金曜日, 1月 10, 2025
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新ブランドアイデンティティー ローンチイベント開催 『四国の未来をデザインする』をミッションに新たなスタートへ

ラッフルズホームでは、12月17日に新ブランドアイデンティティ発表会を行いました。

2024年12月17日、徳島県徳島市に本社を置き、新築住宅・リフォーム・不動産などを主軸とした住生活事業を展開するラッフルズホーム株式会社(代表:金原 建雄)は、イオンシネマ徳島にて新ブランドのローンチイベントを開催いたしました。この特別な機会には、私たちを支えてくれたパートナー企業の皆様もお招きし、70周年の節目としてブランドのリニューアルを発表しました。新たなミッションに『四国の未来をデザインする』を掲げ、ラッフルズホームは、70年にわたる経験と実績を礎に、徳島で暮らす人々の生活をより豊かにするため、期待を超える取り組みを継続していくことを約束しました。

新ブランドミッションは『四国の未来をデザインする』

私たちラッフルズホームでは、新たなブランドミッションとして『四国の未来をデザインする』を掲げました。私たちは、徳島だけでなく四国全体を見つめ、まだ誰も見たことのない幸せをデザインする存在でありたいと願っています。そのために、地域の皆さまと共に、心がつながる瞬間や信頼の絆を育みながら、一歩ずつ未来を築いていきます。

 

ラッフルズホームが紡ぐ「つながり」は、やがて四国全体に広がり、豊かな暮らしと明るい未来へとつながっていくことでしょう。私たちはその可能性を信じ、これからも、四国と共に成長し、共に笑い合える未来をデザインしていきます。

健康住宅が未来を変える ― 新たな建築の可能性

イベントの後半では、高性能住宅、特に断熱の分野で著名な近畿大学副学長 建築学部教授の岩前 篤教授をスペシャルゲストとしてお招きし、『四国の未来をデザインする』をテーマに金原代表とのトークセッションを行いました。

セッションの冒頭では、岩前先生から「住宅と健康」の近年の動向についてお話がありました。

 

岩前先生は「健康」というキーワードに注目。健康を年配の方だけの話とするのではなく、若い世代や働き盛りの人たちにとっても大切なテーマだと述べました。元気に働けるためには、健康な暮らしが不可欠。健康な住環境が、それを支える鍵になります。

四国は温暖な地域だから断熱はそれほど必要ない、という話を耳にすることもあります。

しかし、どの地域でも冬は寒いものです。「温暖地」という言葉に惑わされることなく、快適で健康的な暮らしを目指すべきだと考えます。

特に、断熱性能を高めることが健康と医療費削減につながることを、具体的なデータを交えながら解説。その効果は年間8万円もの医療費削減にもなると語り、「健康住宅が地域や社会全体に良い影響をもたらす」と強調しました。

講演の終盤では、「快適」と「健康」の違いにも言及。日本の住宅産業はこれまで快適さを重視してきましたが、これからは「健康な家」が求められ、地域密着型の住宅会社が地元の医療機関と連携して、新たな価値を生み出すことの可能性を述べました。

四国の未来をデザインする—健康と住まいの未来像

トークセッションでは、健康と住宅の未来について熱い議論を交わしました。

 

金原社長は、人口減少と資材高騰の影響を受けて新築市場が縮小している現状に触れながら、「新築だけでなくリノベーションや住宅のメンテナンス事業にも力を入れるべきだ」との見解を示し、地元徳島を基盤にした活動を深め、瀬戸内海地域への拡大を視野に入れるビジョンとともに地方密着型の戦略を強調されました。

 

岩前先生は、健康住宅を普及させるための知識とトレーニングの重要性を指摘。新築だけでなく、リノベーションでも「健康な空間」を作ることは可能であり、小さな取り組みから始めることで、大きな変革を生み出せると述べました。さらに、健康住宅が医療費削減や快適な生活環境の提供に寄与する具体例を挙げ、参加者にその可能性を強く訴えかけました。

 

金原社長は、性能の高さだけでなく、「住む人がどう感じるか」を大切にした家づくりを重視していると述べました。また、「空き家を生み出さない家づくり」をテーマに、設計や間取りを未来を見据えて考えることの必要性を訴えました。「何を建てるかではなく、何を遺すのか」が家づくりの基本であるとし、建築物の長期的価値を考慮した取り組みが求められるとしました。

地域創生と持続可能な住まいのビジョン

セッション後半では、空き家問題や人口減少を逆手に取り、地域を魅力的にする方法について意見が交わされました。岩前先生は、地域独自の取り組みや新しい価値の創出が人口流出を食い止める鍵であると述べ、北欧やコペンハーゲンの成功例を参考にした街づくりの必要性を訴えました。

 

金原社長は、「田舎の魅力を活かすことが大切」とし、自然や昭和の風景を活用した新しい観光資源や居住モデルの可能性を提案。

また、定期借地権を活用した町の再生にも言及し、土地所有者が土地を売らずに貸し出す仕組みを活用することで、地域資源を守りつつ新しい町並みを形成する取り組みが紹介されました。

四国の未来に向けたポジティブなビジョン

セッションの最後には、人口減少が避けられない現状を受け入れつつ、より良い未来を描く重要性について話されました。岩前先生は、「人口が減少しても幸せに生きるためのビジョンを持つべき」と述べ、地域や都市の規模に応じた新しいモデルを作るべきだと述べられました。

 

金原社長は、クロアチアのドブロヴニクを例に挙げ、「町の美しさや文化が人々を引きつける力になる」とし、四国もその魅力を磨いていく必要性を語りました。「何を遺し、何を未来に繋げるのか」を突き詰めて考える重要性を強く訴えかけました。

新ブランドアイデンティティ

ローンチイベントでは、社員16名、パートナー企業様67名の合計約83名が参加し、掲げられたMISSIONのもと、志を新たに、新たなステージへの一歩を踏み出しました。

 

私たちは、変化を恐れず、常に進化し続ける企業でありたいと考えています。

 

「四国の未来をデザインする」というミッションの実現に向け、業界をリードする存在として成長を続けます。美しいデザインと高い住宅性能を兼ね備え、人々が豊かで健康的な一生を過ごせる住まいを提案してまいります。

■会社概要

会社名   :ラッフルズホーム株式会社

代表取締役:金原 建雄(かねはら たつお)         

H P   :https://www.raffles-home.jp/

事業内容  :建設/建設設計/リフォーム/不動産/古民家再生/家具雑貨販売

 

本社

〒770-0871 徳島県徳島市金沢1丁目2-77

TEL:088-677-9900

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