~守口市の玄関口にふさわしい賑わいと新たな都市拠点をデザイン~
東急不動産株式会社(所在地:東京都渋谷区 代表取締役社長:星野 浩明、以下、「当社」)は、2025年3月に設立された守口市駅北地区市街地再開発準備組合(所在地:大阪府守口市、理事長:平井 治、以下「準備組合」)との間で事業パートナーシップ協定(以下「本協定」)を締結し、守口市駅北地区市街地再開発事業の事業化検討を支援することをお知らせします。
これまで当社は、エリア価値の向上を目指して権利者や地域の方々と連携し、守口市駅周辺の課題解決に向けた勉強会やエリア活性化に向けた取り組みなどを行ってきました。今後も、環境およびDX、産業振興、エンタメ、エリアブランディング等の幅広い実績を活かし、守口市の玄関口にふさわしい多様な目的の人々が集う拠点をデザインしてまいります。
■守口市駅北地区の概要
京阪本線「守口市」駅より徒歩1分に位置する守口市駅北地区(以下、「本地区」という)は、守口市立地適正化計画において、「守口都市核周辺誘導促進区域」に位置付けられており、商業、教育文化、地域交流機能の誘導の他、緑やオープンスペース、憩いの空間の創出、回遊性の確保により日常の賑わい ・活力を生み出すとともに、土地の高度利用を促進し、魅力ある拠点の暮らし等が都市機能誘導の施策として掲げられております。2023年3月には、守口市駅北側エリアリノベーション戦略が策定され、新たな街並みの形成が求められております。

■準備組合設立の経緯・今後の方針等
本地区における空き店舗増加による賑わい不足や、細街路による防災上の課題の克服を目指し、権利者が主体となって、守口市駅周辺地区の変化に対応した賑わいづくり、守口市の玄関口にふさわしい都市基盤の整備について検討を重ねてまいりました。2025年3月には、本地区の課題解決に向けて市街地再開発事業を検討するため、準備組合が設立されました。
今後、準備組合の前身である守口市駅北地区まちづくり協議会(オブザーバー:守口市、事業パートナー:当社)にて作成した土地利用計画に基づき、守口市の玄関口にふさわしい再開発基本構想を作成する予定です。

■大阪府守口市における東急不動産のエリア活性化に向けた取り組み
当社は、準備組合の前身である守口市駅北地区まちづくり協議会の事業パートナーとして、地域の方々と連携しエリア活性化の取組みを推進してまいりました。これらの取り組みを通じて得た地域とのつながりや課題に対する地域住民の生の意見を活かし、準備組合との本協定に基づく事業化検討に取り組んでまいります。
(1)地域産品づくり「ウラモリ酒(純米吟醸 無濾過生原酒)Presented by 東急不動産」
当社は、守口市駅周辺地元飲食店が集まるウラモリ飲食組合(以下、ウラモリ)がエリア活性化を目指し地元の名産品となる「ウラモリ酒」づくりを応援しています。「地域が盛り上がるように」と、地元飲食店の方々と一緒になって丹精のこもった酒造りの過程から販売促進まで参加し、地域産品づくりによるエリア活性化に取り組んでいます。
※ウラモリ酒Instagram:https://www.instagram.com/uramorisyu/

(2)2025年大阪・関西万博の機運醸成を目的とした「守口公民連携博覧会〜守博feat.日本の食まつり」
当社は日本の食まつり実行委員会が主催する「守口公民連携博覧会(守博)」において、ウラモリと連携しキッチンカーによる守口焼きそばやウラモリ酒の販売・運営に2023年から協力しています。公民連携の取り組みや、地元事業者を中心とした多様な主体とのオープンイノベーションによる新たな価値創出に取り組んでいます。
※日本の食まつりホームページ:https://nippon-food-fes.com/

(3)ウォーカブルなまちづくりに向けた社会実験
当社は、守口市が取り組む道路・公共空間等を活用した回遊性の向上や、まちの魅力づくりを目指した社会実験「守口さんぽ」に地元飲食店の方々と協働参加しています。本取り組みは、文禄堤およびまちの魅力的な個店等の地域資源・魅力の可視化、エリア価値の向上を推進するものです。
※守口さんぽInstagram:https://www.instagram.com/moriguchi.sampo/
