東南アジアにおける3Dプリント高級住宅市場の新たな可能性を切り拓く
V3D Asia 株式会社(本社:東京都千代田区、CEO:淺見 潤、以下「V3D Asia」)は、マレーシア・クアラルンプール近郊の高級住宅地「Country Heights Damansara」において、3Dプリンティング建設技術を活用した大型高級住宅の開発プロジェクトを着手いたします。
プロジェクト概要
本プロジェクトでは、Country Heights Damansaraの敷地内に、3Dプリンティング建設技術を活用した2棟の大型高級住宅をそれぞれの土地オーナーとの共同事業として開発を進めます。
【物件1】3階建て+地下1階

敷地面積
17,146 sqft(約1,593㎡)
延床面積(概算)
20,000 sqft(約1,858㎡)/ 3階建て+地下1階
【物件2】3階建て

敷地面積
10,850 sqft(約1,008㎡)
延床面積(概算)
15,000 sqft(約1,394㎡)/ 3階建て
開発の背景
Country Heights Damansaraは、クアラルンプール都市圏に位置するマレーシア有数の高級住宅エリア(平均的な住宅価格が一軒あたり日本円で6-10億円)です。
本プロジェクトは、V3D Asiaが現地開発子会社Nuvahによって先行して進めているマレーシア・チェラスでの3Dプリント・ゲーテッドコミュニティ開発に続く、新たな展開となります。
これまで弊社は東南アジアにて3Dプリンティング建設を低所得者向け住宅や公共施設にて展開することで、その実用性・効率性を実証してきました。
本プロジェクトではさらに一歩進み、超高級住宅市場での大型邸宅開発において3Dプリンティング応用を展開します。
3Dプリンター建築の特徴であるデザインの自由度と施工効率の両立により、曲線的なデザインや、複雑な造形構築を追加コスト・工期長期化無く可能にします。結果、既存工法に比べ、建築家やデザイナーの創造性をより大きく解放し、魅力的な住空間提供を可能としていきます。
本プロジェクトの特徴
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大型住宅建設
3Dプリンティング建築としては世界でも最大級となる1000平米超の大型住宅建築であること。 -
傾斜地でのプリント
ガントリー式であることの強みを活かし、傾斜地へのプリントをオンサイトで行うこと。 -
3階建
東南アジアでは初の3階建ての3Dプリンティング建築となること。 -
素材技術の融合
軽量コンクリート、強化再生プラスチックファイバー(カーボンナノ素材応用)、セラミック遮熱塗料など、V3D Asiaの素材化学チームの持つ技術を活用し、快適・高機能な住宅とすること。
開発地について:Country Heights Damansara
Country Heights Damansaraは、クアラルンプール市内中心部から北西方向へ約15km、車で約20〜30分の距離に位置する、丘の上に広がるマレーシア屈指の高級住宅エリアです。
クアラルンプールの高級住宅街として知られるTTDI(Taman Tun Dr. Ismail)やMont Kiaraに隣接しており、いずれも車で数分圏内に位置しています。
同エリアは、約200エーカー(約81万㎡)の広大な敷地に、501区画のみで構成される超低密度の邸宅エリアです。
豊かな緑と丘陵地形を生かした敷地内には、19エーカーの私有公園、クアラルンプール最大級の人工滝、ジョギングトレイルなどの施設が整備されており、都市機能へのアクセスを確保しつつ、自然に囲まれた閑静な邸宅街としての品格を維持しています。
マレーシアの富裕層不動産市場において長年にわたってその名が知られる、歴史あるプレミアムエリアであり、平均住宅価格は1軒あたり日本円で6〜10億円に達し、マレーシア国内外の超富裕層から継続的な需要を集めます。
設計パートナー – Formzero
本プロジェクトにあたり、マレーシア・クアラルンプールの建築設計事務所Formzeroとパートナーシップを締結いたしました。
Lee Cherng YihとCaleb Ongが率いる同事務所は、サステイナブルなデザインと都市環境における建築、自然の再接続を理念に掲げ、ユーザー体験を起点に、カスタマイズされた統合的な建築デザインを提供しています。
国内外の建築賞で高い評価を獲得しており、PAM Gold Award 2025、2024年度アジア建築デザイン賞(AADA)、「Borderless House」「Red Hill Gallery」などのプロジェクトによるBLT/AD-Cアワード複数受賞など、数々の主要賞を受賞。「Planter Box House」はPAM Gold Award、PAM Building of the Year 2020、FuturArc Green Leadership Award 2019を受賞しています。
<Formzeroのプロジェクト>


-Formzeroコメント
“Formzero sets out to collaborate with Nuvah of V3D Asia Group, on Malaysia’s first proposed 3D-printed villa projects, aiming to push the boundaries of architectural innovation. This forward-thinking initiative seeks to harness advanced 3D printing technology to transform construction practices and champion a more sustainable, future-ready built environment.”
(日本語訳)
「Formzeroは、V3D Asiaグループの子会社Nuvahとともに、マレーシア初となる3Dプリント邸宅プロジェクトへの参画を開始します。本プロジェクトは、建築イノベーションの可能性を限界まで押し広げることを目指すものです。この先進的な取り組みを通じて、3Dプリンティング技術を活用した建設慣行の革新と、より持続可能で未来に対応した建築環境の実現を推進してまいります。」
— Lee Cherng Yih & Caleb(Formzero)
今後の展望
V3D Asiaグループは、東南アジアを中心に3Dプリンティング建設技術の展開を加速しています。
これまでに発表しているインドネシア・バタム島での大規模住宅開発、マレーシア・チェラスでのゲーテッドコミュニティ開発に加え、本プロジェクトにより高級住宅セグメントへの参入を本格化いたします。
今後も「Tech for Good, Built for All」のビジョンのもと、3Dプリンティング技術による革新的な建設ソリューションとサステイナブルな素材技術を通じて、世界の住宅問題の解決と世界中の人々のQOL向上に貢献してまいります。
V3D Asia 株式会社について
会社名
V3D Asia 株式会社
設立
2022年6月7日
CEO
淺見 潤
所在地
東京都千代田区六番町7-11 ESCALIER六番町 1F
事業内容
3D建設プリンターの開発・提供、建設添加剤の開発、3Dプリント建設サービス
URL
【本件に関するお問い合わせ先】
V3D Asia 株式会社 E-mail: info@v3d.asia