ダイキン工業株式会社は、脱炭素社会の実現に向け、エアコンの環境影響や当社のカーボンニュートラルの取り組みをわかりやすく紹介するWEBコンテンツ「みんなで取り組む エアコンのカーボンニュートラル」を7月14日に当社WEBサイト上で公開しました。(URL:https://www.daikin.co.jp/corporate/carbon_neutral/)
住宅や学校・店舗・オフィスなど、建物に設置されているエアコンは、快適で健康的な生活に欠かせない社会インフラとなっています。また、暑い地域に住む人々の生活や経済活動を支えるなど、人類の発展においても大きな役割を果たしてきました。
その一方で、エアコンが使う電気は住宅やビルにおける夏のピーク時の消費電力の約5~6割※1を占めており、環境に与える影響も少なくありません。また住宅やビル以外の場所も含め、世界で使用されている全ての電力の約1割をエアコンが消費しているともいわれています※2。化石燃料を使用した発電により、エアコンを通じて多くのCO2が排出されていることになります。さらに、新興国の発展によって2050年までに世界のエアコンの台数は約3倍※3になり、そのために大量の電力がさらに必要になるとされています。
今回公開したWEBコンテンツ「みんなで取り組む エアコンのカーボンニュートラル」は、こうしたエアコンの環境影響やダイキンのカーボンニュートラルに向けた取り組みを説明しています。加えて、今日からご家庭等でできるエアコンの省エネ・節電方法のコンテンツについても紹介しています。
当社はグローバル170カ国以上で広く事業を展開するエアコンメーカーとして、これまでも省エネ等の環境技術を活かした製品・サービスの提供等を通じ、温室効果ガス排出の削減に取り組んできました。一方で、エアコンはお客さまのもとで使用されている間に多くのCO2を排出しています。このWEBコンテンツを通じ、ユーザーのみなさまにエアコンが環境に与える影響について理解を深めていただくとともに、省エネ・節電につながるエアコンの使い方を実践していただくことで、当社とお客さま一人ひとりが一緒にカーボンニュートラルに向けて取り組むきっかけになればと考えています。
※1 経済産業省 「夏季の節電メニュー(ご家庭の皆様/事業者の皆様)」(2015) より
※2 IEA・UNEP「Cooling Emissions and Policy Synthesis Report」を参考にダイキン試算
※3 国際エネルギー機関(IEA)「The Future of Cooling」(2018)より
WEBコンテンツ 「エアコンのことから考える みんなのカーボンニュートラル」 の概要
URL:https://www.daikin.co.jp/corporate/carbon_neutral/
公開日:2022年7月14日
内容:
カーボンニュートラルとエアコンが環境に与える影響
・カーボンニュートラルって何?
・エアコンが環境に与える影響は?
・エアコンが出すCO2を1本の木が吸収するのに何年必要?
ダイキンの責任とカーボンニュートラルに向けて取り組むこと
・世界の電力の約1割をエアコンが消費、その中にはダイキンのエアコンも
・2050年までに何を達成しようとしているの?
・ダイキンはカーボンニュートラルのために何をしているの?
みんなで取り組むカーボンニュートラル
・エアコンの使い方を工夫することで、みんなでカーボンニュートラルを
・今日からできる、エアコンの上手な使い方