<本調査に関して>
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田 貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うゼロリノベと合同で断熱リフォーム経験者の男女105名を対象に、「断熱リフォーム経験者を対象にした満足度」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査概要:「断熱リフォーム経験者を対象にした満足度」についてのアンケート調査
調査期間:2024年12月25日(水)〜2025年3月3日(月)
調査方法:インターネット調査(クラウドソーシングサービス)
調査人数:105人
調査対象:男性52人、女性53人
回答者に関して
まずは回答者の年代と男女の割合に関してご紹介します。

回答者の年代
20代:約16%
30代:約21%
40代:約30%
50代:約25%
60代以上:約8%

回答者の性別
男性:約50%
女性:約50%
断熱リフォームに関して
ここでは断熱リフォームのそもそものきっかけ、理由と内容について紹介します。

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1年前:約15%
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2〜3年前:約44%
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4〜5年前:約19%
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6〜7年前:約10%
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8〜9年前:約2%
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10年以上前:約10%
一番大きなボリュームゾーンが2〜3年前の約44%。また、直近5年間でリフォームをした人が約78%と大きな割合を占めていました。
断熱リフォームで解決したかった不満やストレス
断熱リフォームをしたいと考えたきっかけについて聞いてみました。
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断熱して夏は涼しく、冬は暖かくしたかった(男性 30代)
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真冬は氷点下になるので、節電のために部屋を断熱したかった(女性 30代)
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夏場になると、屋根裏の部屋や倉庫の温度が異常に高くなるため、それを解消したかった(男性 50代)
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窓のサッシがアルミ製で古いもので、夏は暑く冬は寒い昭和の家そのもの。窓枠だけでも遮熱性の高いものに変えたかった(女性 50代)
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夏場に熱がこもり過ぎて全然逃げないことが不快だったから(男性 30代)
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足元が寒く家で厚着していたから(女性 30代)
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部屋の気密性が低く外気温の影響を受けやすかったので、それを改善したかった(男性 60代以上)
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窓が大きく数もあり夏は冷房をつけっぱなしだった(女性 50代)
圧倒的に多かった要素は「夏は涼しく、冬は暖かくしたかった」でした。それに伴う理由として、「家に熱がこもる」「気密性が低い」「窓が大きい」などの意見が多く見られました。光熱費がかさむことがストレスとなっていた人も多いようです。
断熱リフォームの内容について
きっかけに次いで、具体的なリフォーム内容について聞いてみました。
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二重窓にした(女性 30代)
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ペアガラスにした(男性 40代)
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壁をふかして断熱材を入れた(女性 40代)
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屋根裏部屋があるので、外張り断熱を選択。断熱材はパイナルフォームを使用した(男性 50代)
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外壁を気泡コンクリートにして、サッシを二重にして、ロックウールとスタイロフォームを充填した(女性 40代)
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断熱材をグラスウールから発砲ウレタン吹付に変えた(女性 60代以上)
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屋根と床に断熱材を追加し、開け閉めに不具合があったリビングのアルミサッシを樹脂サッシに交換。冬の朝の寒さ対策として、寝室と脱衣所に内窓を設置(男性 40代)
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断熱材の追加、窓の二重サッシ化、断熱ドアの導入、隙間のシール処理をおこなった(男性 50代)
具体的なリフォーム内容としては、「二重窓(二重サッシ)にした」「断熱材を入れた」が圧倒的に多かったです。その他、ペアガラスや樹脂製サッシへの変更、断熱材の種類の変更なども多い印象でした。
断熱リフォームの満足度について
断熱リフォームの満足度とその理由について聞いてみました。実際にリフォームしてみてわかったことなどを紹介していきます。
リフォーム・リノベーション後の満足度は?

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満足:約49%
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どちらかというと満足:約49%
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どちらかというと不満:約2%
満足度に関しては、「満足」と「どちらかというと満足」が同等の結果でした。「満足」とはならなかった回答が約51%と全体の過半数いることがわかりました。では、続いて、満足度の理由について見ていきましょう。「満足」な人はどのような点に満足したのか、一方「不満」を持つ人はなぜ「満足」にならなかったのかを聞いてみました。
満足度の理由は?:満足
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夏は涼しく冬は暖かくなった(男性 30代)
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冬に暖房をつけることなく、こたつだけで過ごせた(女性 30代)
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特に冬は明らかに暖房の効率が良くなり、温かく過ごせるのと同時に光熱費も節約できて満足した(男性 50代)
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外気が入ってこなくて快適(男性 30代)
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明らかに機密性が高くなり冷房効率も暖房効率も上がった(男性 60代以上)
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夏に冷房を切っても部屋の温度が上がりにくくなり電気代が安くなった(女性 50代)
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家で過ごすことが楽しくなった(女性 30代)
満足度の理由は?:どちらかというと満足
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コストはかかったが住みやすくなった(女性 40代)
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以前は結露が多くてカビが生えていたが、今は断熱効果もありカビも減った(女性 40代)
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まだ寒いものの、カーテンをぶ厚くすればしのげるようになったから。ついでに二重窓で外の雑音もシャットアウトできて部屋が静かになった(女性 50代)
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床の断熱効果はあったが、二階では大きな体感は感じられなかった(女性 40代)
満足度の理由は?:どちらかというと不満
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もっとお金をかけてよいものにすればよかった(男性 40代)
満足な点としては、「断熱リフォームにより冷暖房の効率が上がった」というコメントが多く見られました。また、「結露によるカビの発生が少なくなった」「静かになった」などの点を挙げる人もいました。満足にならなかった理由としては、費用の問題やリフォームによる不具合に関するコメントが見られました。
断熱リフォームの際に補助金は使った?
最後に、補助金を利用して断熱リフォーム・リノベーションを行ったかどうかについて、紹介します。

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行っていない(補助金を使っていない):約73%
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行った(補助金を使った)約27%
補助金を利用して断熱リフォームを行った人は約27%、補助金を利用して断熱リフォームを行っていない人は約73%という結果になりました。
まとめ
今回は断熱リフォームに関して、そのきっかけと工事内容、満足度を紹介しました。リフォームのきっかけとしては、「夏は涼しく、冬は暖かく」という快適性を求める理由が多い結果となりました。具体的なリフォームは、二重窓(二重サッシ)の採用や断熱材を入れた人が多かったです。満足度としては、概ね満足している人が多く、快適性の向上や光熱費の削減を挙げたコメントが多く見られました。
とくに築年数が経過している物件では、断熱材を使用していない物件も見られます。断熱リフォームは、断熱性の向上はもとより、光熱費の削減、静音性の向上といったメリットもあります。リフォーム内容によっては補助金を活用できる可能性もありますので、検討してみてはいかがでしょうか。