月曜日, 12月 23, 2024
ホーム調査レポートフリエ住まい総研「自宅の省エネ意識」 に関する実態調査|今年は8割以上が自宅の省エネを意識、以前に比べ意識向上した方も過半数に

フリエ住まい総研「自宅の省エネ意識」 に関する実態調査|今年は8割以上が自宅の省エネを意識、以前に比べ意識向上した方も過半数に

具体策では「エアコンの温度」と「こまめな照明オフ」が上位

●サマリー
1) 今年の夏に「自宅の省エネを意識する方」の割合は83.5%で圧倒的な多数派。
2) 以前に比べ「省エネ意識が向上した方」は過半数の51.9%という結果で、意識にも変化が見られた。
3) 省エネ意識が向上した理由としては、1位「電気代の上昇」が87.9%で圧倒的な得票。続いて、近年トレンドでもある「環境に対する意識の高まり」が26.1%、「政府や自治体からの呼びかけ」が20.8%となった。「政府や自治体からの呼びかけ」の回答を全国の地域別に分けると「関東地方」のみ27.8%という高い水準が表れた。
4) 具体的な省エネ対策では1位「エアコンの温度」64.1%、2位「照明をこまめに消す」63.9%となり、エアコンの使用関連と電源オフで対応する回答が上位にランクインした。
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不動産直販サイト「FLIE(フリエ)」を運営している株式会社FLIE(本社:東京都渋谷区)は、住まいや暮らしに関する様々な“気になるコト”を調査する「フリエ住まい総研」を立ち上げ、Webマガジン「FLIE magazine」上に調査結果を公表しております。

今回は「自宅の省エネ意識」について、20代以上で日本国内にお住まいの方1,018名を対象にその実態を調査いたしました。
 

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2022年は気象庁の梅雨明け発表前にもかかわらず各所で猛暑日を記録するなど、早くも夏本番の暑さが到来しており自宅でも電力を多く使う時期になりました。近年では「SDGs」や「サステナビリティ」といった持続可能な未来に向けたワードが注目を集めており、今年は政府や自治体からの省エネ・節電取り組みへの呼びかけも実施されていることから省エネへの意識も変化していることが考えられます。

電力不足が叫ばれる今年の省エネに対する意識や取り組んでいる対策の内容など、省エネについてみなさんはどのように意識しているのでしょうか。一般の方々への調査を通してその実態をレポートいたします。
 

  • 調査結果内訳

まずは、今年の夏に向けた省エネ意識を調査しました。

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<Q1. 今年の夏は自宅の省エネを意識しますか?>

A. はい 83.5%
A. いいえ 16.5%

83.5%という大多数が「はい」と回答する圧倒的な結果となりました。「いいえ」はわずか16.5%に留まり、今年の夏は省エネの意識がとても高いことが伺えます。

続いて、以前に比べて省エネに対する意識がどのように変化したかのか「向上した」「変わらない」「低下した」という回答項目でお伺いしました。

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<Q2. 以前に比べ省エネ意識に変化はありましたか?>

A. 向上した 51.9%
A. 変わらない 46.9%
A. 低下した 1.3%

「変わらない」が46.9%と半数近くに到達したものの、過半数の51.9%が「向上した」と最多の回答率を獲得しました。この結果から、今年の省エネ意識の水準はとても高いだけでなく近年の意識の高まりが見て取れます。

続いて、Q2で「向上した」と答えた方に対して省エネ意識が上がった要因についてお伺いしました。調査結果をランキング形式で発表いたします。
 

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<Q3. 省エネ意識が上がった要因を教えてください。> ※複数回答可
1位 電気代の上昇 87.9%
2位 環境に対する意識の高まり 26.1%
3位 政府や自治体からの呼びかけ 20.8%
4位 省エネ家電の普及 11.9%
5位 省エネ住宅の普及 3.8%
6位 その他(フリーアンサー) 3.0%

圧倒的な得票率だったのは1位「電気代の上昇」で87.9%となりました。エネルギー価格の高騰による電力需要のひっ迫で電気料金が値上がりしており、家計を直撃していることが如実に分かる結果でした。
2位は「環境意識の高まり」26.1%となり、近年「SDGs」や「サステナブル」といったワードに関する取り組みが注目される中で、世の中のトレンドが影響したと考えられます。
3位は「政府や自治体からの呼びかけ」で20.8%。政府や全国の自治体で行っている節電への呼びかけについて、一定の効果が出ている様子が伺えました。

その他のフリーアンサーとしては以下のような回答がありました。

【その他(フリーアンサー)の回答例】

・東日本大震災がきっかけ、それ以降無駄遣いはしなくなった(40代男性)
・SDGsと聞くようになったから(40代女性)
・節約して貯金を増やすため(40代女性)
・ロシア、ウクライナ情勢の影響の為(40代男性)

3位の「政府や自治体からの呼びかけ」は全国平均で20.8%の得票率でしたが、その内訳を全国の地域別に分けて見てみると「関東地方」のみ27.8%という高い水準が表れており、関東での呼びかけが特に効果を奏しているようです。

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最後に、どのような省エネ対策に取り組んでいるか(取り組む予定か)という点についてお伺いしました。

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<Q4. どのような節電に取り組んでいますか?または取り組む予定ですか?> ※複数回答可
1位 エアコンの温度を工夫する 64.1%
2位 照明をこまめに消す 63.9%
3位 エアコンの使用を控える 42.4%
4位 家電の未使用時に元電源を切る 32.1%
5位 断熱/遮熱対策をする 13.6%
6位 冷蔵庫の温度設定を工夫する 13.3%
7位 省エネ家電を積極的に活用する 11.9%
8位 乾燥機の使用を控える 10.5%
9位 特になし 5.1%
10位 その他(フリーアンサー) 1.2%
まずは1位「エアコンの温度」64.1%、3位「エアコンの使用を控える」42.4%という結果から、やはり夏場に使用電力の割合が高いエアコンに関する回答が目立ちました。
また、2位「照明をこまめに消す」63.9%、4位「家電の元電源を切る」32.1%といった日常から電力のスイッチをオフにするという気軽に取り組める対策も高い得票となっており、主にこれら2つの傾向が見られました。

その他のフリーアンサーとしては以下のような回答がありました。

【その他(フリーアンサー)の回答例】

・電気代が安い時間帯に電気を使う(30代女性)
・洗濯の回数を減らす、入浴を控える(40代女性)
・朝夕の家電使用時以外ではブレイカーを切っておく(30代男性)
 

  • 調査概要

調査方法: インターネット自社調査
調査対象: 20代以上で日本国内にお住まいの方 1,018名
調査期間: 2022年6月14日~2022年6月18日
当記事およびイラストの著作権は株式会社FLIEに帰属しますが、以下の利用条件を満たす方はご自由にデータを活用いただけます。なお、データご活用の旨ご一報をいただけますと幸いです。
◆当社が出典元である旨として以下クレジット明記をお願いいたします
クレジット: 「フリエ住まい総研」
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◆   企業概要
会社名: 株式会社FLIE
代表取締役: 榎本 亮太
本社所在地: 東京都渋谷区渋谷2-2-2 青山ルカビル 6F
設立: 2019年11月
事業内容: 不動産情報マッチング事業

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