推進に関する業務を行う。

二つ目、天草の食材を使った料理をSNSで発信、 天草の食文化をはじめ、産品や生産者の方々にもスポットを当てた掘り起こしを行い、海産物をメインにした料理や地方市場での水揚げ情報、藻場再生などの資源回復活動をSNS等で発信し「天草の豊かな食材」を世界にPRする。

三つ目として、世界重要文化遺産登録集落(﨑津集落)の活性化、 地域産品を活用したレシピ提供、地域住民を対象とした料理教室の開催など。

それぞれのミッションに取り組む中、地域の皆さんへの広報として、令和6年4月より、天草市のコミュニティFMみつばちラジオ(FM88.8MHz)の「ココカラCitrusタイム」に毎週出演されています。毎週木曜日12:00から、天草の旬の食材をテーマにお話が聞けますのでこちらもぜひお聞きください。

みつばちラジオ(FM88.8MHz)毎週木曜正午からの「ココカラCitrusタイム」出演の様子

天草で求められる新しい美味しさ

天草に住んで暮らして思うことのひとつとして、高級な食材は天草外に出荷され、地元で消費されにくい現状があり、地産地消にはなっておらず、もう少し地場の特産品が食べられる食文化になってほしい。豊富な海産物があるが、意外と魚をさばいたことがないという人も多く、地元の海産物を十分に堪能できていないのでは、と感じることがあるそうです。

そんな宮﨑さんは、魚を気軽に捌けるようになるお手伝いとして、地域活性化も含めお料理教室を開催してきました。魚さばきから始め、得意な洋風仕立て、南蛮漬けをアレンジしたバーガーなど工夫をこらしてきました。食育も念頭に入れた「親子でおさかな時間! つくる楽しさ 食べるうれしさ」料理教室なども開催しました。

また、イベント開催で地域を盛り上げています。

「天草お魚まつり」では天草の地魚(未利用魚/イスズミ)を使った大鍋で炊く魚介パエリアを100食分販売されました。

「天草おさかな祭り」をテレビでの告知出演
「おさかな祭り」の試食会の様子
道の駅 天草市イルカセンターで行った期間限定料理のイベント(生あおさと天草大王コンフィのスパゲッティ)
道の駅 天草市イルカセンターでのイベントの様子(みつばちラジオの生放送でも流れる調理実演)

地場食材を使用した飲食店を開業したい

協力隊期間も3年目に入り、任期後の目標はご自身のお店を開業したいと考えているそうです。料理人目線による天草の豊かな食材を利用し、古民家で6席くらいの客席数、ワンコースのみの宮﨑テイストを存分に味わってもらいたい。

ロケーションはこれからの選定になるが、仮に天草で出すなら西海岸に可能性を感じている。天草は他の土地にはない歴史的歩みがある。地場食材だけでなく風土や食文化、歴史などをテーマにストーリー性を重視した料理を創りたい。

「今までスポットを当てられていない食材や風土を料理に表現する」そんな構想に想いを巡らせている宮﨑恵太さんは感性の料理人という印象でした。まだ見ぬ新たな世界を模索する挑戦は今始まったところなのかもしれません。

 


取材・文/(一社)くまもと地域おこし協力隊ネットワーク 伊藤徳彦

※記載の内容は取材時(令和7年10月)のものです。

 
​天草市地域おこし協力隊

宮﨑 恵太(みやざき けいた)

出身:千葉県松戸市
着任:令和5年9月1日
雇用形態:企業派遣研修型(天草漁業協同組合)
活動ミッション:天草が誇る海産物のブランド化の推進に関する業務
メールアドレス: keeta7721@gmail.com
Facebook:https://www.facebook.com/sakanadarake.amks/
Instagram(@miyazaki_keeta):https://www.instagram.com/miyazaki_keeta/

Instagram(@miyazaki_keeta)
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